「NP-S2000」とほぼ同等のネットワーク機能を備える
ヤマハ、192/24対応/ALAC再生可能なネットワークCDプレーヤー「CD-N500」
ヤマハは、192/24対応のネットワーク再生機能を備えたCDプレーヤー「CD-N500」を12月上旬に発売する。価格はオープンだが、66,000円前後での実売が予想される。
9月のIFAで発表されていた製品(関連ニュース)の国内発売が正式決定した格好だ。ネットワークプレーヤーを使ってみたいけれど普通にCDも聴きたい、というユーザーをターゲットに企画したという製品。ヤマハのHi-Fi思想を投入した音質重視の回路設計を採用しており、CD再生とネットワーク再生で異なる音質チューニングを施していることもポイントとなる。以下、詳細をみていこう。
■「NP-S2000」とほぼ同等のネットワーク機能を搭載
ネットワークプレーヤーとしては、既存モデル「NP-S2000(関連ニュース)」とほぼ同等の機能を備えている。
DLNA Ver.1.5に準拠し、ネットワーク経由で192kHz/24bitのWAV/FLACフォーマットに対応。さらに、アップルロスレス(48kHz/44.1kHz)にも対応する。そのほかのネットワーク再生対応フォーマットはMP3/WMA/AAC。ギャップレス再生も行える。そのほか、国内モデルだけの特徴としてradiko.jpにも対応する。
また、NP-S2000と同じくスマートフォン/タブレット用の操作アプリ「NETWORK PLAYER CONTROLLER」からの操作にも対応する。
フロントにはUSB入力端子も備えており、iPodデジタル接続に対応する。USBメモリー内音源の再生対応フォーマットはMP3/WMA。出力系統には、RCA、光/同軸デジタル端子を1系統ずつ備えている。
CD部の再生可能メディアはCD-DA/CD-R/CD-RWで、フォーマットはMP3/WMAに対応する。
■CD部とネットワーク部で異なる音質チューニング
CD再生部とネットワーク再生部で、異なる音質チューニングを施している点もポイント。CD再生では「ほどよい厚みに引き締まった中低域と伸びやかな高域を再現する音質」、ネットワーク再生では「ハイレゾ音源を意識したレンジが広く、見通しのよい音質」と、それぞれの音源の特性に合うようにした。
また、CD用とネットワーク/USB用の電源部をそれぞれ独立させたダブル電源構成としているほか、CD部とネットワーク部の基板をブロック化することで、音声信号の相互干渉を抑制している。さらに音声信号経路を最短化し、DAC部を電源部から遠ざけるなど、細部にまでこだわった回路設計により、音の純度を損なうことのない音場再現を追求した。
高調波歪率は0.003%以下で、ダイナミックレンジは100dB以上。SN比は110dB以上(1kHz、0dB、fs 44.1kHz)。
■“音質重視”の筐体構造 − シルバーとブラックをラインナップ
本体は、トップカバーとシャーシ底面それぞれに、鉄製の制振板を加えたダブルトップ&ボトム構造を採用している。CDメカとシャーシの取り付けには、独自のローダーサポートを使用し、面で固定することでメカ自体の剛性を強化するなど、音に悪影響を与える振動を抑制した。
光ピックアップはCD専用のものを採用。さらに、再生するディスクに合わせて最適なサーボコントロールを行うインテリジェントデジタルサーボにより、安定したディスクトレースの実現と、読み取り精度の向上を図った。
読み込んだデータのバッファリングには、バッファリング量と読み込み時のデータ転送レートを独自のアルゴリズムで最適化。1倍速で音声データを読み込むことで、ディスクの回転スピードを一定に保ち、メカノイズを低減する。
本体カラーはシルバーとブラックの2色展開。ブラックモデルについては、他社製を含めたその他プリメインアンプと組み合わせることも想定してラインナップしたという。
本体サイズは435W×96H×313.3Dmmで、質量は5.25kg。電源コードは着脱式となる。
【問い合わせ先】
ヤマハ(株)
お客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-011-808
TEL/053-460-3409
