Wi-Fi対応アプリのデモも
<CES>JVC、Wi-Fi対応の新“Everio"や4Kビデオカメラなどを出展
JVCケンウッドの「ホーム&モバイルエンターテインメント」ブースでは、主にビデオカメラ、プロジェクター、ヘッドホン、各種デモンストレーションなどの展示を行っていた。
ブースはコンシューマー、プロシューマー向けの製品の展示、プロジェクター、サラウンドシステム、Wi-Fi対応アプリケーションなど視聴/実演コーナーに分かれている。新製品だけでなく、各視聴/実演コーナーで行われているデモにも注目していきたい。
■ビデオカメラ“Everio”新製品が多数登場
ビデオカメラでは、“Everio”新製品が所狭しと並んでいる。今回、米国向けに発表されたEverioの新製品は、全部で10モデル。その中で日本国内で発売されているもの、今後発売を予定しているものは5モデルとなる。ここでは、日本国内で発売が予定されている製品を中心にレポートしていきたい。
Everioシリーズの中でハイエンドモデルに位置するのが「GZ-GX1」だ。米国での価格は899.95ドル。F1.2と明るく、29.5mmの広角撮影が可能なJVC HD GTレンズと、イメージセンサーに1/2.3 10M 裏面照射型CMOSを採用したモデルだ。光学式手ブレ補正を採用している。
ディスプレイ部には3.5インチのフレームレスタッチパネル液晶を採用。米国モデルはWi-Fiに対応しているが、日本国内で発売予定のものはWi-FI未対応になる可能性があるとのこと。
ミドルクラス内で上位のモデルとなるのが「GZ-VX700」。米国での価格は$499.95。イメージセンサーに1/4.1インチ、3.3メガピクセルの裏面照射型CMOSを搭載、レンズにはF1.2/32.8mmワイドのJVC HD LENSを採用。こちらもWi-Fi対応モデル。日本国内でもWi-Fi対応モデルの発売を予定している。
同ミドルクラスにあたる「GZ-V500」は、基本的なスペックはGZ-VX700と同じで、Wi-Fiを省略した。現在日本国内で発表されているGZ-V570/V590が同等モデルにあたる。
エントリーモデルには「GZ-EX210」「GZ-E200」がラインナップ。価格はGZ-E210が329.95ドル、GZ-E200が279.95ドル。GZ-EX210のみWi-Fiに対応している。日本国内では、GZ-E210のWi-Fi対応モデルを発売予定とする。
GZ-E200はGZ-E265/E225/E220と同等のスペックとなるが、イメージセンサー部分が異なる。米国ではイメージセンサーに1/5.8インチ、1.5メガピクセルの裏面照射型CMOS、レンズにF1.8のコニカミノルタHDレンズを採用している。光学ズーム40倍を搭載し、手ブレ補正インテリジェントオートにも対応している。
■プロシューマー向けの4Kビデオカメラが登場
プロシューマー向けの新製品として話題を集めていたのが、4K撮影に対応した「GY-HMQ10」。ライブ4K出力を可能にする、JVC独自の“Falconbrid”LSIチップアレイを使用して処理している。4K映像(3,840×2,160)の24/50/60p撮影が行える。MPEG-4 AVC/H.264の4ストリームで映像を記録し、ビットレートは144Mbps。32GBのSDHCを4枚挿しした場合、2時間の録画が行える。
イメージセンサーには1/2.3インチの裏面照射型CMOSを採用、画素数は830万画素。レンズにはF2.8のUltra high resolution 10倍ズームレンズを採用している。ほかには、プロシューマー向けながらコストパフォーマンスを高めた「GY-HM710」も展示していた。
■先鋭的な機能、Wi-Fi対応アプリを実演
またブース内には、Wi-Fiを活用した同社独自アプリが展示されている。デジタルビデオカメラをスマートフォン、タブレットと連動させ、様々なアプリを実演していた。その内容を紹介していこう。
「LIVE STREAMING CAMERA」は、Wi-Fiを使って、デジタルビデオカメラ映像を、タブレットでライブモニタリングできるというもの。モニタリングできるカメラは最大で4台。スマートフォンでもモニタリングが可能だ。
