テスラ技術搭載
<IFA>ベイヤーダイナミックとAstell&Kernのコラボイヤホン「AK T8iE」を聴いた
9月3日に開催されたIFA開幕前日のプレイベント、ShowStoppersの会場にベイヤーダイナミックが出展。Astell&Kernとのコラボレーションにより開発したテスラ技術搭載のカナル型イヤホン「AK T8iE」を出展した。
本機の詳細については既報の通り。ベイヤーダイナミックがこれまで数多くのヘッドホンに投入してきたテスラ技術を投入した世界で初めてのイヤホン。本体には11mmのテスラドライバーが内蔵されている。そのテスラ技術を、Astell&KernのAK380をはじめとしたハイレゾプレーヤーに最適化。MMCX端子でケーブルの着脱も行える。AKシリーズの上位モデルが採用する2.5mm 4極プラグによるバランスケーブルのほか、3.5mmプラグのアンバランスケーブルの両方を付属し、それぞれを交換し、様々なプレーヤー機器につないでリスニングが楽しめる。
会場に展示されていた実機を試聴する機会を得たので、簡単なインプレッションを報告しておこう。本体は非常に軽量で、クロム合金によるハウジングの質感がとても心地良い。ケーブルにはケブラー素材が採用されており、極細だが高い強度が保たれているという。実際に触れてみると非常にコシが強く多少のストレスには影響を受けることもなさそうだ。
そのサウンドは驚くほどにS/Nが高く、中高域の質感がきめ細かく再現される。オーケストラの弦楽器のハーモニーが滑らかで肉厚。空気の透明感が高く、余計な付帯音が発生しないので、木管楽器の柔らかな質感がありのままに伝わる。クリスタルのように透明な輝きを放つサウンドだ。トランペットの高域は消え入り際の余韻が全く濁らないまま、静寂な空気の中に溶け込んでいく。
ロック系の楽曲では量感が分厚く、アタックもビシッと引き締まった低域を鳴らす。フレッシュで力強いインパクトに、芳醇な余韻の質感が何とも心地良い。エネルギーの引き出し方に一切の無駄がない。中高域とのバランスもよく立体的な音場を描き出した。
ベイヤーダイナミックは4日から始まるIFAの本会期にもブースを出展している。最上位ヘッドホン「T1 2nd Generation」や「DT 1770 PRO」など、日本で先行発表されたモデルも揃い、大いに賑わいを見せるはずだ。
本機の詳細については既報の通り。ベイヤーダイナミックがこれまで数多くのヘッドホンに投入してきたテスラ技術を投入した世界で初めてのイヤホン。本体には11mmのテスラドライバーが内蔵されている。そのテスラ技術を、Astell&KernのAK380をはじめとしたハイレゾプレーヤーに最適化。MMCX端子でケーブルの着脱も行える。AKシリーズの上位モデルが採用する2.5mm 4極プラグによるバランスケーブルのほか、3.5mmプラグのアンバランスケーブルの両方を付属し、それぞれを交換し、様々なプレーヤー機器につないでリスニングが楽しめる。
会場に展示されていた実機を試聴する機会を得たので、簡単なインプレッションを報告しておこう。本体は非常に軽量で、クロム合金によるハウジングの質感がとても心地良い。ケーブルにはケブラー素材が採用されており、極細だが高い強度が保たれているという。実際に触れてみると非常にコシが強く多少のストレスには影響を受けることもなさそうだ。
そのサウンドは驚くほどにS/Nが高く、中高域の質感がきめ細かく再現される。オーケストラの弦楽器のハーモニーが滑らかで肉厚。空気の透明感が高く、余計な付帯音が発生しないので、木管楽器の柔らかな質感がありのままに伝わる。クリスタルのように透明な輝きを放つサウンドだ。トランペットの高域は消え入り際の余韻が全く濁らないまま、静寂な空気の中に溶け込んでいく。
ロック系の楽曲では量感が分厚く、アタックもビシッと引き締まった低域を鳴らす。フレッシュで力強いインパクトに、芳醇な余韻の質感が何とも心地良い。エネルギーの引き出し方に一切の無駄がない。中高域とのバランスもよく立体的な音場を描き出した。
ベイヤーダイナミックは4日から始まるIFAの本会期にもブースを出展している。最上位ヘッドホン「T1 2nd Generation」や「DT 1770 PRO」など、日本で先行発表されたモデルも揃い、大いに賑わいを見せるはずだ。