「ドルビービジョン」4K/HDR配信をワーナーとVuduがまもなく開始。米VIZIOが初の対応テレビ発表

米ドルビーラボラトリーズのHDR技術「Dolby Vision（ドルビービジョン）」に対応した初の家庭用テレビを、米VIZIOが発表した。

ドルビーは今年1月、ワーナー・ブラザースとの協業を発表。ドルビービジョンでマスタリングしたワーナーの4Kタイトルを、2015年初旬にコンテンツ配給事業者へ提供するとアナウンスしていた（関連ニュース）。今回、この配信がVuduによって行われることが明らかになった。

ドルビービジョンに対応した初の家庭用テレビとなるVIZIOのReferenceシリーズは、65インチと120インチの画面サイズを用意。発売時期は「Coming Soon」としており、登録すると通知が送られてくる仕組み。

ReferenceシリーズのLEDバックライトは直下型で、384のアレイを装備している。明るさは800Nit。

そのほかのVOD機能では、HEVC/H.265デコーダーを搭載しているおり、Netflix、Amazon Instant Video、UltraFlix、Toon Gogglesなどの各サービスをサポート。プロセッサーは6コアの「 VIZIO V6」で、VIZIO Internet Apps Plusなどのスマート機能にも力を入れている。Wi-Fiは802.11acまで対応している。