撮影しているカメラを、タブレットを使用して動かすことも可能。動かせる範囲は左右100度/上20度/下30度まで。カメラはSDカードでの録画に対応し、AVCHDのフルHD映像で録画もできる。現在Android用アプリとして開発中だが、今後iOSアプリの開発も検討中とのことだ。
他にも、メール送信機能を備えたカメラを使用し、撮影している映像を自動でキャプチャし、スマートフォン/タブレットに送信できる「HOME DETECTION MONITORING」、ライブ撮影しているビデオカメラの録画開始や停止、静止画撮影、ズーミングなどの操作を、タブレットやスマートホンで遠隔操作できる「LIVE MONITORING VIA Wi-Fi DIRECT」などのアプリを参考出展している。
■ツインシステムユニット搭載モデルを展示
ヘッドホンのコーナーでは、同社が出しているヘッドホン各種が展示されていた。カラーバリエーションが豊富な「Gumy」シリーズや「FLATS」シリーズ、低音重視の音質をも求めるユーザーに最適な「XTERMA XPLOSIVES」シリーズ、「RIPTIDZ」シリーズなど多岐に渡りヘッドホンを展示していた。
その中でもひときわ一目を引くのが「HA-FXT90」だ。業界初のダイナミック型ドライバーユニットは縦に2基搭載するツインシステムユニットを採用している。低域と中音域のドライバーを並列に配置することで、原音追求を実現したモデルだ。JVCケンウッドが強くプッシュしている製品と言うこともあり、来場者も興味津々の様子だった。
■4Kプロジェクター&ハイトスピーカーの新提案
ホームシアター用のデモンストレーションとしては、同社の4Kプロジェクター「DLA-X90R」「DLA-X70R」のデモも行われていた。DLA-X70Rにアナモフィックレンズを取り付け、シネスコサイズでの映画視聴や、シルバースクリーンを使った高輝度な3D映像を体験できるデモなどを体験できた。
またフロントハイトスピーカーに「Omni directional speaker」を採用し、7.1ch+フロントハイト2chを足した9.1chとDLA-X30Rを組み合わせたデモも来場者の注目を集めていた。
ブースはコンシューマー、プロシューマー向けの製品の展示、プロジェクター、サラウンドシステム、Wi-Fi対応アプリケーションなど視聴/実演コーナーに分かれている。新製品だけでなく、各視聴/実演コーナーで行われているデモにも注目していきたい。
■ビデオカメラ“Everio”新製品が多数登場
ビデオカメラでは、“Everio”新製品が所狭しと並んでいる。今回、米国向けに発表されたEverioの新製品は、全部で10モデル。その中で日本国内で発売されているもの、今後発売を予定しているものは5モデルとなる。ここでは、日本国内で発売が予定されている製品を中心にレポートしていきたい。
Everioシリーズの中でハイエンドモデルに位置するのが「GZ-GX1」だ。米国での価格は899.95ドル。F1.2と明るく、29.5mmの広角撮影が可能なJVC HD GTレンズと、イメージセンサーに1/2.3 10M 裏面照射型CMOSを採用したモデルだ。光学式手ブレ補正を採用している。
ディスプレイ部には3.5インチのフレームレスタッチパネル液晶を採用。米国モデルはWi-Fiに対応しているが、日本国内で発売予定のものはWi-FI未対応になる可能性があるとのこと。
ミドルクラス内で上位のモデルとなるのが「GZ-VX700」。米国での価格は$499.95。イメージセンサーに1/4.1インチ、3.3メガピクセルの裏面照射型CMOSを搭載、レンズにはF1.2/32.8mmワイドのJVC HD LENSを採用。こちらもWi-Fi対応モデル。日本国内でもWi-Fi対応モデルの発売を予定している。
同ミドルクラスにあたる「GZ-V500」は、基本的なスペックはGZ-VX700と同じで、Wi-Fiを省略した。現在日本国内で発表されているGZ-V570/V590が同等モデルにあたる。
