【ヘッドホン祭】マーシャルの新ヘッドホン/ケーブルに取り付けるスーパートゥイーター/コンプライ新球形チップ
東京・外苑前の「スタジアムプレイス青山」で開催された「春のヘッドフォン祭」。本稿では日立マクセル、テイクティ、Zound Industries、エントリージャパンブースのもようをお伝えする。
■日立マクセル
日立マクセルは、2月に発売したカナル型イヤホン「MXH-RF500」や、BA/ダイナミックのハイブリッドイヤホン「MXH-DBA700」「MXH-DD600」を出展していた。
「MXH-RF500」は実売価格6,000円前後。10mm径ダイナミックドライバーを搭載しており、デュアルチャンバーを採用したことに加え、同社が「見る角度によって表情が変わる」とする流線型のデザインも特徴。原音の忠実な再生を意識したモデルで、同社が「Roomy Flat」と名付けた「広がりのある豊かな音場」を実現したとしている。
再生周波数帯域は20Hz〜22kHzで、音圧感度が107dB/mW、インピーダンスが16Ω。なお、同社が「MXH-DBA700/DD600」から採用を始め「独自技術を応用して新たな音の体験を提案する音響機器」に付与するという「mマーク」を与えられたモデルの新製品で、パッケージに同マークが記載されている。
今後同社は音にこだわった上位モデルのイヤホンを拡充していく考えとのことだ。
■テイクティ
同社ブースで目を引くのは、既存のイヤホンのケーブル部にチューブ型スーパートゥイーターを取り付けたもの。同社は一昨年、ヘッドホンやイヤホンと併用できるポータブルトゥイーター「TAKET-BPP」を発売したが、これをさらに利便性高く使えるようにしたものだという。
ステンレスのチューブのなかには円筒状の高分子圧電フィルム振動板が入っており、これをケーブルにパラレルに接続している。スーパートゥイーターからの音は顔の皮膚に当たるしくみ。これは「人は外部から放射された音を皮膚を通して感じている」という同社の考えに基づいたものだという。音が鮮やかかつ立体的になるとのことだ。
加工費用はイヤホンの値段+7,000〜10,000円前後になるとのこと。手持ちのイヤホンに加工をお願いするというスタイルではなく、「このモデルに取り付けたい」という希望を同社に伝え、テイクティが入手した新品のイヤホンにスーパートゥイーターを取り付けて納品する、というかたちになるという。加工作業に要する期間はだいたい1週間前後とのことだ。
■Zound Industries
Zound Industriesは、マーシャルブランドのヘッドホンやスピーカーを取り扱う。今回出展されていたのは、新ヘッドホン「MONITOR」。5月末〜6月初頭発売予定で、価格は34,800円(税込)となる。40mmドライバーを搭載し、再生周波数帯域は10Hz〜20kHz、インピーダンスは42Ω。iPhone向けマイク付きリモコンも備える。
マーシャルのアンプなどと同様のイメージの、エレファントスキン調仕上げを採用したデザインが大きな特徴。ケーブルは取り外しが可能だ。
そのほか、マーシャルブランド50周年を記念したスピーカー「HANWELL ANNIVERSARY EDITION」も出展されていた。こちらは98,000円(税込)。ヴィンテージのマーシャルアンプを彷彿とさせるデザインがたまらない製品だ。本体側面にはシリアルナンバー入りの専用プレートがついている。
磁性流体ドームトゥイーター2基と2-cmウーファー2基を搭載し、再生周波数帯域は35Hz〜20kHz、出力音圧レベルは110dB。アンプは出力100W。
3.5mmステレオミニ経由でDAPなどと接続が可能。音量、バス、トレブルの調整は、天面のつまみで操作することができる。
外形寸法は435W×297H×193Dmm、質量は10.5kg。
■エントリージャパン
エントリージャパンは、コンプライのイヤーチップ新製品「TSシリーズ」を出展していた。こちらは6月1日発売で、価格は2,280円(税込)。
TSシリーズの特徴はそのかたち。球形をしており、高域が聞こえやすくなるのが特徴だという。ノズルのかたち別にクリプシュ・SHURE・エティモティックリサーチ等用/ソニー・Ultimate Ears・Jays等用/Beats by dr.Dre等用/Harman Kardan・ゼンハイザー等用の4タイプをラインナップしている。
