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有機ELファインダーの特徴などをアピール

ソニー幹部がカメラ市場動向や新製品の魅力を解説 − 北川景子さんと浅野忠信さんも登場

公開日 2011/08/24 20:39 ファイル・ウェブ編集部
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Eマウント機の説明においては「既存の一眼レフ市場はプロ機、中級機、エントリー機といったクラス分けが明確になされている。一方、ミラーレス市場はこれとは異なりニーズが多様化している。Eマウントシステムを拡充するにあたり、お客様それぞれのご要望に応えられるものを提供したいと考えてきた」とコメント。エントリー層から上級者まで幅広いニーズに応えられるラインナップを揃えことを説明する。

また「NEX-VG20」については「NEX-VG10のときに様々な方から頂いた多くの声を反映し、仕様をさらに研ぎ澄ましたもの」だと紹介。「我々のDNAである音にもこだわった」と、5.1chマイクを内蔵していることなどもアピールした。

そして「ハンディカムも含めて大型イメージャーと交換レンズ群の新たな可能性を追求していく」と、今後もさらなる商品開発を続けていくと語った。

続いては、ソニーマーケティング(株)取締役執行役員常務の鈴木功二氏が登壇し、国内マーケティング戦略を説明。

鈴木功二氏

鈴木氏は、コンパクトカメラ・ビデオカメラ・デジタル一眼カメラを合計した店頭販売金額ベースでのシェアにおいて「NEX-5/3を発売した2010年6月にナンバーワンを獲得した」とコメント。「その後もα55を始めとした商品群が高い評価を頂き、2011年春モデルへの切り替え時期となった1月から3月期を除いてナンバーワンシェアを続けている」と、同社製品が市場からも好感されていることを説明した。

NEX-5/3の投入によりナンバーワンシェアを獲得

そして前年比推移のグラフも紹介。「震災の影響による商品供給不足や市場の冷え込みにより、直近では前年を下回る実績が続いていた。しかし秋から年末のカメラ市場の最需要期に向けて市場が回復すると見ており、ソニーは今回の商品を始めとする魅力的な商品提案を続けることにより、市場の回復を牽引していきたい」とした。

震災の影響で市場は落ち込んだが年末に向けて回復すると予想

また、デジタル一眼カメラの市場構成についても言及し、従来の一眼機と小型一眼機の市場予測を紹介。「2011年の小型一眼市場は前年比140%、60万台規模になると想定している」とコメントし、「今回の製品で小型一眼市場をさらに拡大させていきたい」と意気込みを語った。

小型一眼の市場はさらに拡大すると予測

そしてAマウント、Eマウントを総合してのα全体のラインアップについて説明。「Aマウントカメラでは既存一眼市場のさらなる活性化、Eマントでは小型一眼の市場創造を図っていく」としたほか、「Eマウントでは、重さや大きさが障壁となって中級機に進んでいなかった既存一眼ユーザーからの乗り換えも狙える」とも語った。

ラインナップ全体でカメラ市場とシェア獲得を狙う

■北川景子さんと浅野忠信さんも製品をアピール

鈴木氏は、製品プロモーションにおいて北川景子さんと浅野忠信さんを引き続き起用することも紹介。発表会には両者も駆け付け、製品を試してみての感想などを述べた。

北川景子さんと浅野忠信さんも駆け付けた

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