「N90Q」発売はいつ?価格は?
<IFA>AKGから新BTヘッドホン「Y50BT」登場/「N90Q」開発担当者に突撃取材
ハーマンインターナショナルは、一般公開ではなくディーラー向けの特別ブースを用意。そのなかでAKGやharman/kardon、JBLの製品を訴求していた。
今回、AKGのデザイナーであるラファル・チャニエツキ氏にインタビュー。「Y50」のBluetooth対応モデル「Y50BT」や、先日ローンチされた“全く新しいプレミアムシリーズ”「Nシリーズ」について、そして同シリーズの最上位モデルであり、日本ではまだ導入が明らかにされていない「N90Q」について詳しく語って頂いた。
■「Y50」のBluetooth対応モデル「Y50BT」登場
ヘッドホン「Y50」(関連ニュース)のBluetooth対応モデル「Y50BT」が登場していた。欧州では9月発売予定で、価格は179ユーロ。
本機は、単に既存のY50にBT機能を搭載したというものではなく、ハウジングの素材などを最適化し、調整したモデル。ハウジングはアルミ製で、カラーはブラック/シルバー/ウルトラマリンの3色。メタリックな質感と、Y50より落ち着いたトーンのカラーリングによって高級感を演出している。ヘッドバンド部分はY50より少し幅広に仕上げたとのこと。なお、BluetoothはaptXにも対応している。
内蔵バッテリーは20時間の連続使用が可能。電源がなくなっても通常ヘッドホンとして使うことができる。
■新「Nシリーズ」とは? N90Qはいつ発売?
Nシリーズの「N」はドイツ語の「Neue(英語でnew)」に由来。「新世代」「革新」といった意味がこめられており、洗練された素材とデザイン、AKGの音響技術を融合させた「全く新しいプレミアムシリーズ」とアピールしている(関連ニュース)。AKGブランド製品は、プロ/プロアマ向けモデル中心の「Kシリーズ」、若年層をターゲットにした「Yシリーズ」、そして「Nシリーズ」の3シリーズで展開している。
Nシリーズの製品では、既にノイズキャンセリングヘッドホン「N60NC」とイヤホン「N20」「N20U」が発売されているが、多くの方が気になっているのは「CESで登場していたクインシー・ジョーンズコラボモデル『N90Q』はいったいどうなっているのか?! 」ということではないだろうか。
まず、「今夏」とアナウンスされていた発売日について。欧州ではこの9月に発売を予定していることが明らかになった。ラインナップはゴールド筐体が目を惹く限定バージョンと、ブラックにゴールドを効かせた通常モデルの2種類。価格はどちらも1,499ユーロとのこと。ただし、依然として日本での発売日は不明のままだ。
N90Qのプロジェクトは2年前にスタート。Nシリーズのうち一番はじめに発案されたのがN90Qだったのだという。デザインおよびマテリアルのセレクトは、クインシー・ジョーンズの実娘であるファッションデザイナーのキダーダ・ジョーンズが監修したとのこと。
ハウジング中央には、プロデューサーのイニシャル「Q」を大きくあしらっている。その周囲にはダイヤルコントローラーが設けられており、右側でボリューム操作、左側でイコライザー設定が行える。これは時計のデザインからインスピレーションを得たのだという。
イヤーパッドはプロテインレザー製で、耳の周囲にフィットする立体構造を採用。さらに上側はソフトでその他はやや固めの素材とすることで、装着感を一層高めたという。
デザインはKシリーズ/Yシリーズとも共通する要素を盛り込んだとのこと。ハウジングのサークルデザインはKシリーズと、ヒンジ部分はYシリーズのデザインを意識したとのことだ。
また、非常に特徴的なのが「TruNote」機能の搭載。ヘッドホンのハウジング内部に設けられたマイクで、ユーザーがヘッドホンを装着した状態でのアコースティック特性を自動で測定して音場補正を実施。ノイズキャンセリング機能とあわせて最適なサウンドを楽しめるという。音場補正はアプリ等は特に必要なく、測定開始ボタンを押して数秒で完了する。
◇
