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HDAM-SA回路採用プリアンプを新搭載

マランツ、旗艦AVプリ「AV8802」。ドルビーアトモス対応/フルディスクリート電流帰還型プリ採用

公開日 2014/12/18 13:00 編集部 小澤貴信
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HDMI出力は4K/60p対応。アップデートでHDCP2.2にも対応予定

HDMIによる映像入力は、4K/60p、4:4:4、24bitに対応し、SD/HD信号を4K/60pへアップスケーリングすることも可能だ。またビデオコンバージョン機能を備え、コンポジット/コンポーネント/HDMIなどの各映像信号を入力した場合、HDMI映像信号へ変換して出力することができる。HDMI端子は入力8/出力3を搭載。映像をHDMI2系統で同時出力することも可能だ。

また、4K映像などのコンテンツに対する著作権保護技術「HDCP2.2」には、2015年初夏に実施予定の無償アップグレードで対応することがアナウンスされた、これにより、4K放送などの著作権保護された4Kコンテンツのパススルーが可能となる。アップグレードには基板交換が必要となるため、一度メーカー側が引き取っての対応となる。

Wi-Fi、Bluetoothを内蔵。DSD対応のネットワーク再生機能も搭載

AV8802は新たにWi-FiとBluetoothを内蔵する。Wi-Fiは2本のロッドアンテナを採用したダイバーシティーアンテナにより、安定した通信が可能。Bluetoothについては再生時にメタデータ表示や、リモコンから接続したBluetooth機器を操作することも可能で、最大8台までの機器を登録できる。

ネットワーク機能はDLNA1.5に準拠し、192kHz/24bitまでのWAV・AIFF・FLAC、96kHz/24bitまでのALAC、2.8MHz DSDの再生に対応。FLAC、WAV、AIFF、ALAC、DSDのギャップレス再生にも対応。同様の音源をフロントのUSB-A端子から、USBメモリー経由で再生することも可能となる。

AirPlay、iPhone/iPodとのデジタル接続、インターネットラジオなどの機能も備えている。iOS/Android用の操作アプリ「Marantz Remote App」も用意。スマートフォンやタブレットから本機を直感的に操作することができる。

主な使用

入力感度はバランスが400mV/94kΩ、アンバランスが200mV/47kΩ。周波数特性は10Hz〜100KHz(+1、-3dB、ダイレクトモード時)、S/Nは105dB(IHF-A weighted、ダイレクトモード時)、歪率は0.005%(20Hz〜20kHz、ダイレクトモード時)、定格出力はバランス2.4V、アンバランス1.2Vとなる。

消費電力は90W(待機時:通常スタンバイ0.2W、CECスタンバイ0.5W、ネットワークスタンバイ4.5W)。外形寸法は440W×185H×389Dmm、質量は13.6kg。

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