渡辺謙さんと堀北真希さんも登場
ドコモの山田社長が新機種とクラウドサービスの魅力を語る − iPhone導入への質問などにも回答
■「ドコモクラウド」で「ネットワークの土管化を回避したい」
山田氏は「ドコモクラウド」と名付けた同社のクラウドサービスについても言及。「ドコモクラウドでは、ネットワーク自体がインテリジェンスを持ち、音声認識などの高度な処理を行うことができる。そのため、ドコモのスマートフォンであれば端末を問わず魅力的なサービスを楽しんでいただける」と述べる。
そして、こうした状況によって、端末メーカーなどが端末に特化したサービスを提供してしまった際に、サービスと端末とをつなぐ通信事業者のネットワークが「土管化」してしまう問題を回避したいとした。
また、ドコモクラウドのひとつである「dマーケット」についても、同サービスで提供中の「ビデオストア」が開始5ヶ月で100万人加入を突破するなど好評であると紹介。dマーケットをマルチデバイス化することで、より魅力的なサービスにするとした。
そして角川書店との合弁会社により運営する「アニメストア」についても、「ドコモと角川書店の強みを活かし、ビデオストアと同じくらいにご支持いただけるよう育てていきたい」とコメント。「1年から2年で100万契約を目指す」と目標も明かした。
「今後もドコモクラウドを充実させたいと思っている」とも語り、ゲームやショッピングなど新たなストアの追加、メールや電話帳のクラウド化に取り組んでいくと説明。「高品質なXiネットワークをベースに、スマートフォンとドコモクラウドを組み合わせ、お客様のスタイルにベストフィットしたスマートフォンの新たな世界を広げていきたい」と締めくくった。
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