取り扱いブランドの説明会を開催
フロンティアファクトリー、「JAMO」製品取り扱い開始 − Slingbox用HDMIコンバーターなども開発中
■世界70ヶ国以上で使えるデータ通信SIM「GIG SKY」
フロンティアファクトリーは、世界約70ヶ国で使用できるデータ通信SIM「GIG SKY」の取り扱いを開始することも発表。2013年内の発売を予定しており、価格は2,604円(税込)だが、記念価格として発売からしばらくは1,480円(税込)で販売する。
同製品はプリペイド式のSIMカードで、iOSとAndroidの両方に対応。国内キャリアが提供する国際ローミングプランよりやレンタルWi-Fiサービスよりも割安で使用できること、現地キャリアとの申し込み手続きの手間を省けることといったメリットがあるとしている。
SIMフリー端末に本製品のカードを挿入し、初期設定、ウェブかアプリからデータプランを購入、という3ステップでデータ通信を行えるようになる。
■取り扱い3ブランドは「今後のマストアイテムになるようなブランド」
フロンティアファクトリーは、2008年にクリプシュを日本に再上陸させたイーフロンティアから今年7月に分社化して設立。奥田氏は「スマートフォンやタブレットという新しい端末によってライフスタイルが変わってきているなかで、我々が日本の消費者にどう貢献できるのか。もっと新しい分野でできることができるのではないかということで、そこに集中するために別会社を作った」と、分社化の経緯を説明する。
そして「数百万人を相手にするよりは、数万人が使う程度の、ニッチといえばニッチなもの」を取り扱っていくとコメント。同社のロゴマークにも「海外のベンチャー企業と手を取り合いながら、サービスを日本に定着させて、やがて大きな木になるようなお手伝いをするという意志を込めた」とコメントし、同社の姿勢について述べた。
また、「アメリカでは中国を始めとしたアジアの市場に大変関心が高まっている」とコメント。「しかし中国は違法コピーの問題などもあるため、洗練された流通システムと顧客がいる日本にまず進出したいという要望が多い」と言葉を続け、そうしたメーカーのナビゲーター役を務める部分に同社の役割を見出したとした。
そして、クリプシュ、スリングメディア、GIG SKYの3ブランドについては、「いずれも今後のライフスタイルにマストアイテムになるようなブランドということで選んだ」と説明した。