スマートTV製品群をアグレッシブに強化
【CES】LGプレスカンファレンス − 55型有機ELを米国でも発売 − 65/55型4Kテレビも発表
テレビやスマホに白物家電も連携する「SmartLife」を提案
LG電子のプレスカンファレンスは、はじめにLGの製品とそれが実現する「SmartLife」のライフスタイル提案から始まった。テレビ、スマートフォン、冷蔵庫、ロボット掃除機などが連携する様子はまさにスマートライフと呼べる内容だ。
続いて、米LGの社長 兼 CEOであるWayne Park氏が登場して、LG電子のビジネスの現状を紹介。LG電子のチーフテクノロジーオフィサーであるSkott Ahn博士がLG電子の具体的な戦略を紹介しはじめた。
LGが掲げる「SmartLife」を構成する3つのポイントは「Free and Natural」「Stress Free」「Breathtaking」であるとし、その具体的な紹介をはじめた。
スマートTVリモコン「Magic Remote」の最新版が登場
まずは、「Free and Natural」として、スマートホームの紹介をはじめ、そこではLGのスマートテレビに使われているリモコン「Magic Remote」の最新版「magic Remote 2013」が紹介された。
まずユニークなのはテレビのチャンネルを、リモコンを持った手で数字を描くことで変えられること。たとえば空中に「8」と描くと、8チャンネルに切り替わるのだ。
さらに「Finger Gesture」では、スマートTVの操作を一本の指の動作で行える。指を振ってカーソルを移動したり、クリック動作を行うことができる。
次に「Stress-Free」として、自社のスマートフォンの革新的なユーザーインターフェースや冷蔵庫のドア・イン・ドア機能について紹介した。
最後に「Breathtaking」ということで、実際のLGの代表的な新製品が紹介された。まずは55V型の有機ELテレビ。これはスタンド部分が「己の字型」で左右非対称となった特徴的なデザインを持っているモデルで、“パネルはスマートフォンよりも薄くスリム”だとのこと。技術的にもWRGB方式によって、ビビッドでリアルな画質を実現しているという。このモデルはすでに韓国で2月から発売することが発表されているが、米国でも3月から12,000ドルで販売を開始する。
続いて紹介されたのが「Ultra HD TV」。これは日本でいう4Kテレビで、3,840×2,160の解像度を持っている。世界最大の84インチモデルはすでに発表されていたが、それ以外に65インチ、55インチモデルも発表された。合計3モデルで展開されることになる。
また、スマートフォンのHD画質のゲームを「Ultra HD TV」に接続し、高画質にプレイできるという。そして、「LaserTV」も発表。超短焦点の投写機能を利用し、スマートTV機能を備えたフルHD解像度の100インチのテレビとなる。
続いて、米国LGのシニアバイス・プレジデントのJames Fisherが登場し、スマート家電、スマートフォンなどを紹介した後、再びAV機器について紹介をはじめ、LG電子のスマートTV機能を紹介した後、GoogleTVの紹介をはじめた。
2012年には2モデルしかリリースしなかったが、2013年には7モデルとなり、サイズは42/47/55/60インチの4サイズで展開される。最新バージョンのOS「GoogleTV 3.0」に対応したことで音声検索が可能となり、視聴番組のお勧めアプリである「PrimeTime」も搭載した。また、スマートフォンのYouTube映像をGoogleTVに送ることができるようになった。
さらにBDプレイヤー、オーディオ・システム、LaserTV、パソコンモニターが紹介され、終了した。
スマートTVへの手広い対応をアピール
LG電子はOLED TVやUltra HD TVなどテレビとしてのハードウェアで強力な製品を作り出しているのに加えて、スマートTVにもかなりの熱意を持っていることを強く印象付けた。自社の独自スマートTV機能をアグレッシブに進化させることに加え、GoogleTVの最新版にもいち早く対応しているのがさすがである。ちなみに、LG電子の製品はGoogleTV 3.0に対応した最初のスマートテレビとなる。今後のLGのスマートTVは要注目と言えるだろう。
