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■“ARROWS Z”「ISW11F」
富士通東芝モバイルコミュニケーションズ製の“ARROWS Z”「ISW11F」は防水対応で様々な機能を搭載したAndroidスマートフォン。Android OSは2.3.5。11月下旬以降に発売される。
WiMAXに対応し、下り最大40Mbps、上り最大10Mbpsの通信が行える。テザリングにも対応し、最大8台まで接続できる。プロセッサーはTI製のデュアルコア「OMAP 4」で、クロック周波数は1.2GHz。バッテリー容量は1,460mAh。RAMは1GB、ROMは8GB。
ディスプレイは4.3インチで、1,280×720ドットという高解像度を実現した。ディスプレイの供給メーカーは東芝モバイルディスプレイ。表示色数も1,677万色を実現した。解像度と色数を高めたことにより、YouTubeやビデオカメラで撮影した動画など、720pのコンテンツをスケーリングなしに美しく表示することができる。
また高画質化機能も充実し、黒つぶれや白飛びを抑える「モバイル質感リアライザー」や超解像技術を搭載。さらに輝度やコントラスト、輪郭強調を自動調整する機能やノイズリダクション機能なども備えている。
ネットワーク機能ではDLNA連携機能を搭載し、DTCP-IPに対応したことが大きな特徴。これによりDLNAサーバー機能を備えたレコーダーに接続し、デジタル放送を本機で視聴することも可能となる。DLNAプレーヤーアプリは「DiXiM Player」で、DLNAサーバーアプリ「DiXiM Server」も備えている。動作検証は東芝製レコーダーで行っており、そのほかの対応機器はFMWORLDに掲載される予定。
なお「DRモードで録画した番組や、高ビットレートのAVC録画番組の再生は滑らかに行えない場合もある」(同社説明員)という。
さらに本機はHDMIマイクロ端子も備え、静止画や動画をテレビにHDMIで出力出来る。
カメラは有効1,310万画素の裏面照射CMOS「Exmor R for mobile」を搭載。最大ISO 25600相当の高感度撮影が行える。
また画像処理エンジンには富士通製の「Milbeaut Mobile」(ミルビュー・モバイル)を搭載した。フィルター機能「アートカメラ」や自動シーン認識機能、HDR機能、ベストショットセレクト機能、マイコレクション機能など、多彩なカメラ機能を備えている。さらに動画ではフルHD(1,920×1,080)撮影に対応した。
防水性能も備え、IPX 5/IPX8等級に対応。国内メーカーモデルらしく、@ezweb.ne.jpのEメールやau one Market、デコレーションメール、緊急地震速報、Skype(ビデオ通信対応)、GLOBAL PASSPORTなどはもちろん、ワンセグ/おサイフケータイ/赤外線通信などの国内独自機能も備えている。そのほかFMトランスミッター機能も内蔵している。
カラーはファインホワイト/ストリームブルー/ライブピンク/ネオブラックの4色展開。外形寸法は約64W×128H×10.0Dmm(暫定)、質量は約134g(暫定)。