WAGNUSとベンチャークラフトの特別コラボリケーブル
【ポタ研】Unique Melody、12ドライバー搭載機やハイブリッド型など新イヤホン続々参考出展
フジヤエービック主催のポータブルオーディオイベント「ポータブルオーディオ研究会2014夏(ポタ研)」が中野サンプラザで開催された。本記事では、ミックスウェーブ/WAGNUS/くみたてLab/J-PHONICのブース出展内容をレポートする。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブは、先日開催の「ポタフェス」に引き続き(関連ニュース)、カスタムIEMブランド Unique Melodyから、2機種のユニバーサルイヤホン新製品を参考出展していた。
1機種目は、ハイブリッドドライバー搭載の「Maverick」。低域用に1基のダイナミックドライバー、中/高域用に各2基のBAドライバーを搭載している。この3ウェイ・5ドライバー構成自体は、同ブランドの従来モデル「MERLIN」と同一だが、内部は全く別の新構造とすることで、音質は異なる傾向を狙っているという新製品だ。
2機種目は、12基のBAドライバーを搭載するユニバーサルイヤホン「Maestro」。低域×4/中域×4/高域×2/スーパートゥイーター×2の4ウェイ構成を採用している。本機はユニバーサルモデルのみを日本限定で展開する予定で、発売時期は秋以降を想定しているという。なお、MaverickおよびMaestroとも、ポタ研に出展されていたのはチューニング中のモデルで、これから最終的な音質決定を行うとのことだった。
さらに、赤色導体が特徴的なBeat Audioのイヤホン用交換ケーブル「Vermilion」の新モデルとして、Astell&KernのAKシリーズとバランス接続できる2.5mm 4極端子搭載モデルも参考出展していた。イヤホン接続部の端子形状はMMCX/並行2ピン/FitEar用の3種類を用意している。
そのほか、Cypher Labsから発表されたばかりのフルディスクリート構成ポータブルヘッドホンアンプ「Algorhythm Picollo」なども出展されており、同社取り扱い製品の試聴を希望する来場者でブースは賑わっていた。
■WAGNUS
WAGNUSは、同社のイヤホンケーブル人気モデル「Proton」に、ベンチャークラフト製の2.5mm 4極バランス端子を搭載した特別モデルを展示していた。ベンチャークラフトとのコラボとして、今回のイベント当日に会場で半田付けを行って制作したというものだが、今後、製品化も検討中とのことだ。
また、同じくProtonをベースに開発された2.5mm 4極バランス端子搭載モデル“WAGNUS. Balance Re:cable for AK240”「LUNA」も参考出展。Protonとほぼ同じ構成ながら、内部の絶縁体の厚みを数ミクロン単位で変更し、本体のツイスト加減を調整するなどして“聴きやすく優しい傾向の音質”にチューニングしたという新モデルだ。8月初旬の発売を予定しており、価格は33,000円。
そのほかには、同社が取り扱う北米のインナーイヤーモニターブランド「NOBLE AUDIO(ノーブルオーディオ)」の製品をメインに試聴デモを実施。同ブランドの製品は、音質のクオリティのほかに、シェルのデザインの美しさにもこだわっている。
これは、“Wizard”と呼ばれるブランド創立者 John Moulton氏が手がけるデザインで、カスタムIEMとユニバーサルモデルいずれにもMoulton氏がデザインを施す“Wizardモデル”をラインナップ。女性層も含め幅広い層を意識した様々なシェルデザインを用意している。
■くみたてLab
くみたてLabは、展開中のカスタムIEM各種や同社初のユニバーサルイヤホン「Trio」などの製品を一斉に出展していた。
Trioは、筐体に純銀を採用している点が特徴のモデルで、先日開催の「ポタフェス」でも参考出展されていた(関連ニュース)。内部は低域用にダイナミックドライバー×1、中高域用にバランスドアーマチュアドライバー×2を搭載するハイブリッド構成としており、BAドライバーにはノールズ「DWFK」を使用している。7月22日より、同社公式サイトにて初期ロット10台限定で受注開始する。初期ロットの価格は79,800円。
■J-PHONIC
J-PHONICのブースでは、同社が展開する米SensaphonicsブランドのカスタムIEM製品や、国内向けのユニバーサルモデル“耳型を採らなくて良いイヤモニ”「m2」「k2」の試聴デモを実施していた。
