φ53mmドライバー&新ベントで低音再生力強化
オーディオテクニカ、“SOLID BASS”ヘッドホン「ATH-WS1100」。新ベント機構搭載、ハイレゾ対応
オーディオテクニカは、"SOLID BASS”シリーズをリニューアル。イヤホンとヘッドホン合計9モデルを10月23日に発売する。本稿ではヘッドホン3モデルについてお伝えする。
■φ53mmドライバー&新ベント機構搭載のハイレゾ対応ヘッドホン
「ATH-WS1100」 ¥OPEN(予想実売価格25,000円前後)
φ53mm「ディープモーション・ハイレゾオーディオドライバー」を搭載。高磁束磁気回路を搭載し、大口径振動板を力強く駆動することで、厚みのある低域からリニアリティに優れた中高域まで再生可能だという。
また、正円状ベントとエクストラベントを組み合わせた「エクストラエアフローベース・ベンティングシステム」を採用。正円状ベントは振動板への負荷を軽減するステンレス製音響抵抗で、筐体内部の空気のバネ性を最適化し、低域出力の能率を向上させる。エクストラベントはハウジング側面に設けられたもので、通気を整え、解像度の高い中高域を兼ね備えた重低音再生を実現するという。
同社説明員によれば、この新ベント機構によってドライバー周辺の空気の流れが最適化され、振動板のピストンモーションの「戻り」が改善。その効果が特に歪みのない低域再現に貢献しているとのことだった。
なお、新SOLID BASSシリーズのイヤホンと同様に、ヘッドホンにおいても、従来モデルで採用されていた低域強化のためのチャンバー(空気室)メカニズムは省略。一方で前述のベンティングシステムを採用することで解像感の高い重低音を実現したことが、今回のシリーズの特徴と言えるだろう。
エンクロージャーは、剛性の高い精密加工アルミニウム材を組み合わせたデュアル構造。制振性に優れ、ドライバー駆動から伝わる不要共振を徹底的に抑制し、歪みのない中高域を引き出すという。
イヤーパッドは、硬度の異なる2層のクッション材を使った新構造を採用。耳側は柔らかい、ドライバー側は硬いクッションとすることで、装着性を高めると共にイヤーパッドの変形による音響特性への悪影響を防いでいる。
ケーブルはSOLID BASSSのヘッドホンとして初めて着脱式を採用。端子は両端ともにφ3.5mmステレオミニとなる。ケーブル長は1.2m。再生周波数帯域は5Hz〜40kHzで、出力音圧レベルは100dB/mW。インピーダンスは38Ω、最大入力は1,000mW。
■φ53mmドライバー&アルミハウジングで低音再生力強化
「ATH-WS770」 ¥OPEN(予想実売価格15,000円前後)
カラー:ブラックレッド/ガンメタ
新設計のφ53mm「ディープモーション・ドライバー」を搭載。振動板の動きをより正確にコントロールするため、PCBをドライバー背面トップにマウントしている。
また、ドライバー背面の同心円上に、均等な間隔で3つのベント(空気孔)を配置。筐体内部の空気のバネ性を効率良く生み出し、低域の出力能率を向上させているという。さらにステンレス製の音響抵抗も組み合わせることで、低域と中高域のバランスも整えているとのことだ。
エンクロージャーは、剛性の高い精密加工アルミニウム材を組み合わせたデュアル構造。制振性に優れ、ドライバー駆動から伝わる不要共振を徹底的に抑制し、歪みのない中高域を引き出すという。
イヤーパッドは、耳全体を包み込み高い密閉性を実現するとともに装着感も向上させている。
ケーブルは1.2mで着脱不可。再生周波数帯域は8〜29,000Hzで、出力音圧レベルは100dB/mW。インピーダンスは38Ω、最大入力は1,000mW。
■φ53mmドライバー搭載のエントリーモデル
「ATH-WS550」 ¥OPEN(予想実売価格 8,000円前後)
カラー:ブラックゴールド/ブラックレッド/ホワイト
新設計のφ53mm「ディープモーション・ドライバー」を搭載。振動板の動きをより正確にコントロールするため、PCBをドライバー背面トップにマウントしている。ベントはドライバー特性に応じた最適な位置に1つ搭載。
エンクロージャーは、リング状に成型したアルミ材をハウジングにマウントすることで、不要共振を抑え、締まりのあるクリアな再生音を実現するという。イヤーパッドは、耳全体を包み込み高い密閉性を実現するとともに装着感も向上させている。
ケーブルは1.2mで着脱不可。再生周波数帯域は8〜24,000Hzで、出力音圧レベルは106dB/mW。インピーダンスは38Ω、最大入力は750mW。
■φ53mmドライバー&新ベント機構搭載のハイレゾ対応ヘッドホン
「ATH-WS1100」 ¥OPEN(予想実売価格25,000円前後)
φ53mm「ディープモーション・ハイレゾオーディオドライバー」を搭載。高磁束磁気回路を搭載し、大口径振動板を力強く駆動することで、厚みのある低域からリニアリティに優れた中高域まで再生可能だという。
また、正円状ベントとエクストラベントを組み合わせた「エクストラエアフローベース・ベンティングシステム」を採用。正円状ベントは振動板への負荷を軽減するステンレス製音響抵抗で、筐体内部の空気のバネ性を最適化し、低域出力の能率を向上させる。エクストラベントはハウジング側面に設けられたもので、通気を整え、解像度の高い中高域を兼ね備えた重低音再生を実現するという。