エントリーモデルには「GZ-EX210」「GZ-E200」がラインナップ。価格はGZ-E210が329.95ドル、GZ-E200が279.95ドル。GZ-EX210のみWi-Fiに対応している。日本国内では、GZ-E210のWi-Fi対応モデルを発売予定とする。
GZ-E200はGZ-E265/E225/E220と同等のスペックとなるが、イメージセンサー部分が異なる。米国ではイメージセンサーに1/5.8インチ、1.5メガピクセルの裏面照射型CMOS、レンズにF1.8のコニカミノルタHDレンズを採用している。光学ズーム40倍を搭載し、手ブレ補正インテリジェントオートにも対応している。
■プロシューマー向けの4Kビデオカメラが登場
プロシューマー向けの新製品として話題を集めていたのが、4K撮影に対応した「GY-HMQ10」。ライブ4K出力を可能にする、JVC独自の“Falconbrid”LSIチップアレイを使用して処理している。4K映像(3,840×2,160)の24/50/60p撮影が行える。MPEG-4 AVC/H.264の4ストリームで映像を記録し、ビットレートは144Mbps。32GBのSDHCを4枚挿しした場合、2時間の録画が行える。
イメージセンサーには1/2.3インチの裏面照射型CMOSを採用、画素数は830万画素。レンズにはF2.8のUltra high resolution 10倍ズームレンズを採用している。ほかには、プロシューマー向けながらコストパフォーマンスを高めた「GY-HM710」も展示していた。
■先鋭的な機能、Wi-Fi対応アプリを実演
またブース内には、Wi-Fiを活用した同社独自アプリが展示されている。デジタルビデオカメラをスマートフォン、タブレットと連動させ、様々なアプリを実演していた。その内容を紹介していこう。
「LIVE STREAMING CAMERA」は、Wi-Fiを使って、デジタルビデオカメラ映像を、タブレットでライブモニタリングできるというもの。モニタリングできるカメラは最大で4台。スマートフォンでもモニタリングが可能だ。
撮影しているカメラを、タブレットを使用して動かすことも可能。動かせる範囲は左右100度/上20度/下30度まで。カメラはSDカードでの録画に対応し、AVCHDのフルHD映像で録画もできる。現在Android用アプリとして開発中だが、今後iOSアプリの開発も検討中とのことだ。
他にも、メール送信機能を備えたカメラを使用し、撮影している映像を自動でキャプチャし、スマートフォン/タブレットに送信できる「HOME DETECTION MONITORING」、ライブ撮影しているビデオカメラの録画開始や停止、静止画撮影、ズーミングなどの操作を、タブレットやスマートホンで遠隔操作できる「LIVE MONITORING VIA Wi-Fi DIRECT」などのアプリを参考出展している。
■ツインシステムユニット搭載モデルを展示
ヘッドホンのコーナーでは、同社が出しているヘッドホン各種が展示されていた。カラーバリエーションが豊富な「Gumy」シリーズや「FLATS」シリーズ、低音重視の音質をも求めるユーザーに最適な「XTERMA XPLOSIVES」シリーズ、「RIPTIDZ」シリーズなど多岐に渡りヘッドホンを展示していた。
その中でもひときわ一目を引くのが「HA-FXT90」だ。業界初のダイナミック型ドライバーユニットは縦に2基搭載するツインシステムユニットを採用している。低域と中音域のドライバーを並列に配置することで、原音追求を実現したモデルだ。JVCケンウッドが強くプッシュしている製品と言うこともあり、来場者も興味津々の様子だった。
■4Kプロジェクター&ハイトスピーカーの新提案
ホームシアター用のデモンストレーションとしては、同社の4Kプロジェクター「DLA-X90R」「DLA-X70R」のデモも行われていた。DLA-X70Rにアナモフィックレンズを取り付け、シネスコサイズでの映画視聴や、シルバースクリーンを使った高輝度な3D映像を体験できるデモなどを体験できた。
またフロントハイトスピーカーに「Omni directional speaker」を採用し、7.1ch+フロントハイト2chを足した9.1chとDLA-X30Rを組み合わせたデモも来場者の注目を集めていた。