LG、4K対応モデル3シリーズなど液晶テレビ6シリーズ全14モデル

■UF9500
・65UF9500（65型）￥OPEN（予想実売価格449,800円前後）
・55UF9500（55型）￥OPEN（予想実売価格328,800円前後）

「UF9500」は今回発表された液晶テレビにおける最上位モデル。4K対応で、「LG独自の最新鋭テクノロジーを駆使して色彩表現、視野角、明暗表示、動画性能、音質などを磨き抜き、次世代のテレビに求められる、あらゆる資質を高次元に追求し開発した」という。

独自の4K IPSパネルを搭載し広視野角を実現。バックライトはエッジ型で、LEDの部分制御に対応している。チューナーは地デジ/BS/110度CSチューナーを2基搭載し、USB-HDD録画にも対応。なお4K放送を視聴するには別途4K放送受信チューナーなどが必要。そのほかハイブリッドキャストやパッシブ型3D表示にも対応し、3Dメガネ2個を同梱する。

映像エンジンには「True 4K Engine Pro」を搭載。6ステップに及ぶ解析と処理によって「4K映像の繊細さや美しさを豊かに描写する」としている。また4Kアップコンバート機能も備え、ウェブ動画なども4K相当へとアップコンバートできる。

新構造のLEDパッケージならびにカラーフィルターを採用し、同社従来比20％以上の色の再現範囲を拡大させた「Color Prime」技術を採用。従来よりも細やかな色調や繊細なグラデーション、深い陰影が表示できるようになったという。

人の目で見たときの現実世界の色合いや明暗と映像を近づける「ULTRA Luminance」技術も搭載。視覚特性に似たダイナミックレンジを映像に適用し、画面上の明るい部分はより明るく、暗い部分はより暗く表示することで、例えば夜景などの明暗のはっきりしたシーンも、実際に目の前に広がっているような自然な感覚で楽しめるよう配慮した。

スピーカーは、フロントスピーカーに加え、サラウンドスピーカーとウーファーも左右それぞれに搭載する60W 4.2chのサラウンドシステムを採用。また、サウンドデザインをharman/kardonと共同開発。同ブランドのサウンドチューニング技術を採用することで、「あらゆる周波数帯域において通常みられる音圧の乱れをなくし、フラットで整ったHi-Fiサウンドを実現した」としている。

スマート機能では、webOS 2.0を搭載。直感的なインターフェースを備え、「スマートホーム」機能などにより、目当てのコンテンツを快適に探しだし、使用することができるという。

webOS 2.0では例えば、よく見るチャンネルをランチャー上に登録してすぐに呼び出せるようにする「お気に入りチャンネル」、テレビを見ながら「設定」を呼び出し、モードやセッティングを簡単に変えることができる「クイック設定」などを利用可能。今見ているテレビ画面はそのままに、外部機器のコンテンツを呼び出す「インプットアシスタント」や、放送中の他の番組や録画番組をチェックできる「ライブメニュー」機能も備えている。