ULTRASONEはタイムロード取り扱い10周年記念モデルを出展
<ポタフェス>OPPO、密閉型の平面駆動型ヘッドホン「PM-3」を参考出展/Polk Audioが日本デビュー
第6回ポータブルオーディオフェスティバル(通称:ポタフェス)」が、東京・秋葉原にて12月20日(土)、21日(日)の2日間にわたり開催されている。本記事では、地下1階に出展したOPPO DigitalやULTRASONEなどのブースの模様をお伝えする。
■OPPO Digital
OPPO Digitalのブースでは、OPPOの平面駆動型ヘッドホンの密閉型モデル「PM-3」が参考出展された。詳細なスペックは明かされておらず価格も未定だが、発売時期は2015年第1四半期を予定している。OPPOは今年、平面駆動型ヘッドホンの「PM-1」、「PM-2」を発売したが、いずれも開放型モデル。PM-3は、PM-1、PM-2に比べてサイズも一回り小さく、ポータブル用途も念頭に入れているようだ。ケーブルは着脱式で、展示されていたPM-3はリモコン付きケーブルが装着されていたが、どのようなタイプのケーブルを標準品として同梱するかは現時点では未定。来場者の意見も反映させていくという。
また、「秋のヘッドホン祭2014」でモックアップが公開されたUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「HA-2」の実機も登場した。今回は、実際に試聴を行うことができた。価格は未定だが、発売時期はPM-3と同じく2015年第1四半期を予定。ヘッドホン出力はステレオミニ端子で、入力/ライン出力兼用のステレオミニ端子、USB-A端子、USB-microB端子も備えている。USB-DAC機能については、384kHz/32bit PCMおよび11.2MHz DSDに対応。接続したスマートフォンやプレーヤーへの給電ができるほか、HA-2本体を充電する際は急速充電を行うこともできる。
同社ブースでは、UBS-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「HA-1」や、前述の平面駆動型ヘッドホン「HA-1」「HA-2」も出展。各モデルの試聴を行うことができた。
■ULTRASONE/CHORD
タイムロードのブースでは、本日20日より発売となるウルトラゾーンの日本総代理店10周年を記念した限定ヘッドホン「Edition8 Romeo Red-I」が公開。価格は226,000円(税抜)で、20セットの限定販売となる。本機はイヤーカップにタイムロードのコーポレートカラーである深紅の塗装が施された日本限定モデルで、そのほか仕様はEdition 8 Romeoと同様となる。また、ORBが本機のカラーに合わせて製作した深紅のヘッドホンケーブルも出展されていた。
ブースにはULTRASONEの各ラインナップが集結。最新モデルであるPerformanceシリーズのヘッドホンを中心に、フラグシップとなるEditionシリーズ、PROシリーズやHFIシリーズの各モデルのデモが行われた。
また、CHORDのポータブルヘッドホンアンプ/USB-DAC「Hugo」も展示。ULTRASONEのヘッドホンと組み合わせてのデモが行われた。また、スピーカーも鳴らすことができるHugoの駆動力を活かせる組み合わせとして、MH audioのスピーカー「WAON」とのシステムも提案していた。
■Polk Audio
Polk Audioは米国Sound Unitedが運営するブランド。創業は1972年と歴史も長く、現在アメリカでは、ヘッドホンを含んだホームオーディオのシェア1位の座にあるとのこと。本ブランドを取り扱うMSYは日本導入に向けて2年の準備期間を用意、そして本日20日よりe☆イヤホンでヘッドホン3機種とイヤホン3機種、ワイヤレススピーカーが先行販売される(関連ニュース)。
「UltraFocus 8000」は、独自開発の「Optmized Actve Tuning」によるノイズキャンセリング機能を備えるオーバーイヤー型ヘッドホン。同社はマイクロソフトとXbox One専用のヘッドホンも開発しているが、そのきっかけはマイクロソフトの担当者がUltraFocus 8000のサウンドを高く評価したことだったのだという。