なお、先日の開催の「ポタフェス」に引き続き、SensaphonicsのカスタムIEMの注文者を対象としたMMCXリケーブルの無料サービスを今回も実施していた。
■ミックスウェーブ
ミックスウェーブは、先日開催の「ポタフェス」に引き続き(関連ニュース)、カスタムIEMブランド Unique Melodyから、2機種のユニバーサルイヤホン新製品を参考出展していた。
1機種目は、ハイブリッドドライバー搭載の「Maverick」。低域用に1基のダイナミックドライバー、中/高域用に各2基のBAドライバーを搭載している。この3ウェイ・5ドライバー構成自体は、同ブランドの従来モデル「MERLIN」と同一だが、内部は全く別の新構造とすることで、音質は異なる傾向を狙っているという新製品だ。
2機種目は、12基のBAドライバーを搭載するユニバーサルイヤホン「Maestro」。低域×4/中域×4/高域×2/スーパートゥイーター×2の4ウェイ構成を採用している。本機はユニバーサルモデルのみを日本限定で展開する予定で、発売時期は秋以降を想定しているという。なお、MaverickおよびMaestroとも、ポタ研に出展されていたのはチューニング中のモデルで、これから最終的な音質決定を行うとのことだった。
さらに、赤色導体が特徴的なBeat Audioのイヤホン用交換ケーブル「Vermilion」の新モデルとして、Astell&KernのAKシリーズとバランス接続できる2.5mm 4極端子搭載モデルも参考出展していた。イヤホン接続部の端子形状はMMCX/並行2ピン/FitEar用の3種類を用意している。
そのほか、Cypher Labsから発表されたばかりのフルディスクリート構成ポータブルヘッドホンアンプ「Algorhythm Picollo」なども出展されており、同社取り扱い製品の試聴を希望する来場者でブースは賑わっていた。
■WAGNUS
WAGNUSは、同社のイヤホンケーブル人気モデル「Proton」に、ベンチャークラフト製の2.5mm 4極バランス端子を搭載した特別モデルを展示していた。ベンチャークラフトとのコラボとして、今回のイベント当日に会場で半田付けを行って制作したというものだが、今後、製品化も検討中とのことだ。
また、同じくProtonをベースに開発された2.5mm 4極バランス端子搭載モデル“WAGNUS. Balance Re:cable for AK240”「LUNA」も参考出展。Protonとほぼ同じ構成ながら、内部の絶縁体の厚みを数ミクロン単位で変更し、本体のツイスト加減を調整するなどして“聴きやすく優しい傾向の音質”にチューニングしたという新モデルだ。8月初旬の発売を予定しており、価格は33,000円。
そのほかには、同社が取り扱う北米のインナーイヤーモニターブランド「NOBLE AUDIO(ノーブルオーディオ)」の製品をメインに試聴デモを実施。同ブランドの製品は、音質のクオリティのほかに、シェルのデザインの美しさにもこだわっている。
これは、“Wizard”と呼ばれるブランド創立者 John Moulton氏が手がけるデザインで、カスタムIEMとユニバーサルモデルいずれにもMoulton氏がデザインを施す“Wizardモデル”をラインナップ。女性層も含め幅広い層を意識した様々なシェルデザインを用意している。
■くみたてLab
くみたてLabは、展開中のカスタムIEM各種や同社初のユニバーサルイヤホン「Trio」などの製品を一斉に出展していた。
Trioは、筐体に純銀を採用している点が特徴のモデルで、先日開催の「ポタフェス」でも参考出展されていた(関連ニュース)。内部は低域用にダイナミックドライバー×1、中高域用にバランスドアーマチュアドライバー×2を搭載するハイブリッド構成としており、BAドライバーにはノールズ「DWFK」を使用している。7月22日より、同社公式サイトにて初期ロット10台限定で受注開始する。初期ロットの価格は79,800円。
■J-PHONIC
J-PHONICのブースでは、同社が展開する米SensaphonicsブランドのカスタムIEM製品や、国内向けのユニバーサルモデル“耳型を採らなくて良いイヤモニ”「m2」「k2」の試聴デモを実施していた。
なお、先日の開催の「ポタフェス」に引き続き、SensaphonicsのカスタムIEMの注文者を対象としたMMCXリケーブルの無料サービスを今回も実施していた。