各社から4Kや3D製品
「ファインテック ジャパン」開幕 − 特別企画「4Kディスプレイコーナー」を展開
EIZOでは、4,096×2,160解像度に対応した36.4型液晶モニター「FDH3601」を展示。白色LEDバックライトの採用で、最大700カンデラという高輝度も実現。輝度は700カンデラから30カンデラのあいだで調整することもできる。
地理情報表示や航空管制、地図測量などでの用途を想定しており、36.4型という大画面に4K表示をできるようにしたことで、そうした用途での大画面での高解像度の表示というニーズに対応できるようにした。なお、画面を分割して2K映像を2個表示させるといった使い方もできる。
アストロデザインでは、56V型の液晶モニター「DM-3410-A」や4K対応SSDレコーダー「HR-7512-A」などを展示。「DM-3410-A」はVA液晶でCCFLバックライトを採用。3,840×2,160のパネル解像度内で、4,096×2,160の入力映像をセンター、右寄せ、左寄せ、スケーリングで表示できる。
■世界最小4Kモニター − 変わり種3D展示も
オルタステクノロジーは、同社が世界最小だとする9.6V型の4K対応モニターや、4.8V型の4K対応モノクロモニターなどを参考展示。放送業務用カメラや医療用カメラ、電子顕微鏡でのEVF用途を想定しているという。9.6V型の4K対応モニターは458ppi、4.8V型のモノクロモデルは995ppiという画素密度を実現している。
また同社では、こちらも同社が世界最小だとする4.8V型のフルHD 3Dモニターなども参考展示。各製品でデモを行っている。
3D関連では、ニューサイトジャパンが様々な裸眼3D対応ディスプレイを展示。水槽での3D表示、香りと連動させた3D表示、ヤマハの超薄型平面スピーカー「TLFスピーカー」(関連ニュース)と組み合わせての3D表示など、様々な形での提案を行っていた。