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ドラマ版「進撃の巨人」などオリジナル作品も配信。石原さとみが登場

ドコモ、動画配信のdビデオを「dTV」と名称変更しサービス強化。専用STBも発売

公開日 2015/04/02 12:37 編集部:風間雄介/小澤麻実
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dTVオリジナル「進撃の巨人」などオリジナルコンテンツを多数用意

コンテンツについても、オリジナル作品の配信や、映画・ドラマの先行/独占配信、アーティストのライブ映像配信などで強化する。オリジナル番組の一例として、dTVオリジナル「進撃の巨人」(総監督:樋口真嗣)や「Zアイランド〜関東極道炎上篇〜」(監督:品川ヒロシ)、「眠れぬ真珠」(原作:石田衣良/監督:廣木隆一)などが挙げられている。

また今後は、「ニュー・シネマ・パラダイス」などで知られるジュゼッペ・トルナトーレ監督や、紀里谷和明監督によるオリジナルコンテンツも制作予定。詳細については後日改めて記者会見が行われるという。

ジュゼッペ・トルナトーレ監督や、紀里谷和明監督によるオリジナルコンテンツも制作予定

トルナトーレ監督は、「GEEK」というプロジェクトネームのもと、日本のトップ女優を採用した作品を制作予定。監督は発表会にビデオメッセージを寄せ「新しい手段やテクノロジーを使った映画やオーディオビジュアルの制作には、日頃から非常に好奇心を持っており、魅力を感じていました。そんなときエイベックスから、従来の映画の配給システムではなく、ストーリーを直接ウェブ配信する映画をつくらないかと提案され、非常に興味をそそられ、惹かれました。とてもエキサイティングな冒険になりそうな、今回の制作が待ち遠しいです」と語っていた。

紀里谷監督は、ハリウッドスターを採用した作品を制作予定。「脚本も上がってきて、今キャスティングの真っ最中。非常に新しい試みで、これからは映画やテレビなど、ありとあらゆるコンテンツの枠組みを超えた作品づくりというのが始まると思います」とコメントを寄せていた。

そして今回は、dTVオリジナル「進撃の巨人」の制作発表も行われた。本作は映画版「進撃の巨人」のスピンオフ作品で、映画では描ききれなかったエピソードを中心に「立体機動装置」など対巨人用の兵器開発に隠された秘話や、“ハンジ”が行う「巨人研究」、そして、疾走感あふれる立体機動のアクションなどが描かれるという。公開は映画にあわせた8月を予定。登場人物はハンジ(石原さとみ)やサシャ(桜庭ななみ)、映画オリジナルキャラとなるフクシ(渡部秀)、リル(武田梨奈)、ドラマ版オリジナルキャラのヒアナ(水崎綾女)など。

dTVオリジナル「進撃の巨人」も制作。映画のスピンオフ作品で、映画公開に合わせて配信がスタートする



本日の制作発表には石原さとみさんら5人が登場した。石原さんは「映画よりもハンジの内面や過去を描いているので(演じるのが)難しく感じました。笑い方や台詞回しに色々なバリエーションが欲しくて、(アニメ版の声優)朴ロ美さんに相談したり。色々な人たちのエキスを取り入れながら演じることができたと思います。とてもワクワクする内容で、ドラマ版を見ると映画版もいっそう楽しめるはず。ぜひ早めにdTVに登録して、見てみてください!」とコメントしていた。

左から水崎綾女さん、平岡祐太さん、石原さとみさん、桜庭ななみさん、渡部秀さん、武田梨奈さん

「ぜひ早めにdTVに登録して、見てみてください!」とアピール

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