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5.6MHz DSDや384kHz/32bit対応

ソニー、バランス駆動対応の最上位ポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3」

公開日 2014/09/25 13:07 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーはバランス駆動に対応したポータブルヘッドホンアンプ「PHA-3」を10月18日より発売する。価格はオープンだが、93,000円前後での実売が予想される。

SONY「PHA-3」

手に持った時のサイズは写真のような感じだ

本機はヘッドホンアンプを2基搭載し、ヘッドホンのバランス駆動に対応。L/R各チャンネルの正相(+)と逆相(-)をそれぞれ個別に駆動することで、グランドラインをクリーンに保ちセパレーションを改善。さらに電源ラインからのノイズの影響を低減することでS/Nを向上するなどして、高い解像感と定位感を実現した。なおバランス駆動出力は、3.5mmステレオミニ端子を2系統用いた独自規格を採用。もちろん、3.5mmステレオミニ端子による通常のヘッドホン出力も搭載している。

独自規格のバランスケーブルを接続したところ

3.5mm端子をL/Rで1つずつ用いたバランス端子を採用

USB入力は、最大384kHz/32bitのPCMや、5.6/2.8MHz DSDに対応。また、アシンクロナス伝送に対応すると共に高精度クロックジェネレーターを採用することで、D/A変換時の時間軸精度を向上。DACチップには、据え置き型の高級オーディオ機器でも採用されているESS社製「ES9018」を採用、高いダイナミックレンジを実現した。

また、ソニーのスマートフォン「Xperia」やWalkman、iPhone、iPad、iPodとのデジタル接続にも対応。ハイレゾを含むフォーマットの入力に対応する。Walkmanはハイレゾ出力対応機種のみ、接続可能とのことだ。

入力はPC、デジタル出力対応Walkman、Xperia用のUSB-microB端子、iOS端末用のUSB-A端子、光デジタル端子、アナログ入力用の3.5mmステレオミニ端子を搭載する。また、ライン出力も備えている。

背面端子部

ビット拡張やアップサンプリングにより、CD音源や圧縮音源をハイレゾ相当の情報量へとアップスケーリングする独自技術「DSEE HX」も搭載している。

Walkmanと組み合わせたところ

側面部にゲイン切り替え、DSEE HX切り替えのスイッチを搭載

電池持続時間は、デジタル接続時で5時間、アナログ接続時で28時間となる。筐体はアルミニウム製だ。ヘッドホンのゲイン切り替えスイッチも搭載する。なお、従来モデルのPHA-2、およびPHA-1は今後も併売される。

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