日立が11年度の連結業績を発表 − 3,471億円の黒字で2期連続最高益
(株)日立製作所は、2011年度の連結業績を発表した。期間中の売上高は約9兆6,658億円で、前年比4%増。営業利益は約4,122億円となり、前年比では7%の減益となったが、純利益は前年から1,083億円増となる3,471億円の黒字となり、2期連続の過去最高益となった。
グループ全体での売上高は、デジタルメディア/民生機器部門/コンポーネント・デバイス部門/金融サービス部門が需要の減少などで減収となったものの、日立物流が11年4月にバンテックを連結子会社化したことなどにより、その他部門が増収になったことに加え、情報・通信システム部門がサービスを中心に堅調に推移したこと、オートモーティブシステム部門が世界的な自動車需要の回復で前期を上回ったことなどから、前期比4%増となった。
テレビ事業が含まれるデジタルメディア・民生機器部門は、売上高が前年比マイナス10%の約8,588億円となった。薄型テレビの需要減少や価格下落のほか、光ディスクドライブ関連製品がタイの洪水や価格下落の影響を受けたことが響いた。営業利益は部門製品の売上げ減少により、前期比で258億円悪化し、109億円の赤字となった。
来期の連結業績予想については、売上高が6%減の9兆1,000億円を見込む。営業利益については677億円の増益となる4,800億円、純利益は1,471億円減益の2,000億円という見通しが示されている。
グループ全体での売上高は、デジタルメディア/民生機器部門/コンポーネント・デバイス部門/金融サービス部門が需要の減少などで減収となったものの、日立物流が11年4月にバンテックを連結子会社化したことなどにより、その他部門が増収になったことに加え、情報・通信システム部門がサービスを中心に堅調に推移したこと、オートモーティブシステム部門が世界的な自動車需要の回復で前期を上回ったことなどから、前期比4%増となった。
テレビ事業が含まれるデジタルメディア・民生機器部門は、売上高が前年比マイナス10%の約8,588億円となった。薄型テレビの需要減少や価格下落のほか、光ディスクドライブ関連製品がタイの洪水や価格下落の影響を受けたことが響いた。営業利益は部門製品の売上げ減少により、前期比で258億円悪化し、109億円の赤字となった。
来期の連結業績予想については、売上高が6%減の9兆1,000億円を見込む。営業利益については677億円の増益となる4,800億円、純利益は1,471億円減益の2,000億円という見通しが示されている。