■日立マクセル
日立マクセルは、2月に発売したカナル型イヤホン「MXH-RF500」や、BA/ダイナミックのハイブリッドイヤホン「MXH-DBA700」「MXH-DD600」を出展していた。
「MXH-RF500」は実売価格6,000円前後。10mm径ダイナミックドライバーを搭載しており、デュアルチャンバーを採用したことに加え、同社が「見る角度によって表情が変わる」とする流線型のデザインも特徴。原音の忠実な再生を意識したモデルで、同社が「Roomy Flat」と名付けた「広がりのある豊かな音場」を実現したとしている。
再生周波数帯域は20Hz〜22kHzで、音圧感度が107dB/mW、インピーダンスが16Ω。なお、同社が「MXH-DBA700/DD600」から採用を始め「独自技術を応用して新たな音の体験を提案する音響機器」に付与するという「mマーク」を与えられたモデルの新製品で、パッケージに同マークが記載されている。
今後同社は音にこだわった上位モデルのイヤホンを拡充していく考えとのことだ。
■テイクティ
同社ブースで目を引くのは、既存のイヤホンのケーブル部にチューブ型スーパートゥイーターを取り付けたもの。同社は一昨年、ヘッドホンやイヤホンと併用できるポータブルトゥイーター「TAKET-BPP」を発売したが、これをさらに利便性高く使えるようにしたものだという。
ステンレスのチューブのなかには円筒状の高分子圧電フィルム振動板が入っており、これをケーブルにパラレルに接続している。スーパートゥイーターからの音は顔の皮膚に当たるしくみ。これは「人は外部から放射された音を皮膚を通して感じている」という同社の考えに基づいたものだという。音が鮮やかかつ立体的になるとのことだ。
加工費用はイヤホンの値段+7,000〜10,000円前後になるとのこと。手持ちのイヤホンに加工をお願いするというスタイルではなく、「このモデルに取り付けたい」という希望を同社に伝え、テイクティが入手した新品のイヤホンにスーパートゥイーターを取り付けて納品する、というかたちになるという。加工作業に要する期間はだいたい1週間前後とのことだ。
■Zound Industries
Zound Industriesは、マーシャルブランドのヘッドホンやスピーカーを取り扱う。今回出展されていたのは、新ヘッドホン「MONITOR」。5月末〜6月初頭発売予定で、価格は34,800円(税込)となる。40mmドライバーを搭載し、再生周波数帯域は10Hz〜20kHz、インピーダンスは42Ω。iPhone向けマイク付きリモコンも備える。
マーシャルのアンプなどと同様のイメージの、エレファントスキン調仕上げを採用したデザインが大きな特徴。ケーブルは取り外しが可能だ。
そのほか、マーシャルブランド50周年を記念したスピーカー「HANWELL ANNIVERSARY EDITION」も出展されていた。こちらは98,000円(税込)。ヴィンテージのマーシャルアンプを彷彿とさせるデザインがたまらない製品だ。本体側面にはシリアルナンバー入りの専用プレートがついている。
磁性流体ドームトゥイーター2基と2-cmウーファー2基を搭載し、再生周波数帯域は35Hz〜20kHz、出力音圧レベルは110dB。アンプは出力100W。
3.5mmステレオミニ経由でDAPなどと接続が可能。音量、バス、トレブルの調整は、天面のつまみで操作することができる。
外形寸法は435W×297H×193Dmm、質量は10.5kg。
■エントリージャパン
エントリージャパンは、コンプライのイヤーチップ新製品「TSシリーズ」を出展していた。こちらは6月1日発売で、価格は2,280円(税込)。
TSシリーズの特徴はそのかたち。球形をしており、高域が聞こえやすくなるのが特徴だという。ノズルのかたち別にクリプシュ・SHURE・エティモティックリサーチ等用/ソニー・Ultimate Ears・Jays等用/Beats by dr.Dre等用/Harman Kardan・ゼンハイザー等用の4タイプをラインナップしている。