ディーフ /中村製作所/Bispa/TCG/Astrotec
<ポタフェス>薄型に進化した電源不要DAP用アイソレーショントランス/中国メーカーのハイブリッドイヤホン
e☆イヤホンが主催するポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオフェスティバル」(ポタフェス)が開幕した。東京・秋葉原のベルサール秋葉原を会場にし、会期は12月22日(日)18時まで。本項ではDeff Sound、Nice Sound(中村製作所)、Bispa、TCG/Astrotecの模様をレポートする。
■Deff Sound
ディーフは、「秋のヘッドフォン祭 2013」でも展示していた(関連ニュース)最大96kHz/24bitまでのPCM、およびDoP方式による2.8224MHz DSDフォーマットの入力に対応するヘッドホンアンプ搭載USB-DACを参考出展。
なお、DSDは88.2kHz/32bitのPCMに変換しての再生。そのほか、ユーザー自身でオペアンプ交換を行えるようにもしている。
「エントリー層のユーザーにもハイレゾを気軽に楽しんでもらえるようなモデル」(同社スタッフ)にするとのことで、価格は「3万円弱くらいになるのではないか」という。2月の発売を予定している。
■Nice Sound
中村製作所は、電源が不要なパッシブ型ヘッドホンコンディショナー“AClear Porta(アクリアポータ)”の新モデル「NIP-05TH」を参考出展。
筒型デザインだった第一弾モデル「NIP-01」などと同様に、DAPとヘッドホン/イヤホンとの間に接続して使用する製品で、箱型、かつ薄型デザインとした点が大きな特徴。同社が蓄積してきたノウハウによって、普通に設計すれば立方体形状になってしまうトランスを薄く平板状にすることに成功。音質特性を確保したまま薄型化を実現させ、DAPやiPhoneなどと接続しやすくした。
1月の発売を予定しており、価格は23,000円程度になるのではないかとのことだった。
■Bispa
Bispaは、FitEar製イヤホン用の「BSP-HPCL-UPEREPFM」、ゼンハイザー「HD800」用の「BSP-HD800-UPC」など、リケーブルの新製品を多数出展。
「BSP-HD800-UPC」はUPCCOF導体を採用し、標準ステレオプラグ仕様タイプと、バランス出力仕様タイプの2種類をラインナップ。取り回しのよさとバランスの取れた音質が特徴だという。
また、e☆イヤホンとのコラボによるポータブルヘッドホンアンプ「BSP-PHPA-02ES」のバージョンアップサービスを行うことも発表。部品の追加や変更によって最大出力の増加、および高い周波数帯域の特性を改善するというもので、これによってハイレゾ音源の再生に特化させるという。
■TCG/Astrotec
中国のブランド、TCGとAstrotec。TCGはポータブルヘッドホンアンプの新製品「TITAN」を参考出展。すでに展開中の「U-SKIN」と同様に薄く軽量なことに加え、新たに3段階のゲイン切り替え機能を新たに搭載した点が特徴のモデルで、1月に15,000円程度の価格にて発売する予定だという。
Astrotec製品では、BAドライバー2基と10mmダイナミックドライバーという計3ドライバーによるハイブリッドイヤホン「AX60」などを展示。「ユニットの特徴を活かすベストポジションを探って試行錯誤を繰り返した結果、非常に解像力が高いにも関わらず低域も損なわないモニター的なイヤホンとなった」という。
■Deff Sound
ディーフは、「秋のヘッドフォン祭 2013」でも展示していた(関連ニュース)最大96kHz/24bitまでのPCM、およびDoP方式による2.8224MHz DSDフォーマットの入力に対応するヘッドホンアンプ搭載USB-DACを参考出展。
なお、DSDは88.2kHz/32bitのPCMに変換しての再生。そのほか、ユーザー自身でオペアンプ交換を行えるようにもしている。
「エントリー層のユーザーにもハイレゾを気軽に楽しんでもらえるようなモデル」(同社スタッフ)にするとのことで、価格は「3万円弱くらいになるのではないか」という。2月の発売を予定している。
■Nice Sound
中村製作所は、電源が不要なパッシブ型ヘッドホンコンディショナー“AClear Porta(アクリアポータ)”の新モデル「NIP-05TH」を参考出展。
筒型デザインだった第一弾モデル「NIP-01」などと同様に、DAPとヘッドホン/イヤホンとの間に接続して使用する製品で、箱型、かつ薄型デザインとした点が大きな特徴。同社が蓄積してきたノウハウによって、普通に設計すれば立方体形状になってしまうトランスを薄く平板状にすることに成功。音質特性を確保したまま薄型化を実現させ、DAPやiPhoneなどと接続しやすくした。
1月の発売を予定しており、価格は23,000円程度になるのではないかとのことだった。
■Bispa
Bispaは、FitEar製イヤホン用の「BSP-HPCL-UPEREPFM」、ゼンハイザー「HD800」用の「BSP-HD800-UPC」など、リケーブルの新製品を多数出展。
「BSP-HD800-UPC」はUPCCOF導体を採用し、標準ステレオプラグ仕様タイプと、バランス出力仕様タイプの2種類をラインナップ。取り回しのよさとバランスの取れた音質が特徴だという。
また、e☆イヤホンとのコラボによるポータブルヘッドホンアンプ「BSP-PHPA-02ES」のバージョンアップサービスを行うことも発表。部品の追加や変更によって最大出力の増加、および高い周波数帯域の特性を改善するというもので、これによってハイレゾ音源の再生に特化させるという。
■TCG/Astrotec
中国のブランド、TCGとAstrotec。TCGはポータブルヘッドホンアンプの新製品「TITAN」を参考出展。すでに展開中の「U-SKIN」と同様に薄く軽量なことに加え、新たに3段階のゲイン切り替え機能を新たに搭載した点が特徴のモデルで、1月に15,000円程度の価格にて発売する予定だという。
Astrotec製品では、BAドライバー2基と10mmダイナミックドライバーという計3ドライバーによるハイブリッドイヤホン「AX60」などを展示。「ユニットの特徴を活かすベストポジションを探って試行錯誤を繰り返した結果、非常に解像力が高いにも関わらず低域も損なわないモニター的なイヤホンとなった」という。