3.3インチ液晶搭載で従来機よりも小型化を図る
【情報更新】ソニエリ、Xperia rayの日本投入を正式発表 − 国内向けXperiaでは初のテザリング対応
■「日本市場を強く意識した自信作」 − 発表会詳報
本日行われた製品発表会には、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ(株)代表取締役社長の仲井一雄氏らが出席。
「コミュニケーションをもっと面白くしていこうというコーポレートとしての考え方を具現化したような商品だ」とXperiaシリーズについて述べる仲井氏は、新製品について「デザインも特徴だが機能にもまったく妥協せず、まさに『手のひらに、プレミアムを。』という商品だ」とコメント。「デザインにも機能にも妥協したくない女性に使っていただけるものになっている」と語る。
また、製品説明を担当した同社常務取締役の高垣浩一氏は「グローバルモデルとして展開するが、実際には日本のメンバーが中心になり、日本の市場を意識して商品化された自信作」だとコメント。「arcとacroも非常に好評だが実際の購入者層を見てみると6対4で男性が多い。そこで、デザインや使い勝手にこだわる女性をターゲットにしてXperia rayを開発した」と説明する。
(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ プロダクト部第二商品企画担当部長の山口文久氏は、「Xperiaを発売して以降、直近では50%強を販売しており、順調にスマートフォン市場が伸びている」と、市場について説明。その一方で「購入者層を見てみると60%が男性という調査結果が出た。女性に楽しんでもらえる商品を作っていきたいということで今回、ソニー・エリクソンさんと一緒に商品企画を進めた」と開発の背景を説明する。
そして「ソニー・エリクソンさんには、初代Xperiaでスマホの市場の扉を開けてもらった。今回のXperia rayで若い女性の新たな市場の扉を開けていきたい」と言葉を続けた。
■ファッションイベント「神戸コレクション」とのコラボ展開も
女性ユーザーを強く意識した製品ということもあり、プロモーション展開ではファッションイベント「神戸コレクション」とコラボレーション。「Xperia Collection powerd by KOBE Collection背面カバープレゼントキャンペーン」を実施する。
同キャンペーンでは、製品購入の上での応募者から抽選で1,500名に神戸コレクション出展25ブランドによるオリジナルデザインの背面カバーをプレゼントするというもの。特設サイトを開設して詳細を告知している。
また、同イベントの会場にもブースを設けたり、ステージ上で背面カバーを紹介したりといった演出も実施。本日の発表会には神戸コレクションに出演するモデル陣もかけつけ、ファッションショーさながらにXperia rayおよび背面カバーの魅力を紹介するという一幕も見られた。