「Buckle」は40mmのダイナミックドライバーを搭載するオーバーヘッド型ヘッドホン。ヘッドバンドとイヤーカップの接続部が、ベルトのバックルを模した形状になっていることが特徴だ。イヤーパッドには外音を最小限に抑える「The passive Isolation technology」を採用している。
同社はイヤホンも手がけているが、搭載されているBAドライバーおよびダイナミック・ドライバーは全て自社開発・自社生産とのこと。BA型イヤホンの「nue voe」は、独自のPOET(Polk Optimized Electro-acoustic Tuning)を採用し、ミッドレンジの音の広がりと低音の反応の良さを両立したとのこと。
■Razer
Razerは同じくMSY社が輸入を行っているブランドで、ゲーミングヘッドホンを中心に製品を展開している。ゲーム用途ということもありオーバーヘッド型のヘッドホンやヘッドセットをメインにラインナップしているが、スマートフォンなどでゲームを行うユーザーに向けたイヤホン「Hummerhead」にも注目が集まっているという。また、ゲーム用のため音楽再現性ではなく、「背後から近づいてきた敵の足音を正確に聴き取れるか」というようなゲームに最適化した音作りを行っている。
同ブースでは、ファッションアイテムとしての用途を重視したヘッドホンブランド「eskuche」のヘッドホンも展示されていた。
■ELAC/FOSTEX/KRIPTON/MONITOR AUDIO
完実電気によるブースでは、各社のデスクトップオーディオ向け製品が一斉展示されていた。KRIPTONのハイレゾ対応アクティブスピーカー旗艦モデル「KS-7HQM」、ユキムが取り扱うCarot OneやAuraの製品、MONITOR AUDIOのアクティブスピーカー、FOSTEXのパワードスピーカーなどのサウンドを確認することができた。
■neu
イースペックのブースでは、同社が取り扱うneuのヘッドホンを展示。neuはコストパフォーマンスの高さをセールスポイントとしており、ハイエンドとなるモニターヘッドホン「HX1」は8,980円前後、DJ向けヘッドホン「HX3000」は1,980円前後というプライスを実現している。なお、HX3000は10年にわたってラインナップされているモデルで、ディスクユニオンやロックインのCD試聴機でも採用されているとのことだ。
■OPPO Digital
OPPO Digitalのブースでは、OPPOの平面駆動型ヘッドホンの密閉型モデル「PM-3」が参考出展された。詳細なスペックは明かされておらず価格も未定だが、発売時期は2015年第1四半期を予定している。OPPOは今年、平面駆動型ヘッドホンの「PM-1」、「PM-2」を発売したが、いずれも開放型モデル。PM-3は、PM-1、PM-2に比べてサイズも一回り小さく、ポータブル用途も念頭に入れているようだ。ケーブルは着脱式で、展示されていたPM-3はリモコン付きケーブルが装着されていたが、どのようなタイプのケーブルを標準品として同梱するかは現時点では未定。来場者の意見も反映させていくという。
また、「秋のヘッドホン祭2014」でモックアップが公開されたUSB-DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「HA-2」の実機も登場した。今回は、実際に試聴を行うことができた。価格は未定だが、発売時期はPM-3と同じく2015年第1四半期を予定。ヘッドホン出力はステレオミニ端子で、入力/ライン出力兼用のステレオミニ端子、USB-A端子、USB-microB端子も備えている。USB-DAC機能については、384kHz/32bit PCMおよび11.2MHz DSDに対応。接続したスマートフォンやプレーヤーへの給電ができるほか、HA-2本体を充電する際は急速充電を行うこともできる。
同社ブースでは、UBS-DAC内蔵ヘッドホンアンプ「HA-1」や、前述の平面駆動型ヘッドホン「HA-1」「HA-2」も出展。各モデルの試聴を行うことができた。
■ULTRASONE/CHORD
