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シャープ、管理職の給与10%、賞与50%カット − 一般社員も大幅カットへ

公開日 2012/09/11 16:30 ファイル・ウェブ編集部
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シャープ(株)は、経営改善対策の一環として、人件費削減をさらに推し進めることを、本日開催の取締役会で決定した。

管理職については、すでに今年4月から給与を5%カットしているが、カット幅を上積みして10%カットにする。実施期間は2013年の9月まで。

またボーナスについても、今夏のボーナスはすでに昨年度対比で約3割カットしているが、今冬と来夏のボーナスについては、今夏のボーナスからさらに半減させる。また諸手当や福利厚生についても減額する。

さらに一般職員についても、給与とボーナスの減額などを労組に申し入れる。具体的には、給与は今年5月からの2%の減額を7%にし、あわせて基本給以外の諸手当も一律7%減にする。またボーナスについても、今夏の支給額に対して、今冬と来夏の支給額を半減させる。そのほか残業手当の法定基準までの引き下げ、出張関連手当の引き下げ、福利厚生制度の休止なども会社側は行いたい考え。これらの条件を労組に申し入れ、協議が整い次第実施するとしている。

今回の対策を行うことで、2012年度決算で約140億円の固定費削減が見込まれると同社では説明している。

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