パナソニック、低消費電力かつ小型なミリ波ギガビット無線チップセットを開発
パナソニック(株)は、超高速無線通信の標準規格に対応した、消費電力1W以下のミリ波ギガビット無線チップセットを開発したことを明らかにした。モバイル機器などへの搭載が想定されている。
この無線チップセットは、送受信LSIと、パケット処理部を含むベースバンド処理LSIで構成されている。WiGigアライアンスなどが策定する超高速無線通信の標準規格に対応しており、幅広い通信機器端末と、安定した双方向通信を可能にするとのこと。毎秒2.5ギガビットの高速データ伝送を、消費電力1W以下で行えるのが大きな特徴。さらに60GHz帯の無線周波数において、9GHzの帯域幅に対応しつつ、従来の同社送受信LSIと比較して半分以下のチップ面積とした。
この無線チップセットを使い、圧縮された30分程度のハイビジョン映像データを、10秒程度でモバイル機器に転送できる。また、モバイル機器上に表示されたハイビジョン映像を遅延なく大画面テレビに転送することもできるという。
この無線チップセットは、送受信LSIと、パケット処理部を含むベースバンド処理LSIで構成されている。WiGigアライアンスなどが策定する超高速無線通信の標準規格に対応しており、幅広い通信機器端末と、安定した双方向通信を可能にするとのこと。毎秒2.5ギガビットの高速データ伝送を、消費電力1W以下で行えるのが大きな特徴。さらに60GHz帯の無線周波数において、9GHzの帯域幅に対応しつつ、従来の同社送受信LSIと比較して半分以下のチップ面積とした。
この無線チップセットを使い、圧縮された30分程度のハイビジョン映像データを、10秒程度でモバイル機器に転送できる。また、モバイル機器上に表示されたハイビジョン映像を遅延なく大画面テレビに転送することもできるという。