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Android向けモデルも用意

JBL新イヤホン「Synchros」シリーズ - SPユニットをイメージしたデザイン採用

公開日 2013/08/21 13:00 ファイル・ウェブ編集部
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ハーマンインターナショナルは、JBLのイヤホン“Synchros(シンクロス)Series”を9月上旬より発売する。なお、同シリーズではヘッドホン3機種も今秋に発売する予定で、こちらについては改めて発表されるという。

JBL Synchros S200 ¥OPEN(予想実売価格11,800円前後)
S200i/S200a ¥OPEN(予想実売価格13,800円前後)

JBL Synchros S100 ¥OPEN(予想実売価格7,980円前後)
S100i/S100a ¥OPEN(予想実売価格9,980円前後)

JBL Synchros S200/S200i/S200a

JBL Synchros S200(ブラック)

JBL Synchros S200(ホワイト)

型番末尾に「i」が付くものはiOS端末用、「a」が付くものはAndroid端末用の3ボタンマイクリモコンが付属する。JBLブランドとしてAndroid用イヤホンを用意するのは初めて。S200はブラックとホワイト、S200i/S200aはブラックをラインナップする。

型番末尾に「i」「a」が付くものはAndroid端末用の3ボタンマイクリモコンが付属する。

φ10mmドライバーを搭載し、再生周波数帯域は10Hz~22kHz。感度は101dB/mW、インピーダンスは16Ωとなる。プラグは3.5mmステレオミニ。ケーブル長は1.2m。付属品としてSynchrosのロゴが入った専用キャリングケースとコンプライイヤーチップ、S/M/Lのシリコンイヤーチップが用意される。

Synchrosのロゴが入った専用キャリングケースが付属する

不要振動を抑え、低音再生力を向上させるアルミダイキャストハウジングを採用。こちらはJBLのウーファーユニットをイメージしたデザインとなっている。豊かな低音再生と高解像度な中高域再生を特徴とする。

本機のノズル部

ハウジングから音筒が斜めに伸びる「アングルド・イヤチップ構造」を採用

ハウジングから音筒が斜めに伸びる「アングルド・イヤチップ構造」を採用することで、装着感を損なわず耳の奥まで装着することができる。

ケーブルは絡みにくいフラット・エラストマーケーブル。


JBL Synchros S100/S100i/S100a


JBL Synchros S100(ブラック)

JBL Synchros S100(ホワイト)
こちらもS200と同じく型番末尾に「i」が付くものはiOS端末用、「a」が付くものはAndroid端末用の3ボタンマイクリモコンが付属する。

φ9mmドライバーを搭載し、再生周波数帯域は10Hz~22kHz。感度は99dB/mW、インピーダンスは16Ωとなる。プラグは3.5mmステレオミニ。ケーブル長は1.2m。付属品としてSynchrosのロゴが入った専用キャリングケースとコンプライイヤーチップ、S/M/Lのシリコンイヤーチップが用意される。

こちらも不要振動を抑え、低音再生力を向上させるアルミダイキャストハウジングを採用。JBLのコンプレッションドライバーをイメージしたデザインになっている。

本機のノズル部

S200と同じく、「アングルド・イヤチップ構造」やフラット・エラストマーケーブルを採用している。


各モデルのインプレッション

S200とS100をそれぞれ試聴することができたので、そのインプレッションをお伝えしよう。

まず外観だが、JBLのユニットをイメージしたというアルミダイキャストハウジングはどちらも質感が高く、“らしさ”が伝わってくる。

S200は、むっちりと力強く、ハイライトがくっきりとした印象の音。低域は量感がありながらもタイトで、相対性理論「ミス・パラレルワールド」ではベースラインが躍動感を持って気持ちよく描き出され、ドラムやシンバルはバシッと決まる。ビョーク「メダラ」ではボーカルの細かなニュアンスも味わうことができた。クリスティアン・ツィメルマンが弾く「ショパン:バラード第1番」では、ピアノのタッチが力強く、アコースティックな楽器の音色を存分に楽しめた。

S100はS200よりもスッキリと聴きやすい印象。といっても低域や高域の伸びが物足りないという訳ではなく、S200の音の傾向はそのままにハイライトが若干抑えられ、まとまりが分かりやすい音、という感じを受けた。S200よりもS100の音が好みという方もいるだろうと感じる。

S200とS100、どちらが好みかぜひ試聴して選んでみていただきたい。

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