LG電子のプレスカンファレンスは、はじめにLGの製品とそれが実現する「SmartLife」のライフスタイル提案から始まった。テレビ、スマートフォン、冷蔵庫、ロボット掃除機などが連携する様子はまさにスマートライフと呼べる内容だ。
続いて、米LGの社長 兼 CEOであるWayne Park氏が登場して、LG電子のビジネスの現状を紹介。LG電子のチーフテクノロジーオフィサーであるSkott Ahn博士がLG電子の具体的な戦略を紹介しはじめた。
LGが掲げる「SmartLife」を構成する3つのポイントは「Free and Natural」「Stress Free」「Breathtaking」であるとし、その具体的な紹介をはじめた。
スマートTVリモコン「Magic Remote」の最新版が登場
まずは、「Free and Natural」として、スマートホームの紹介をはじめ、そこではLGのスマートテレビに使われているリモコン「Magic Remote」の最新版「magic Remote 2013」が紹介された。
まずユニークなのはテレビのチャンネルを、リモコンを持った手で数字を描くことで変えられること。たとえば空中に「8」と描くと、8チャンネルに切り替わるのだ。
さらに「Finger Gesture」では、スマートTVの操作を一本の指の動作で行える。指を振ってカーソルを移動したり、クリック動作を行うことができる。
次に「Stress-Free」として、自社のスマートフォンの革新的なユーザーインターフェースや冷蔵庫のドア・イン・ドア機能について紹介した。
最後に「Breathtaking」ということで、実際のLGの代表的な新製品が紹介された。まずは55V型の有機ELテレビ。これはスタンド部分が「己の字型」で左右非対称となった特徴的なデザインを持っているモデルで、“パネルはスマートフォンよりも薄くスリム”だとのこと。技術的にもWRGB方式によって、ビビッドでリアルな画質を実現しているという。このモデルはすでに韓国で2月から発売することが発表されているが、米国でも3月から12,000ドルで販売を開始する。
続いて紹介されたのが「Ultra HD TV」。これは日本でいう4Kテレビで、3,840×2,160の解像度を持っている。世界最大の84インチモデルはすでに発表されていたが、それ以外に65インチ、55インチモデルも発表された。合計3モデルで展開されることになる。
また、スマートフォンのHD画質のゲームを「Ultra HD TV」に接続し、高画質にプレイできるという。そして、「LaserTV」も発表。超短焦点の投写機能を利用し、スマートTV機能を備えたフルHD解像度の100インチのテレビとなる。
続いて、米国LGのシニアバイス・プレジデントのJames Fisherが登場し、スマート家電、スマートフォンなどを紹介した後、再びAV機器について紹介をはじめ、LG電子のスマートTV機能を紹介した後、GoogleTVの紹介をはじめた。
2012年には2モデルしかリリースしなかったが、2013年には7モデルとなり、サイズは42/47/55/60インチの4サイズで展開される。最新バージョンのOS「GoogleTV 3.0」に対応したことで音声検索が可能となり、視聴番組のお勧めアプリである「PrimeTime」も搭載した。また、スマートフォンのYouTube映像をGoogleTVに送ることができるようになった。
さらにBDプレイヤー、オーディオ・システム、LaserTV、パソコンモニターが紹介され、終了した。
スマートTVへの手広い対応をアピール
LG電子はOLED TVやUltra HD TVなどテレビとしてのハードウェアで強力な製品を作り出しているのに加えて、スマートTVにもかなりの熱意を持っていることを強く印象付けた。自社の独自スマートTV機能をアグレッシブに進化させることに加え、GoogleTVの最新版にもいち早く対応しているのがさすがである。ちなみに、LG電子の製品はGoogleTV 3.0に対応した最初のスマートテレビとなる。今後のLGのスマートTVは要注目と言えるだろう。