カメラ用とPC用もラインナップ
ソニー、テレビなどに使える難燃性再生プラスチック「SORPLAS」の外販を開始
ソニーは2014年10月上旬から、難燃性再生プラスチック「SORPLAS」をソニーグループ外に販売開始する。
SORPLASは「Sustainable Oriented Recycled Plastic」の略称で、「ソープラス」と読む。同社が2011年に実用化し、液晶テレビ“BRAVIA”など様々な自社製品に採用してきたが、今回社外にも提供を行うことで資源の再利用を促進し、環境負荷低減へ貢献する考えだ。
SORPLASは、廃棄された光ディスクや液晶テレビに使用される光学シート(光学拡散板)などから再生したポリカーボネイト樹脂に、ソニー独自の硫黄系難燃剤を加えることで、最大99%の再生材使用率と高い耐久性・耐熱性を実現する。商品ラインナップとして、テレビ用の高流動性タイプ「SPL-EC30」とカメラ用の高衝撃性タイプ「SPL-EC50」、PC用の薄肉難燃タイプ「SPL-R20T」の3種類を提供する。
ソニーによると、一般的に従来の難燃性プラスチックは、再利用する際に約55%の新しいポリカーボネイト樹脂と、約15%の難燃剤を添加しているという。これに対してSORPLASでは、ソニー独自の硫黄系難燃剤を使うことで、総重量比1%未満という極微量の添加量で、従来の難燃剤と同等の難燃効果が得られ、ポリカーボネイト樹脂の特性を維持することができるという。また新しいポリカーボネイト樹脂や難燃剤の使用量が少ないため、二酸化炭素の発生量を大幅に抑えられることもメリットだ。
【問い合わせ先】
ソニー(株)
デバイスソリューション事業本部 デバイス営業部門
TEL/050-3750-1731
SORPLASは「Sustainable Oriented Recycled Plastic」の略称で、「ソープラス」と読む。同社が2011年に実用化し、液晶テレビ“BRAVIA”など様々な自社製品に採用してきたが、今回社外にも提供を行うことで資源の再利用を促進し、環境負荷低減へ貢献する考えだ。
SORPLASは、廃棄された光ディスクや液晶テレビに使用される光学シート(光学拡散板)などから再生したポリカーボネイト樹脂に、ソニー独自の硫黄系難燃剤を加えることで、最大99%の再生材使用率と高い耐久性・耐熱性を実現する。商品ラインナップとして、テレビ用の高流動性タイプ「SPL-EC30」とカメラ用の高衝撃性タイプ「SPL-EC50」、PC用の薄肉難燃タイプ「SPL-R20T」の3種類を提供する。
ソニーによると、一般的に従来の難燃性プラスチックは、再利用する際に約55%の新しいポリカーボネイト樹脂と、約15%の難燃剤を添加しているという。これに対してSORPLASでは、ソニー独自の硫黄系難燃剤を使うことで、総重量比1%未満という極微量の添加量で、従来の難燃剤と同等の難燃効果が得られ、ポリカーボネイト樹脂の特性を維持することができるという。また新しいポリカーボネイト樹脂や難燃剤の使用量が少ないため、二酸化炭素の発生量を大幅に抑えられることもメリットだ。
【問い合わせ先】
ソニー(株)
デバイスソリューション事業本部 デバイス営業部門
TEL/050-3750-1731