【情報追加】東芝、「タイムシフトマシン録画」対応の“レグザサーバー”を発売 − ネットワーク連携機能も充実

■通常録画もフルHD長時間録画が可能

M190/M180ともに、通常録画用の内蔵HDDにもAVCトランスコーダーによる長時間録画が行える。予約録画件数は64件まで入れられる。

録画用の地上デジタル・BS・CS110度デジタルチューナーは2基ずつ搭載しており、デジタル放送の2番組同時、長時間録画に対応した。なお先述の通り「地デジ見ながらW録」にも対応している。なお、通常録画用HDDへの長時間録画の画質設定については「現在仕様を最終確定中」（展示説明員）であるという。

また、DRモード録画、長時間録画時も含めて、同時録画している2つの番組に対して、自動でチャプター分割を行う「Wマジックチャプター」が利用できる。なお、タイムシフトマシン録画側ではオートチャプター機能は利用できない。

通常録画用HDDにDRモードで録画した番組をAVCへレート変換ダビングすることもできる。なお、通常録画用HDDに記録したコンテンツの編集機能については簡易な機能の搭載にとどめており、フレーム単位の編集、プレイリスト編集やタイトル結合などの細かな編集を行うことはできない。また、“レグザサーバー”では標準画質でのVR録画には対応していない。


■外付USB-HDDは最大4台まで同時接続可能

“レグザサーバー”両機種ともに、録画用外付USB-HDDの増設に対応した。本体には2系統のUSB端子を設けており、背面の録画用USB端子に接続したHDDへ録画が行える。USBハブを使えば最大4台までのHDDが同時接続できる。使用可能なUSB-HDDの最大容量は、1台あたり2TBまで。4台つなげば最大8TBのストレージが増設できる。なお、USB端子にHDDを直付けした場合はバスパワー給電ができるが、USBハブ経由でUSB-HDDを接続する際には、USBハブにはACアダプターで電源を供給する必用がある。

録画可能なタイトル数は内蔵/外付HDDともに3,000件、BD-R/REは200件、DVD-R/RWへのAVCRECは200件。

外付USB-HDDは最大で8台の登録が行えるので、家族別、ジャンル別にHDDを分けてアーカイブすることもできる。

M190/M180はUSB-HDDへの2番組同時録画にも対応した。またUSB-HDDに録画した番組は、内蔵HDDを経由せずに直接BD/DVDへダビングできる。ただし、テレビ番組をBD/DVDに直接録画することはできない。

なお、“REGZA”のテレビ側で録画した番組を“レグザサーバー”にネットワーク経由でダビングして、ディスク化も行える「レグザリンク・ダビング」にも対応している。対応機どうしであればHDMIイーサネットチャンネル（HEC）機能によるダビングも可能だ。

なお、本体搭載のUSB端子にデジタルビデオカメラをつないで、AVCHD動画の取り込みを行うことはできない。


■電源ボタンを押して“約1秒”の「瞬速起動」を実現

メニュー画面にはグラフィカルなインターフェースを採用した「レグザメニュー」も搭載する。テレビの映像を表示しながら「レグザメニュー」アイコンが透過表示できる。またEPGも、リモコンの「番組表」ボタンを押したあとの高速表示や、高速な画面描画を実現した。

IPTV機能では、YouTube/Yahoo! JAPAN/アクトビラ ビデオ・フル/ひかりTV/TSUTAYA TV/T'sTVのサービスに対応する。

本体はリモコンの電源ボタンを押してから約1秒で起動できる“瞬速起動”を実現。設定メニューから「瞬速起動モード」をオンにしておけば、1日6時間まで時間帯を選んで瞬速起動モードで待機しておくことができる。例えばレコーダーをよく使う時間帯に設定しておけば、その他の時間は「通常待機モード」や「省エネ待機モード」にレコーダーが自動で切り替えてくれるので、使用時の消費電力を節約することができる。

本体フロントパネル、天面パネルにはダークグレーのヘアライン処理げを施したアルミ材を仕様している。フロントパネルの中央にREGZAのブランドロゴを配置したスタイリッシュなデザインに仕上げられている。

【問い合わせ先】
東芝DVDインフォメーションセンター
TEL/0120-96-3755