シャープへの鴻海の第三者割当増資は行われず
シャープは、本日が払込期限だった台湾・鴻海精密工業からの第三者割当増資について、鴻海からの出資が行われなかったと発表した。
この増資は、2012年3月27日に発表された(関連ニュース)。シャープが121,649,000株の新株式数を発行し、これを鴻海が購入するというもので、新株発行後の鴻海グループの株式保有割合は9.88%になるとしていた。
この増資によって、「モバイル機器関連の液晶製造設備の増強・合理化、及び液晶ディスプレイの新規技術導入に係わる投資等」を行うとしていたが、払い込みが行われなかったため、投資規模や時期などを一部見直しを行う。同社では「他の資金調達も視野に入れつつ、引き続き実施していく」と強調している。
なおシャープと鴻海は、堺ディスプレイプロダクト株式会社(SDP)を両社の共同運営とし、SDPが生産する液晶パネルを両社が引き取るなどの提携はすでに行っている。
この増資は、2012年3月27日に発表された(関連ニュース)。シャープが121,649,000株の新株式数を発行し、これを鴻海が購入するというもので、新株発行後の鴻海グループの株式保有割合は9.88%になるとしていた。
この増資によって、「モバイル機器関連の液晶製造設備の増強・合理化、及び液晶ディスプレイの新規技術導入に係わる投資等」を行うとしていたが、払い込みが行われなかったため、投資規模や時期などを一部見直しを行う。同社では「他の資金調達も視野に入れつつ、引き続き実施していく」と強調している。
なおシャープと鴻海は、堺ディスプレイプロダクト株式会社(SDP)を両社の共同運営とし、SDPが生産する液晶パネルを両社が引き取るなどの提携はすでに行っている。