発表会にはアッキーナらも登場
サンディスク、4K撮影対応で256GBの新CFカード
サンディスク(株)は、最大読み取り転送速度160MB/秒、最大書き込み転送速度140MB/秒を実現し容量256GBのコンパクトフラッシュカード“サンディスク エクストリームプロ コンパクトフラッシュカード”を12月より発売する。価格はオープンだが15万円前後での実売が予想される。
また、16GB、32GB、64GB、128GBサンディスク エクストリームプロ コンパクトフラッシュカード、およびその他のコンパクトフラッシュカードシリーズの最大転送速度も向上させ、12月より発売する。価格はいずれオープンだが、16GBは25,000円前後、32GBは4万円前後、64GBは5.5万円前後、128GBは9万円前後での販売が予想される。
新製品である256GBのサンディスク エクストリームプロ コンパクトフラッシュカードは、世界最速という160MB/秒の最大読み取り転送速度を実現。最低持続書き込み速度となるVPG(Video Performance Guarantee)は65MB/秒で、シネマレベルの4K動画やフルHD動画の撮影に最適化しているという。
そして、前述のようにサンディスク エクストリームプロ コンパクトフラッシュカードの全モデルが最大160MB/秒の超高速転送速度にグレードアップした。
なお、無期限保証も付いているほか、RTVシリコンコーティングによって衝撃や振動からのデータの保護性能を強化。-25度〜85度の温度にも耐えうる設計を採用している。
また、データ復旧ソフト「Rescue PRO Deluxe」を1年間無料で利用できる特典も付属。誤って削除や消去してしまったファイルを復元させることもできる。
あわせて、最大読み取り転送速度450MB/秒、最大書き込み転送速度350MB/秒を実現した「CFast 2.0カード」も参考発表。同社では「プロのカメラマンによる次世代の放送制作、映画撮影、写真撮影に適したカード」だとしており、現時点で最速カードと比較して撮影スピードを2倍以上に高めることができる。
現在はドイツのARRI(アリ)社のカメラ「AMIRA」や「ALEXA」がすでに対応しているが、カード単独での発売はまだ行われていない。また、日本での発売も未定。なお、キヤノンやPhaseOneなど他のカメラメーカーもCFast 2.0をサポートすることが発表会で明らかにされた。
サンディスクコーポレーション リテール製品マーケティングディレクターのスーザン・パーク氏は、発表会で「4Kは想定よりも早く浸透している」とコメントし、「例えば4K動画撮影対応のキヤノン『EOS 1DC』を例にとると、1分の4Kコンテンツで4GBの容量、記録速度では500Mbps(62.5MB/秒)が必要だ」と説明。
4K撮影においては記録メディアにも高速化と大容量化が要求されることを改めて説明し、新製品がまさにこうした時代のニーズに応えるものであると語った。
また、日本法人であるサンディスク(株)の代表取締役社長で、サンディスクコーポレーションのシニアバイスプレジデントも兼任する小池淳義氏は、全世界での様々なデータの総量が2010年には1.2ゼタバイト(※1ゼタバイトは1GBの1兆倍)だったが、2020年には40ゼタバイトへと増えるという予測を紹介。
その40ゼタバイトのデータのうちNANDフラッシュに保存されるデータ量は1.183ゼタバイトであり、2010年のデータ総量とほぼ同じ容量が必要とされるだろうとし、記録メディアの役割がますます重要になるだろうと述べた。
また「今年は全世界で約6,000億円の売上に達しようとしている」と同社の事業規模に触れる一方で、「大事なのは新製品の開発。売上の10%以上を開発につぎこんでいる」とコメント。最先端の技術を投入した製品を日々開発し続けていることをアピールした。
そしてサンディスク(株)代表取締役マネージング・ディレクターの青柳マテウ氏は「弊社が初めて日本でメモリーカードを発売した1998年と現在のラインナップを比べると、この15年で容量は1,300倍になった」と、製品の進化について言及。「スピードも2001年の最大2.8MBから12年で約35.7倍になった」と、大容量化と高速化がめざましい速度で進んでいることを紹介する。
また、世界の主要マーケットでシェアナンバーワンを獲得していることや、85.5%のプロカメラマンから「安心できるブランド」だと評価されたという調査結果なども紹介。ハイエンドユーザーも含め、世界中で高い評価を受けていることをアピールした。
さらに、発表会にはモータースポーツ撮影などの第一線で活躍するプロカメラマンの熱田護氏と水谷たかひと氏、そしてタレントのアッキーナこと南明奈さんもゲストとして登場。「一足先に新製品をテストさせてもらったが、PCへの転送が本当に早くて驚いた」「僕のなかではサンディスク以外にメーカーがあったかなというくらいに信頼している」(水谷氏)など、同社製品やメモリーカードに対してのトークセッションを披露した。