タイムロードのブースでは、本日20日より発売となるウルトラゾーンの日本総代理店10周年を記念した限定ヘッドホン「Edition8 Romeo Red-I」が公開。価格は226,000円(税抜)で、20セットの限定販売となる。本機はイヤーカップにタイムロードのコーポレートカラーである深紅の塗装が施された日本限定モデルで、そのほか仕様はEdition 8 Romeoと同様となる。また、ORBが本機のカラーに合わせて製作した深紅のヘッドホンケーブルも出展されていた。
ブースにはULTRASONEの各ラインナップが集結。最新モデルであるPerformanceシリーズのヘッドホンを中心に、フラグシップとなるEditionシリーズ、PROシリーズやHFIシリーズの各モデルのデモが行われた。
また、CHORDのポータブルヘッドホンアンプ/USB-DAC「Hugo」も展示。ULTRASONEのヘッドホンと組み合わせてのデモが行われた。また、スピーカーも鳴らすことができるHugoの駆動力を活かせる組み合わせとして、MH audioのスピーカー「WAON」とのシステムも提案していた。
■Polk Audio
Polk Audioは米国Sound Unitedが運営するブランド。創業は1972年と歴史も長く、現在アメリカでは、ヘッドホンを含んだホームオーディオのシェア1位の座にあるとのこと。本ブランドを取り扱うMSYは日本導入に向けて2年の準備期間を用意、そして本日20日よりe☆イヤホンでヘッドホン3機種とイヤホン3機種、ワイヤレススピーカーが先行販売される(関連ニュース)。
「UltraFocus 8000」は、独自開発の「Optmized Actve Tuning」によるノイズキャンセリング機能を備えるオーバーイヤー型ヘッドホン。同社はマイクロソフトとXbox One専用のヘッドホンも開発しているが、そのきっかけはマイクロソフトの担当者がUltraFocus 8000のサウンドを高く評価したことだったのだという。
「Buckle」は40mmのダイナミックドライバーを搭載するオーバーヘッド型ヘッドホン。ヘッドバンドとイヤーカップの接続部が、ベルトのバックルを模した形状になっていることが特徴だ。イヤーパッドには外音を最小限に抑える「The passive Isolation technology」を採用している。
同社はイヤホンも手がけているが、搭載されているBAドライバーおよびダイナミック・ドライバーは全て自社開発・自社生産とのこと。BA型イヤホンの「nue voe」は、独自のPOET(Polk Optimized Electro-acoustic Tuning)を採用し、ミッドレンジの音の広がりと低音の反応の良さを両立したとのこと。
■Razer
Razerは同じくMSY社が輸入を行っているブランドで、ゲーミングヘッドホンを中心に製品を展開している。ゲーム用途ということもありオーバーヘッド型のヘッドホンやヘッドセットをメインにラインナップしているが、スマートフォンなどでゲームを行うユーザーに向けたイヤホン「Hummerhead」にも注目が集まっているという。また、ゲーム用のため音楽再現性ではなく、「背後から近づいてきた敵の足音を正確に聴き取れるか」というようなゲームに最適化した音作りを行っている。
同ブースでは、ファッションアイテムとしての用途を重視したヘッドホンブランド「eskuche」のヘッドホンも展示されていた。
■ELAC/FOSTEX/KRIPTON/MONITOR AUDIO
完実電気によるブースでは、各社のデスクトップオーディオ向け製品が一斉展示されていた。KRIPTONのハイレゾ対応アクティブスピーカー旗艦モデル「KS-7HQM」、ユキムが取り扱うCarot OneやAuraの製品、MONITOR AUDIOのアクティブスピーカー、FOSTEXのパワードスピーカーなどのサウンドを確認することができた。
■neu
イースペックのブースでは、同社が取り扱うneuのヘッドホンを展示。neuはコストパフォーマンスの高さをセールスポイントとしており、ハイエンドとなるモニターヘッドホン「HX1」は8,980円前後、DJ向けヘッドホン「HX3000」は1,980円前後というプライスを実現している。なお、HX3000は10年にわたってラインナップされているモデルで、ディスクユニオンやロックインのCD試聴機でも採用されているとのことだ。