“湾曲ソリューション”大々的アピール
<IFA>サムスンブースに98型8Kテレビ登場 − 今後の4K VOD配信についても告知
ドイツ・ベルリンにて、現地時間9月5日より「IFA 2014」が開幕した。サムスンは、今年からIFA敷地内に新設されたCityCubeホールをまるごとブースとして使用し、オーディオビジュアル、スマートデバイスから白物家電にいたるまで幅広いプロダクトを大々的にアピール。ブース内には、事前のプレス向けイベントやプレスカンファレンスで公開された新製品群がさっそく展示されている。
テレビ製品関連では、105型の湾曲5Kテレビや湾曲サウンドバーの実機が公開されているほか、4Kコンテンツの配信に関する展示も行われていた。また、ブース内には98型の8Kテレビも登場している。この8Kテレビは技術展示で、現時点で製品化は未定だ。
■ブース内でも“湾曲ソリューション”を大きくアピール
既報の通り、「テレビの新しいカテゴリー“Curved UHD TV”を作り、さらに市場を拡大させていく」と語るサムスンは、ブース内でもテレビ製品関連の“湾曲ソリューション”を大きくアピールしている。プレスカンファレンスで登場した105型の湾曲5Kテレビ2機種や、湾曲形状の8.1chサウンドバーの実機も披露している。
また、デジタルアーティスト・Miguel Chevalier氏による、湾曲テレビを使った大型デジタルアートインスタレーション「Origin of the Curve 」もブース内に設置し、“湾曲”の魅力を多角的に訴求。Chevalier氏は前日のプレスカンファレンスにも登場し、「湾曲テレビは芸術性と美しさを備えるプロダクト」と語っていた。
湾曲テレビについては、同社が展開する48型から105型までの幅広いラインナップを一挙に展示している。加えて、通常のフラットパネル型液晶テレビがボタン1つで湾曲ディスプレイに変形する“可動式ディスプレイ”の「Bendable UHD TV」も実機を用意。フラット状態と湾曲状態を一定時間ごとに自動で可動させるデモを実施している。
湾曲形状の8.1chサウンドバー「HW-H7501」は、55/65型サイズのサムスン製湾曲テレビと組み合わせられるモデル。プレスカンファレンスでは実機がなかったが、ブース内では8.1chサラウンドの音質を体験できるデモスペースを設けている。
同社湾曲テレビとの“完璧な組み合わせ”をコンセプトに設計されており、壁にマウントしたりテレビの下に敷いたりして設置することができる。左右それぞれに備えるサイドスピーカーによってサラウンド音場を創出するほか、6.5インチユニットを搭載するワイヤレスサブウーファーをラインナップしている。出力は320W。
内部は中低域を忠実に再現するようチューニングを行い、歪みを抑えて高品位なサラウンド再生を実現するよう配慮しているとのことだ。筐体はアルミ製で、本体奥行き42mmのスリムなデザインとしている。またBluetooth機能も備えており、対応機器とペアリングしてワイヤレス音楽再生も行える。
■今後の4Kコンテンツ配信についてもアナウンス
また、ブース内では今後のドイツ国内における4Kコンテンツ配信についても、サムスンとパートナーシップを結んでいる配信事業者ごとにアナウンスの展示を行っていた。
今回の展示によれば、「maxdome」「Amazonインスタント・ビデオ」「NETFLIX」の3社が今年中、「wuaki.tv」「WIENER STAATSOPER(ウィーン国立歌劇場)」の2社が2015年に4Kコンテンツの配信をスタートするとしている。そのほか、現在は「ASTRA」が4K試験放送を開始中だ。
サムスンでは、このような4Kテレビで楽しむための配信コンテンツを保存できる「Samsung UHD Video Pack」を同社の湾曲テレビ製品に付属している。Samsung UHD Video Packには500GBの容量を搭載しており、コンテンツをセキュアに管理することが可能。コンテンツまで含めてUHD(4K)テレビのソリューションをトータルでサポートし、市場のさらなる拡充を狙う。
テレビ製品関連では、105型の湾曲5Kテレビや湾曲サウンドバーの実機が公開されているほか、4Kコンテンツの配信に関する展示も行われていた。また、ブース内には98型の8Kテレビも登場している。この8Kテレビは技術展示で、現時点で製品化は未定だ。
■ブース内でも“湾曲ソリューション”を大きくアピール
既報の通り、「テレビの新しいカテゴリー“Curved UHD TV”を作り、さらに市場を拡大させていく」と語るサムスンは、ブース内でもテレビ製品関連の“湾曲ソリューション”を大きくアピールしている。プレスカンファレンスで登場した105型の湾曲5Kテレビ2機種や、湾曲形状の8.1chサウンドバーの実機も披露している。
また、デジタルアーティスト・Miguel Chevalier氏による、湾曲テレビを使った大型デジタルアートインスタレーション「Origin of the Curve 」もブース内に設置し、“湾曲”の魅力を多角的に訴求。Chevalier氏は前日のプレスカンファレンスにも登場し、「湾曲テレビは芸術性と美しさを備えるプロダクト」と語っていた。
湾曲テレビについては、同社が展開する48型から105型までの幅広いラインナップを一挙に展示している。加えて、通常のフラットパネル型液晶テレビがボタン1つで湾曲ディスプレイに変形する“可動式ディスプレイ”の「Bendable UHD TV」も実機を用意。フラット状態と湾曲状態を一定時間ごとに自動で可動させるデモを実施している。
湾曲形状の8.1chサウンドバー「HW-H7501」は、55/65型サイズのサムスン製湾曲テレビと組み合わせられるモデル。プレスカンファレンスでは実機がなかったが、ブース内では8.1chサラウンドの音質を体験できるデモスペースを設けている。
同社湾曲テレビとの“完璧な組み合わせ”をコンセプトに設計されており、壁にマウントしたりテレビの下に敷いたりして設置することができる。左右それぞれに備えるサイドスピーカーによってサラウンド音場を創出するほか、6.5インチユニットを搭載するワイヤレスサブウーファーをラインナップしている。出力は320W。
内部は中低域を忠実に再現するようチューニングを行い、歪みを抑えて高品位なサラウンド再生を実現するよう配慮しているとのことだ。筐体はアルミ製で、本体奥行き42mmのスリムなデザインとしている。またBluetooth機能も備えており、対応機器とペアリングしてワイヤレス音楽再生も行える。
■今後の4Kコンテンツ配信についてもアナウンス
また、ブース内では今後のドイツ国内における4Kコンテンツ配信についても、サムスンとパートナーシップを結んでいる配信事業者ごとにアナウンスの展示を行っていた。
今回の展示によれば、「maxdome」「Amazonインスタント・ビデオ」「NETFLIX」の3社が今年中、「wuaki.tv」「WIENER STAATSOPER(ウィーン国立歌劇場)」の2社が2015年に4Kコンテンツの配信をスタートするとしている。そのほか、現在は「ASTRA」が4K試験放送を開始中だ。
サムスンでは、このような4Kテレビで楽しむための配信コンテンツを保存できる「Samsung UHD Video Pack」を同社の湾曲テレビ製品に付属している。Samsung UHD Video Packには500GBの容量を搭載しており、コンテンツをセキュアに管理することが可能。コンテンツまで含めてUHD(4K)テレビのソリューションをトータルでサポートし、市場のさらなる拡充を狙う。