また、16GB、32GB、64GB、128GBサンディスク エクストリームプロ コンパクトフラッシュカード、およびその他のコンパクトフラッシュカードシリーズの最大転送速度も向上させ、12月より発売する。価格はいずれオープンだが、16GBは25,000円前後、32GBは4万円前後、64GBは5.5万円前後、128GBは9万円前後での販売が予想される。
新製品である256GBのサンディスク エクストリームプロ コンパクトフラッシュカードは、世界最速という160MB/秒の最大読み取り転送速度を実現。最低持続書き込み速度となるVPG(Video Performance Guarantee)は65MB/秒で、シネマレベルの4K動画やフルHD動画の撮影に最適化しているという。
そして、前述のようにサンディスク エクストリームプロ コンパクトフラッシュカードの全モデルが最大160MB/秒の超高速転送速度にグレードアップした。
なお、無期限保証も付いているほか、RTVシリコンコーティングによって衝撃や振動からのデータの保護性能を強化。-25度〜85度の温度にも耐えうる設計を採用している。
また、データ復旧ソフト「Rescue PRO Deluxe」を1年間無料で利用できる特典も付属。誤って削除や消去してしまったファイルを復元させることもできる。
あわせて、最大読み取り転送速度450MB/秒、最大書き込み転送速度350MB/秒を実現した「CFast 2.0カード」も参考発表。同社では「プロのカメラマンによる次世代の放送制作、映画撮影、写真撮影に適したカード」だとしており、現時点で最速カードと比較して撮影スピードを2倍以上に高めることができる。
現在はドイツのARRI(アリ)社のカメラ「AMIRA」や「ALEXA」がすでに対応しているが、カード単独での発売はまだ行われていない。また、日本での発売も未定。なお、キヤノンやPhaseOneなど他のカメラメーカーもCFast 2.0をサポートすることが発表会で明らかにされた。
サンディスクコーポレーション リテール製品マーケティングディレクターのスーザン・パーク氏は、発表会で「4Kは想定よりも早く浸透している」とコメントし、「例えば4K動画撮影対応のキヤノン『EOS 1DC』を例にとると、1分の4Kコンテンツで4GBの容量、記録速度では500Mbps(62.5MB/秒)が必要だ」と説明。
4K撮影においては記録メディアにも高速化と大容量化が要求されることを改めて説明し、新製品がまさにこうした時代のニーズに応えるものであると語った。
また、日本法人であるサンディスク(株)の代表取締役社長で、サンディスクコーポレーションのシニアバイスプレジデントも兼任する小池淳義氏は、全世界での様々なデータの総量が2010年には1.2ゼタバイト(※1ゼタバイトは1GBの1兆倍)だったが、2020年には40ゼタバイトへと増えるという予測を紹介。
その40ゼタバイトのデータのうちNANDフラッシュに保存されるデータ量は1.183ゼタバイトであり、2010年のデータ総量とほぼ同じ容量が必要とされるだろうとし、記録メディアの役割がますます重要になるだろうと述べた。
また「今年は全世界で約6,000億円の売上に達しようとしている」と同社の事業規模に触れる一方で、「大事なのは新製品の開発。売上の10%以上を開発につぎこんでいる」とコメント。最先端の技術を投入した製品を日々開発し続けていることをアピールした。
そしてサンディスク(株)代表取締役マネージング・ディレクターの青柳マテウ氏は「弊社が初めて日本でメモリーカードを発売した1998年と現在のラインナップを比べると、この15年で容量は1,300倍になった」と、製品の進化について言及。「スピードも2001年の最大2.8MBから12年で約35.7倍になった」と、大容量化と高速化がめざましい速度で進んでいることを紹介する。
また、世界の主要マーケットでシェアナンバーワンを獲得していることや、85.5%のプロカメラマンから「安心できるブランド」だと評価されたという調査結果なども紹介。ハイエンドユーザーも含め、世界中で高い評価を受けていることをアピールした。
さらに、発表会にはモータースポーツ撮影などの第一線で活躍するプロカメラマンの熱田護氏と水谷たかひと氏、そしてタレントのアッキーナこと南明奈さんもゲストとして登場。「一足先に新製品をテストさせてもらったが、PCへの転送が本当に早くて驚いた」「僕のなかではサンディスク以外にメーカーがあったかなというくらいに信頼している」(水谷氏)など、同社製品やメモリーカードに対してのトークセッションを披露した。