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Android/Linux/Windowsに対応

デジオン、SeeQVault対応「DiXiM NSM SDK」開発。AQUOSブルーレイに採用

公開日 2015/06/19 18:26 編集部:杉浦 みな子
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(株)デジオンは、コンテンツ保護技術SeeQVault規格に準拠するソフトウェア開発キット「DiXiM NSM SDK」を開発したと発表した。シャープ製BDレコーダー“AQUOSブルーレイ”へのアップデート採用が決定している。

「DiXiM NSM SDK」は、SeeQVault規格を推進するNSM Initiatives LLCが運営しているコンテンツ保護技術「NSM Specification」に準拠した組み込み向けソフトウェア開発キット。これを使用することで、メーカー側はテレビやレコーダー、セットトップボックス、カーナビゲーションシステムなどに組み込むSeeQVault対応のメディアサーバーやプレーヤー開発にかかるコストを削減できる。

「DiXiM NSM SDK」はAndroid/Linux/WindowsなどのOSに対応しており、Self-Encording Content Deviceの開発に必要なライブラリーやサンプルコードが提供される。「DiXiM NSM SDK」を採用した機器は、SeeQVaultに対応したメディアへのインポート、エクスポートに対応し、ユーザーはコンテンツをSeeQVault対応USB-HDDやSDカードなどのメディアにHD画質のまま記録、または読み込みができ、メディアを取り外して別のSeeQVault対応機器でも利用できるようになる。

また「DiXiM NSM SDK」は、クラウドサーバーによる鍵の配信・更新管理システムに対応しており、デジオンの提供する鍵配信サーバーを利用することで、インターネットによるアクティベーションが行えるようにしている。

上述の通り、シャープ製BDレコーダー“AQUOSブルーレイ”へのアップデート採用が決定しており、既存モデル「BD-W2700 / W1700 / W570 / W570SW / S570 / T3700 / T2700 / T1700」などの機種で6月2日より順次対応を開始している。

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