最後に、ハーマンインターナショナルのDorothee de Backer氏に、今後のNシリーズの展開についてもうかがってみた。新プロジェクトについては、ごく初期段階とのことで、今は話せる段階にないという。「新モデルが出るとしたら、次のIFAかも?」とのことだった。
今回、AKGのデザイナーであるラファル・チャニエツキ氏にインタビュー。「Y50」のBluetooth対応モデル「Y50BT」や、先日ローンチされた“全く新しいプレミアムシリーズ”「Nシリーズ」について、そして同シリーズの最上位モデルであり、日本ではまだ導入が明らかにされていない「N90Q」について詳しく語って頂いた。
■「Y50」のBluetooth対応モデル「Y50BT」登場
ヘッドホン「Y50」(関連ニュース)のBluetooth対応モデル「Y50BT」が登場していた。欧州では9月発売予定で、価格は179ユーロ。
本機は、単に既存のY50にBT機能を搭載したというものではなく、ハウジングの素材などを最適化し、調整したモデル。ハウジングはアルミ製で、カラーはブラック/シルバー/ウルトラマリンの3色。メタリックな質感と、Y50より落ち着いたトーンのカラーリングによって高級感を演出している。ヘッドバンド部分はY50より少し幅広に仕上げたとのこと。なお、BluetoothはaptXにも対応している。
内蔵バッテリーは20時間の連続使用が可能。電源がなくなっても通常ヘッドホンとして使うことができる。
■新「Nシリーズ」とは? N90Qはいつ発売?
Nシリーズの「N」はドイツ語の「Neue(英語でnew)」に由来。「新世代」「革新」といった意味がこめられており、洗練された素材とデザイン、AKGの音響技術を融合させた「全く新しいプレミアムシリーズ」とアピールしている(関連ニュース)。AKGブランド製品は、プロ/プロアマ向けモデル中心の「Kシリーズ」、若年層をターゲットにした「Yシリーズ」、そして「Nシリーズ」の3シリーズで展開している。
Nシリーズの製品では、既にノイズキャンセリングヘッドホン「N60NC」とイヤホン「N20」「N20U」が発売されているが、多くの方が気になっているのは「CESで登場していたクインシー・ジョーンズコラボモデル『N90Q』はいったいどうなっているのか?! 」ということではないだろうか。
まず、「今夏」とアナウンスされていた発売日について。欧州ではこの9月に発売を予定していることが明らかになった。ラインナップはゴールド筐体が目を惹く限定バージョンと、ブラックにゴールドを効かせた通常モデルの2種類。価格はどちらも1,499ユーロとのこと。ただし、依然として日本での発売日は不明のままだ。
N90Qのプロジェクトは2年前にスタート。Nシリーズのうち一番はじめに発案されたのがN90Qだったのだという。デザインおよびマテリアルのセレクトは、クインシー・ジョーンズの実娘であるファッションデザイナーのキダーダ・ジョーンズが監修したとのこと。
ハウジング中央には、プロデューサーのイニシャル「Q」を大きくあしらっている。その周囲にはダイヤルコントローラーが設けられており、右側でボリューム操作、左側でイコライザー設定が行える。これは時計のデザインからインスピレーションを得たのだという。
イヤーパッドはプロテインレザー製で、耳の周囲にフィットする立体構造を採用。さらに上側はソフトでその他はやや固めの素材とすることで、装着感を一層高めたという。
デザインはKシリーズ/Yシリーズとも共通する要素を盛り込んだとのこと。ハウジングのサークルデザインはKシリーズと、ヒンジ部分はYシリーズのデザインを意識したとのことだ。
また、非常に特徴的なのが「TruNote」機能の搭載。ヘッドホンのハウジング内部に設けられたマイクで、ユーザーがヘッドホンを装着した状態でのアコースティック特性を自動で測定して音場補正を実施。ノイズキャンセリング機能とあわせて最適なサウンドを楽しめるという。音場補正はアプリ等は特に必要なく、測定開始ボタンを押して数秒で完了する。
最後に、ハーマンインターナショナルのDorothee de Backer氏に、今後のNシリーズの展開についてもうかがってみた。新プロジェクトについては、ごく初期段階とのことで、今は話せる段階にないという。「新モデルが出るとしたら、次のIFAかも?」とのことだった。