新生のユーザーニーズに応えるカテゴリ商品も
<IFA>ソニー・プレスカンファレンス − 「4K」「ハイレゾ」を軸にクオリティ訴求を強化
ソニーはIFA2013のプレスイベント初日となる9月4日にプレスカンファレンスを開催。別項で紹介したスマートフォン新商品「Xperia Z1」やハイレゾ対応製品をはじめ、数多くの新製品を社長兼CEOの平井一夫氏が発表した。
冒頭壇上に上がった平井氏は、改めてソニー製品のフィロソフィーを紹介。「イノベーティブな製品であることはもちろんながら、コンシューマーの感動を基準に、豊かな機能性とユーザビリティ、クオリティを訴求していく。また全てのデバイスがエレガント、かつシンプルでなければならない」とし、2013年後半以降に投入する新製品についてもソニーのコンセプトを追求し、完成させた商品群であることをアピールした。さらに平井氏は「これらの商品を核に、ソニーをリバイタライズすることが私の最大の使命だ」と意気込みを述べた。
ヨーロッパ市場の位置付けについては「ソニーにとって非常に大切なエリア」であることを強調。ソニー・ヨーロッパ社長の玉川勝氏も壇上に上がり、同エリアでサイバーショットやブラビア、ヘッドホンをはじめとしたオーディオ商品が好調であることを紹介した。「ソニー・ヨーロッパは今後もドラマティックに、コンシューマーとのインタラクションを変えていきたいと考えている。NFCをはじめとした“ワンタッチ”のテクノロジーをアピールしながら、ソニー製品の魅力を多くのコンシューマーに訴えかけていく」(玉川氏)とした。
続いて壇上に戻った平井氏から、ソニーがこの秋以降に発売する多彩な新製品が紹介された。一つ一つの製品の詳細については個別のニュースでご紹介した通りだが、デジタルイメージング分野においては、“α”シリーズの新製品「NEX-5T」をはじめ、多機能と高精細な写真撮影機能をアピールしながら、NFC対応によるスマートフォンとの連携という新しいスタイルを提案する。また“ミュージックビデオレコーダー”「HDR-MV1」では、音楽の演奏を高画質な動画で撮影してSNSサイトで共有するといった、アマチュアミュージシャンを中心としたユーザーニーズの高まりをキャッチ。ウォータープルーフのアクションカム新製品「HDR-AS30V」とともに、幅広いユーザーからの「高品位な動画を楽しみたい」というニーズに答える商品構成を展開する。
動画記録については、いよいよ民生用“ハンディカム”に4K対応の「FDR-AX1」を投入。4K画質でのパーソナルコンテンツの撮影と、“4K BRAVIA”での高精細なプレイバックへとつながるエンターテインメントチェーンを強調した。また先日発表されたばかりの「HDMI 2.0」の新規格について(関連ニュース)、平井氏は「4Kハンディカムと、当社の4K BRAVIAがいち早くこれをサポートできる体制にある」ことを強調した。
4Kへの取り組みについては、ヨーロッパでも4K BRAVIAのラインナップ拡充をはかるとともに、ホームシアターシステムとの組み合わせによる高品位なシアター提案についても言及。別項でも紹介した4Kプロジェクター「VPL-VW500ES」(関連ニュース)も市場に投入して、より幅広いユーザーからの4K高画質のニーズを捉えにかかる。
“高音質”への取り組みについても、同社のHiFiコンポーネントやハイレゾ対応“Walkman”(関連ニュース)を皮切りに「ハイレゾ対応」の価値訴求を強める。秋以降に魅力的な商品を矢継ぎ早に投入するとともに、同社の音質・技術基準をクリアする商品についてはパッケージなどに「Hi-Res AUDIO」ロゴを表示しながら、“ソニーのオーディオ”全体のステージアップも視野に入れたイメージ戦略を展開する。
プレゼンテーションの後半で、長めの時間を割かれて紹介が行われた「Xperia Z1」(関連ニュース)については、詳細は既に別項でお伝えした通りだ。平井氏は同社のモバイル事業とイメージング事業がスクラムを組んで完成させたフラグシップを、「“One Sony”のコンセプトのもと、ソニーの技術を結集して完成させた最強のスマートフォン」とアピールする。「PlayMemories Online」のアプリケーションサービスもスマートフォンに最適化しながら進化させることで、モバイルにおけるユーザー体験の最大化を図っていく。
