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SeeQVault対応BDレコーダーも登場

東芝、“普通のメガネのような”ウェアラブル端末「東芝グラス」参考出展

公開日 2014/10/07 18:22 ファイル・ウェブ編集部
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東芝ブースのようす
本日から11日まで幕張メッセで開催される「CEATEC 2014」。東芝は、メガネ型ウェアラブル端末「東芝グラス」を参考出展していた。

本機は情報表示用端末という位置づけで、BtoB向けを中心にコンシューマー市場でも販売する。発売時期は来年を予定しており、価格は未定。詳細な仕様については、クライアントのニーズによって変えることができることもあり、まだ定まっていないとのことだ。

参考出展されたメガネ型ウェアラブル端末「東芝グラス」


普通のメガネのように使うことができるのが特徴とのこと。ちなみに、メガネの上からつけることはできない。

右側に映像投影装置を備える
同じく情報表示用端末として位置づけられたソニーのメガネ型ウェアラブル端末が単色表示なのに対して、東芝グラスはフルカラー表示。レンズ面に特殊な光学素子を設け、そこに映像を投射させる方式となっている。今回の参考展示品は右側のレンズにのみ情報を表示するかたちだったが、両眼表示にすることも可能とのこと。また表示領域のサイズについてもカスタマイズできるという。

特徴は小型・軽量(参考展示品は本体のみで42g)で、メガネとしての外観や装着感を追求し、普通のメガネのように使える点。様々なシチュエーションでもかけやすくした。ブースには、様々なデザインの東芝グラスも展示され、自由度の高さをアピールしていた。

様々なデザインの東芝グラスも展示されていた

東芝グラス体験ブースは数十分待ちの行列ができていた。


リストバンド型のウェアラブル端末「WERAM1100」も勿論出展

楽天とコラボした女性向けサービス「楽天キレイ℃ナビ」の紹介展示。東芝製体温計から基礎体温をワイヤレスでスマホに飛ばし、体のリズムを把握・予測しやすくするサービス。

SeeQVault対応BDレコーダー/USB-HDDも参考出展

またブースには、同社も設立の一翼を担っているNSM Initiatives LLCの提供する著作権保護技術「SeeQVault」に対応したBDレコーダーやUSB-HDD、Windows PC用再生アプリなどが参考出展されていた。

SeeQVaultは、強固なセキュリティ性を確保し、様々な対応機器での再生互換を実現したコンテンツ保護技術。SeeQVault対応BDレコーダーは、SeeQVault対応USB-HDDを接続して保存できるほか、内蔵HDD内の録画番組をSeeQVault対応USB-HDDに保存することもできる。SeeQVault対応USB-HDDは1/2/3TBのラインナップを予定。HDD、レコーダーともに近日中の発売を予定しているとのことだ。

SeeQVault対応BDレコーダーとSeeQVault対応USB-HDD

Windows PC用の再生アプリ

またSeeQVaultとTransferJetを組み合わせ、地デジ録画番組を素早くスマホに転送して持ち出す、というデモも行われていた。これが実用化されれば、スマホをレコーダーにタッチするだけで短時間で録画番組を転送可能。スマホ間でも簡単に転送できる。また、地デジ録画番組以外にも、レンタルビデオやライブ映像の持ち帰りなどにも応用することができるとされている。

地デジ番組やライブの持ち帰り映像などを転送するデモ

参考出展されたTransferJet対応スマートフォン


来年2Qに量産予定のTransferJet対応SDカード

TransferJet対応SDカードを入れたデジカメから、PCにワンタッチで写真を伝送するデモが行われていた
そのほか、TransferJet対応スマホやTransferJet対応SDカード(来年2Q量産予定)なども展示されていた。

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