9月のIFAで発表されていた製品(関連ニュース)の国内発売が正式決定した格好だ。ネットワークプレーヤーを使ってみたいけれど普通にCDも聴きたい、というユーザーをターゲットに企画したという製品。ヤマハのHi-Fi思想を投入した音質重視の回路設計を採用しており、CD再生とネットワーク再生で異なる音質チューニングを施していることもポイントとなる。以下、詳細をみていこう。
■「NP-S2000」とほぼ同等のネットワーク機能を搭載
ネットワークプレーヤーとしては、既存モデル「NP-S2000(関連ニュース)」とほぼ同等の機能を備えている。
DLNA Ver.1.5に準拠し、ネットワーク経由で192kHz/24bitのWAV/FLACフォーマットに対応。さらに、アップルロスレス(48kHz/44.1kHz)にも対応する。そのほかのネットワーク再生対応フォーマットはMP3/WMA/AAC。ギャップレス再生も行える。そのほか、国内モデルだけの特徴としてradiko.jpにも対応する。
また、NP-S2000と同じくスマートフォン/タブレット用の操作アプリ「NETWORK PLAYER CONTROLLER」からの操作にも対応する。
フロントにはUSB入力端子も備えており、iPodデジタル接続に対応する。USBメモリー内音源の再生対応フォーマットはMP3/WMA。出力系統には、RCA、光/同軸デジタル端子を1系統ずつ備えている。
CD部の再生可能メディアはCD-DA/CD-R/CD-RWで、フォーマットはMP3/WMAに対応する。
■CD部とネットワーク部で異なる音質チューニング
CD再生部とネットワーク再生部で、異なる音質チューニングを施している点もポイント。CD再生では「ほどよい厚みに引き締まった中低域と伸びやかな高域を再現する音質」、ネットワーク再生では「ハイレゾ音源を意識したレンジが広く、見通しのよい音質」と、それぞれの音源の特性に合うようにした。
また、CD用とネットワーク/USB用の電源部をそれぞれ独立させたダブル電源構成としているほか、CD部とネットワーク部の基板をブロック化することで、音声信号の相互干渉を抑制している。さらに音声信号経路を最短化し、DAC部を電源部から遠ざけるなど、細部にまでこだわった回路設計により、音の純度を損なうことのない音場再現を追求した。
高調波歪率は0.003%以下で、ダイナミックレンジは100dB以上。SN比は110dB以上(1kHz、0dB、fs 44.1kHz)。
■“音質重視”の筐体構造 − シルバーとブラックをラインナップ
本体は、トップカバーとシャーシ底面それぞれに、鉄製の制振板を加えたダブルトップ&ボトム構造を採用している。CDメカとシャーシの取り付けには、独自のローダーサポートを使用し、面で固定することでメカ自体の剛性を強化するなど、音に悪影響を与える振動を抑制した。
光ピックアップはCD専用のものを採用。さらに、再生するディスクに合わせて最適なサーボコントロールを行うインテリジェントデジタルサーボにより、安定したディスクトレースの実現と、読み取り精度の向上を図った。
読み込んだデータのバッファリングには、バッファリング量と読み込み時のデータ転送レートを独自のアルゴリズムで最適化。1倍速で音声データを読み込むことで、ディスクの回転スピードを一定に保ち、メカノイズを低減する。
本体カラーはシルバーとブラックの2色展開。ブラックモデルについては、他社製を含めたその他プリメインアンプと組み合わせることも想定してラインナップしたという。
本体サイズは435W×96H×313.3Dmmで、質量は5.25kg。電源コードは着脱式となる。
【問い合わせ先】
ヤマハ(株)
お客様コミュニケーションセンター
オーディオ・ビジュアル機器ご相談窓口
TEL/0570-011-808
TEL/053-460-3409
- ジャンルネットオーディオプレーヤー
- ブランドYAMAHA
- 型番CD-N500
- 発売日2012年12月上旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格66,000円前後)
【SPEC】 ●再生対応フォーマット:ネットワーク再生→MP3/WMA/AAC/WAV/FLAC、USB再生→MP3/WMA、CDプレーヤー部→MP3/WMA ●再生対応メディア:CD-DA/CD-R/CD-RW ●外形寸法:435W×96H×313.3Dmm 質量:5.25kg