「Xperia Z1」について「これは間違いなく、ソニーにしか形にできなかった製品」と胸を張った平井氏は、「今後すべての商品カテゴリにおいて、ユーザーニーズを的確に捉えたパワフルな商品展開を推し進めていく」と力を込めて語った。
冒頭壇上に上がった平井氏は、改めてソニー製品のフィロソフィーを紹介。「イノベーティブな製品であることはもちろんながら、コンシューマーの感動を基準に、豊かな機能性とユーザビリティ、クオリティを訴求していく。また全てのデバイスがエレガント、かつシンプルでなければならない」とし、2013年後半以降に投入する新製品についてもソニーのコンセプトを追求し、完成させた商品群であることをアピールした。さらに平井氏は「これらの商品を核に、ソニーをリバイタライズすることが私の最大の使命だ」と意気込みを述べた。
ヨーロッパ市場の位置付けについては「ソニーにとって非常に大切なエリア」であることを強調。ソニー・ヨーロッパ社長の玉川勝氏も壇上に上がり、同エリアでサイバーショットやブラビア、ヘッドホンをはじめとしたオーディオ商品が好調であることを紹介した。「ソニー・ヨーロッパは今後もドラマティックに、コンシューマーとのインタラクションを変えていきたいと考えている。NFCをはじめとした“ワンタッチ”のテクノロジーをアピールしながら、ソニー製品の魅力を多くのコンシューマーに訴えかけていく」(玉川氏)とした。
続いて壇上に戻った平井氏から、ソニーがこの秋以降に発売する多彩な新製品が紹介された。一つ一つの製品の詳細については個別のニュースでご紹介した通りだが、デジタルイメージング分野においては、“α”シリーズの新製品「NEX-5T」をはじめ、多機能と高精細な写真撮影機能をアピールしながら、NFC対応によるスマートフォンとの連携という新しいスタイルを提案する。また“ミュージックビデオレコーダー”「HDR-MV1」では、音楽の演奏を高画質な動画で撮影してSNSサイトで共有するといった、アマチュアミュージシャンを中心としたユーザーニーズの高まりをキャッチ。ウォータープルーフのアクションカム新製品「HDR-AS30V」とともに、幅広いユーザーからの「高品位な動画を楽しみたい」というニーズに答える商品構成を展開する。
動画記録については、いよいよ民生用“ハンディカム”に4K対応の「FDR-AX1」を投入。4K画質でのパーソナルコンテンツの撮影と、“4K BRAVIA”での高精細なプレイバックへとつながるエンターテインメントチェーンを強調した。また先日発表されたばかりの「HDMI 2.0」の新規格について(関連ニュース)、平井氏は「4Kハンディカムと、当社の4K BRAVIAがいち早くこれをサポートできる体制にある」ことを強調した。
4Kへの取り組みについては、ヨーロッパでも4K BRAVIAのラインナップ拡充をはかるとともに、ホームシアターシステムとの組み合わせによる高品位なシアター提案についても言及。別項でも紹介した4Kプロジェクター「VPL-VW500ES」(関連ニュース)も市場に投入して、より幅広いユーザーからの4K高画質のニーズを捉えにかかる。
“高音質”への取り組みについても、同社のHiFiコンポーネントやハイレゾ対応“Walkman”(関連ニュース)を皮切りに「ハイレゾ対応」の価値訴求を強める。秋以降に魅力的な商品を矢継ぎ早に投入するとともに、同社の音質・技術基準をクリアする商品についてはパッケージなどに「Hi-Res AUDIO」ロゴを表示しながら、“ソニーのオーディオ”全体のステージアップも視野に入れたイメージ戦略を展開する。
プレゼンテーションの後半で、長めの時間を割かれて紹介が行われた「Xperia Z1」(関連ニュース)については、詳細は既に別項でお伝えした通りだ。平井氏は同社のモバイル事業とイメージング事業がスクラムを組んで完成させたフラグシップを、「“One Sony”のコンセプトのもと、ソニーの技術を結集して完成させた最強のスマートフォン」とアピールする。「PlayMemories Online」のアプリケーションサービスもスマートフォンに最適化しながら進化させることで、モバイルにおけるユーザー体験の最大化を図っていく。
「Xperia Z1」について「これは間違いなく、ソニーにしか形にできなかった製品」と胸を張った平井氏は、「今後すべての商品カテゴリにおいて、ユーザーニーズを的確に捉えたパワフルな商品展開を推し進めていく」と力を込めて語った。