同社説明員によれば、この新ベント機構によってドライバー周辺の空気の流れが最適化され、振動板のピストンモーションの「戻り」が改善。その効果が特に歪みのない低域再現に貢献しているとのことだった。
なお、新SOLID BASSシリーズのイヤホンと同様に、ヘッドホンにおいても、従来モデルで採用されていた低域強化のためのチャンバー(空気室)メカニズムは省略。一方で前述のベンティングシステムを採用することで解像感の高い重低音を実現したことが、今回のシリーズの特徴と言えるだろう。
エンクロージャーは、剛性の高い精密加工アルミニウム材を組み合わせたデュアル構造。制振性に優れ、ドライバー駆動から伝わる不要共振を徹底的に抑制し、歪みのない中高域を引き出すという。
イヤーパッドは、硬度の異なる2層のクッション材を使った新構造を採用。耳側は柔らかい、ドライバー側は硬いクッションとすることで、装着性を高めると共にイヤーパッドの変形による音響特性への悪影響を防いでいる。
ケーブルはSOLID BASSSのヘッドホンとして初めて着脱式を採用。端子は両端ともにφ3.5mmステレオミニとなる。ケーブル長は1.2m。再生周波数帯域は5Hz〜40kHzで、出力音圧レベルは100dB/mW。インピーダンスは38Ω、最大入力は1,000mW。
■φ53mmドライバー&アルミハウジングで低音再生力強化
「ATH-WS770」 ¥OPEN(予想実売価格15,000円前後)
カラー:ブラックレッド/ガンメタ
新設計のφ53mm「ディープモーション・ドライバー」を搭載。振動板の動きをより正確にコントロールするため、PCBをドライバー背面トップにマウントしている。
また、ドライバー背面の同心円上に、均等な間隔で3つのベント(空気孔)を配置。筐体内部の空気のバネ性を効率良く生み出し、低域の出力能率を向上させているという。さらにステンレス製の音響抵抗も組み合わせることで、低域と中高域のバランスも整えているとのことだ。
エンクロージャーは、剛性の高い精密加工アルミニウム材を組み合わせたデュアル構造。制振性に優れ、ドライバー駆動から伝わる不要共振を徹底的に抑制し、歪みのない中高域を引き出すという。
イヤーパッドは、耳全体を包み込み高い密閉性を実現するとともに装着感も向上させている。
ケーブルは1.2mで着脱不可。再生周波数帯域は8〜29,000Hzで、出力音圧レベルは100dB/mW。インピーダンスは38Ω、最大入力は1,000mW。
■φ53mmドライバー搭載のエントリーモデル
「ATH-WS550」 ¥OPEN(予想実売価格 8,000円前後)
カラー:ブラックゴールド/ブラックレッド/ホワイト
新設計のφ53mm「ディープモーション・ドライバー」を搭載。振動板の動きをより正確にコントロールするため、PCBをドライバー背面トップにマウントしている。ベントはドライバー特性に応じた最適な位置に1つ搭載。
エンクロージャーは、リング状に成型したアルミ材をハウジングにマウントすることで、不要共振を抑え、締まりのあるクリアな再生音を実現するという。イヤーパッドは、耳全体を包み込み高い密閉性を実現するとともに装着感も向上させている。
ケーブルは1.2mで着脱不可。再生周波数帯域は8〜24,000Hzで、出力音圧レベルは106dB/mW。インピーダンスは38Ω、最大入力は750mW。
関連リンク
トピック
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-WS1100
- 発売日2015年10月23日
- 価格¥OPEN(予想実売価格25,000円前後)
【SPEC】●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm ●出力音圧レベル:100dB/mW ●再生周波数帯域:5Hz〜40kHz ●最大入力:1,000mW ●インピーダンス:38Ω ●入力端子:φ3.5mmステレオミニジャック ●質量:約281g
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-WS770
- 発売日2015年10月23日
- 価格¥OPEN(予想実売価格15,000円前後)
【SPEC】●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm ●出力音圧レベル:100dB/mW ●再生周波数帯域:8Hz〜29kHz ●最大入力:1,000mW ●インピーダンス:38Ω ●プラグ:φ3.5mm金メッキステレオミニ(L型) ●ケーブル長:1.2m ●質量:約265g(ケーブル含まず)
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドAUDIO-TECHNICA
- 型番ATH-WS550
- 発売日2015年10月23日
- 価格¥OPEN(予想実売価格 8,000円前後)
【SPEC】●型式:密閉ダイナミック型 ●ドライバー:φ53mm ●出力音圧レベル:106dB/mW ●再生周波数帯域:8Hz〜24kHz ●最大入力:750mW ●インピーダンス:38Ω ●プラグ:φ3.5mm金メッキステレオミニ(L型) ●ケーブル長:1.2m ●質量:約254g(ケーブル含まず)