対応ソフトは? スピーカーの設置要件は? ヘッドホンは?
【インタビュー】Dolby Atmosの対応ソフトや今後の展開はどうなる? 米ドルビーの技術担当者に聞く
ー 「Dolby Surround」は、従来のハイトch生成機能であるドルビープロロジックIIzとはどのように異なるのでしょうか。
ブレット氏 Dolby Surroundは、ドルビープロロジックIIzに置き代わるものです。技術的な面で言えば、Dolby SurroundはプロロジックIIzとは比べものにならないハイレベルなものが用いられています。プロロジックIIzの処理はどちらかというとアナログ的な処理を行っていましたが、Dolby Surroundは周波数領域でものすごい計算を行っています。
ちなみに、今回の技術説明会でデモを行っている各社のDolby Atmos対応AVアンプは全モデルがDolby Surroundを搭載していて、プロロジックIIzはもう搭載していません。今後、Dolby Atmos対応AVアンプには必ずDolby Surroundが搭載されることになるでしょう。
ー Dolby Surroundを用いた場合、天井に設置したトップスピーカーやイネーブルドスピーカーからはどのような成分が再生されるのでしょうか。
ブレット氏 もともと5.1chのソフトから天井のオブジェクトは取り出せないので、残響成分を上方に持って行くなどして、制作者の意図を損なわないように、音場に広がりを持たせていきます。
ー Dolby Atmosを再生するためのミニマムな再生要件はどのようなシステムになりますか?
ブレット氏 AVアンプについては、「5.1.2」(5.1ch+天井スピーカー1組)がミニマムです。
ー THXに準拠したホームシアターでは、ダイポールスピーカーが多いですよね。Dolby Atmosでは、ダイポールスピーカーの使用は推奨しますか?
ブレット氏 音を拡散させてしまうダイポールスピーカーは、Dolby Atmosでは推奨できません。
ブレット氏 Dolby Surroundは、ドルビープロロジックIIzに置き代わるものです。技術的な面で言えば、Dolby SurroundはプロロジックIIzとは比べものにならないハイレベルなものが用いられています。プロロジックIIzの処理はどちらかというとアナログ的な処理を行っていましたが、Dolby Surroundは周波数領域でものすごい計算を行っています。
ちなみに、今回の技術説明会でデモを行っている各社のDolby Atmos対応AVアンプは全モデルがDolby Surroundを搭載していて、プロロジックIIzはもう搭載していません。今後、Dolby Atmos対応AVアンプには必ずDolby Surroundが搭載されることになるでしょう。
ー Dolby Surroundを用いた場合、天井に設置したトップスピーカーやイネーブルドスピーカーからはどのような成分が再生されるのでしょうか。
ブレット氏 もともと5.1chのソフトから天井のオブジェクトは取り出せないので、残響成分を上方に持って行くなどして、制作者の意図を損なわないように、音場に広がりを持たせていきます。
ー Dolby Atmosを再生するためのミニマムな再生要件はどのようなシステムになりますか?
ブレット氏 AVアンプについては、「5.1.2」(5.1ch+天井スピーカー1組)がミニマムです。
ー THXに準拠したホームシアターでは、ダイポールスピーカーが多いですよね。Dolby Atmosでは、ダイポールスピーカーの使用は推奨しますか?
ブレット氏 音を拡散させてしまうダイポールスピーカーは、Dolby Atmosでは推奨できません。