ロボホンも多数展示
<CEATEC>シャープ、Ultra HD Blu-ray再生機の開発を表明/8KモニターやFFDも展示
CEATECのシャープブースは、本日発表されたばかりのロボット型携帯電話「ロボホン」、曲面など自由な形状の画面を実現するフリーフォームディスプレイ、また液晶テレビAQUOSやレコーダー、そして8Kソリューションなど、多彩な展示内容を用意している。
■UHD-BDプレーヤー開発を表明
中でもAVファンとして注目したいのは、参考出展された4K対応AQUOSレコーダー。説明員によると「我々もHDRに対して積極的に取り組んでおり、その代表的なコンテンツであるUltra HD Blu-rayのプレーヤー開発に現在取り組んでいる」という。
Ultra HD Blu-ray再生対応機器では、昨日パナソニックが“DIGA”の最上位機として「DMR-UBZ1」を発表。11月13日に発売する。また、海外ではサムスン電子が2016年に発売することを表明している。シャープのUltra HD Blu-ray再生対応機の詳細はまだ明らかにされていないが、今後の続報が楽しみだ。
■8K相当解像度の新AQUOSやネイティブ8Kのディスプレイも
そのほかテレビでは、これも昨日発表されたばかりの、4Kパネルで8K相当の解像度を実現する“AQUOS 4K NEXT” 70型モデル「LC-70XG35」や、通常の4Kテレビ「LC-60XD35」を出展。画質はもちろん、2.1ch 3ウェイ10スピーカー構成の「AROUND SPEAKER SYSTEM」についても、スピーカーユニットを置くなどして積極的にアピールしていた。
また8K関連については、市販品として世界で初めて8K映像の規格に準拠し、8K/HDR表示にも対応したディスプレイ「LV-85001」を展示。受注生産だが、1,600万円で法人向けを中心に販売する。
アスペクト比16:9、画素数7,680×4,320、表示フレーム周波数最大120Hz、BT.2020色域、量子化ビット数最大12ビットなど、8K/SHV規格に準拠したディスプレイ。高額製品だけになかなかその映像を見られる機会は少ない。今回の展示は貴重な機会となりそうだ。
■フリーフォームディスプレイは曲面形状も可能に
シャープが次世代の液晶ディスプレイ技術として注力しているのが「フリーフォームディスプレイ(FFD)」。その名称の通り、これまでは四角が一般的だった液晶ディスプレイを、丸くしたり曲線を使ったりなど、自由な形状にできる技術だ。
表示領域の外周部にゲートドライバと呼ばれる駆動用回路を配置するための一定の額縁幅が必要なため、四角形状が一般的だった。フリーフォームディスプレイでは、ゲートドライバを表示領域内にある画素内に分散して配置。これにより額縁を非常に細くでき、表示領域にあわせた自由な形状のディスプレイ設計を可能にする。
今回は平面ディスプレイだけではなく、曲面ディスプレイでかつ自由な形状にした製品群も展示していた。
■「ロボホン」も多数展示
ロボット型のスマートフォンRoBoHoN(ロボホン)も多数展示されている。
メールや電話の着信を知らせたり、“背中”に搭載したQVGA解像その2インチ液晶ディスプレイにメールや各種メッセージを表示したりといったことや、ハンズフリー通話などに対応。
各機能は“RoBoHoN”との音声対話で操作可能で、ロボットとして様々なコミュニケーション動作やキャラクター性によって自然な対話を実現しているという。座った状態から自分で立ち上がったり、二足歩行も可能。加えて、音楽にあわせて踊ることなどもできるほか、顔認識でユーザーを識別する。通信方式は3G/LTE/Wi-Fiに対応し、CPUはクワッドコア/1.2GHzのMSM 8926を採用している。詳細や動く様子はこちらで紹介している。
■UHD-BDプレーヤー開発を表明
中でもAVファンとして注目したいのは、参考出展された4K対応AQUOSレコーダー。説明員によると「我々もHDRに対して積極的に取り組んでおり、その代表的なコンテンツであるUltra HD Blu-rayのプレーヤー開発に現在取り組んでいる」という。
Ultra HD Blu-ray再生対応機器では、昨日パナソニックが“DIGA”の最上位機として「DMR-UBZ1」を発表。11月13日に発売する。また、海外ではサムスン電子が2016年に発売することを表明している。シャープのUltra HD Blu-ray再生対応機の詳細はまだ明らかにされていないが、今後の続報が楽しみだ。
■8K相当解像度の新AQUOSやネイティブ8Kのディスプレイも
そのほかテレビでは、これも昨日発表されたばかりの、4Kパネルで8K相当の解像度を実現する“AQUOS 4K NEXT” 70型モデル「LC-70XG35」や、通常の4Kテレビ「LC-60XD35」を出展。画質はもちろん、2.1ch 3ウェイ10スピーカー構成の「AROUND SPEAKER SYSTEM」についても、スピーカーユニットを置くなどして積極的にアピールしていた。
また8K関連については、市販品として世界で初めて8K映像の規格に準拠し、8K/HDR表示にも対応したディスプレイ「LV-85001」を展示。受注生産だが、1,600万円で法人向けを中心に販売する。
アスペクト比16:9、画素数7,680×4,320、表示フレーム周波数最大120Hz、BT.2020色域、量子化ビット数最大12ビットなど、8K/SHV規格に準拠したディスプレイ。高額製品だけになかなかその映像を見られる機会は少ない。今回の展示は貴重な機会となりそうだ。
■フリーフォームディスプレイは曲面形状も可能に
シャープが次世代の液晶ディスプレイ技術として注力しているのが「フリーフォームディスプレイ(FFD)」。その名称の通り、これまでは四角が一般的だった液晶ディスプレイを、丸くしたり曲線を使ったりなど、自由な形状にできる技術だ。
表示領域の外周部にゲートドライバと呼ばれる駆動用回路を配置するための一定の額縁幅が必要なため、四角形状が一般的だった。フリーフォームディスプレイでは、ゲートドライバを表示領域内にある画素内に分散して配置。これにより額縁を非常に細くでき、表示領域にあわせた自由な形状のディスプレイ設計を可能にする。
今回は平面ディスプレイだけではなく、曲面ディスプレイでかつ自由な形状にした製品群も展示していた。
■「ロボホン」も多数展示
ロボット型のスマートフォンRoBoHoN(ロボホン)も多数展示されている。
メールや電話の着信を知らせたり、“背中”に搭載したQVGA解像その2インチ液晶ディスプレイにメールや各種メッセージを表示したりといったことや、ハンズフリー通話などに対応。
各機能は“RoBoHoN”との音声対話で操作可能で、ロボットとして様々なコミュニケーション動作やキャラクター性によって自然な対話を実現しているという。座った状態から自分で立ち上がったり、二足歩行も可能。加えて、音楽にあわせて踊ることなどもできるほか、顔認識でユーザーを識別する。通信方式は3G/LTE/Wi-Fiに対応し、CPUはクワッドコア/1.2GHzのMSM 8926を採用している。詳細や動く様子はこちらで紹介している。