通常イヤホンでもバランス駆動できるアンプなども
<ヘッドホン祭>AUDEZEの新平面駆動型ヘッドホン「LCD-4」/finalは新入門ヘッドホンを紹介
10月24日、25日に中野サンプラザで開催されている「秋のヘッドフォン祭2015」。本稿ではfinal/AUDEZE/オーディオデザイン/Questyle/ORB/Antelope Audio/MusaeLABのブースについてお伝えしよう。
■final
finalは、“SONOROUS”シリーズのヘッドホンのエントリーモデル「SONOROUS III」を参考出展されていた。2月頃、3万円台半ばでの販売を予定しているという。
「SONOROUS VI」と同じく、50mmダイナミック型ドライバーと自社開発のバランスドアーマチュア・ドライバーを搭載したハイブリッド型モデル。筐体をABS樹脂製とすることでコストを抑えたという。同社のサウンドをもっと手頃な価格で手に入れたいという要望に応えるかたちで誕生したとのことだ。
■AUDEZE
AUDEZEは、平面駆動型ヘッドホンの新モデル「LCD-4」を参考出展していた。発売は11月中を予定しており、価格は60万円ほどになる見込みとのことだ。
同ブランドの新リファレンスヘッドホンに位置づけられるもの。ドライバーを進化させ、磁束を1.5テスラまで高めたという。
質量は660gと重量級だが、装着感を向上させるため、カーボンファイバー製のサスペンション機構やレザー製ヘッドバンドなどを採用したとのことだ。
■オーディオデザイン
オーディオデザインは、先日発売したばかりの新ヘッドホンアンプ「Tempo」(税抜5万円)を訴求していた。
同製品の特徴は、一般的な3極タイプのイヤホン/ヘッドホンでもバランス駆動できる点。「もうリケーブルに悩む必要はないかも知れない」とアピールされている。もちろん、4線式バランス駆動用の端子も用意。AKタイプ/ソニータイプ両方接続可能だ。
アンプはオペアンプ「LME49860」とバッファアンプ「LME49600」を組み合わせ。電源は別途DCアダプター「DCA-12V」を使用する必要がある。
■Questyle
Questyleは、春のヘッドフォン祭に引き続きハイレゾDAP「QP1」「QP1R」を出展していた。製造はフォックスコンが行っているとのこと。11月下旬頃、13万円前後で販売する予定。
最大192kHz/24bit PCMおよび5.6MHz DSDに対応。特許技術「Current Mode Amplification」を搭載し、暖かみのあるパワフルな音再生を実現するという。筐体はアルミ製。フロントと背面にはゴリラガラスを使っている。
■ORB
ORBは、全国各地のイベントでユーザーが比較試聴し人気モデルを選出する「ケーブル総選挙」で人気の高かったケーブルを製品化。ヘッドフォン祭の2日間限定で受注を行っている。ミニミニケーブル編は1位から3位まで、MMCXリケーブル編では1位のモデルが製品化された。
また、Clear force HD25シリーズ(関連ニュース)も早速ブースに登場していた。
■Antelope Audio
Antelope Audioは、Zodiac Platinum DSD DACとAudiophile 10M アトミック・クロックをセットにしたコンパクトかつ高性能なハイレゾ再生システムをアピールしていた。
Antelope Audioは伝説のアードシンクの開発者 イーゴア・レービン氏の発案で生まれたブルガリアのオーディオブランド。Zodiac Platinum DSD DACは384kHz PCMおよび5.6MHz DSDに対応。DSDを最大11.2MHzまでアップサンプリングできる機能も備えている。
Audiophile 10M アトミック・クロックは非常にコンパクトな筐体ながら10MHzルビジウムクロックを内蔵。1000年に1秒の誤差しか起こらないという超精密なクロック生成を実現する。
■マス工房
マス工房は、ヘッドホンアンプを中心に試聴デモ。フルバランス構成のポータブルヘッドホンアンプ「model404」や「model394」を出展していた。
「model404」は2.5mmまたは3.5mmの4極バランス入力端子(注文時に選択)、および3.5mmアンバランス入力端子を搭載。出力は2.5mmまたは3.5mmの4極バランス出力端子(注文時に選択)、3.5mmアンバランス出力端子、さらには4pinXLRバランス端子を搭載する。バランス入力時にはフルバランスでの出力が可能となる。単三電池6本で駆動するが、前面のUSB端子にモバイルバッテリーを接続して駆動させることも可能だ。
■MusaeLAB
MusaeLABは、DAP「P-10」やイヤホン「M-10」「MX-05」「MX-10」などを出展。現在日本国内向けの代理店を探しているところというが、ブースで興味を持ったユーザーがいれば直接納品も可能とのことだった。
■final
finalは、“SONOROUS”シリーズのヘッドホンのエントリーモデル「SONOROUS III」を参考出展されていた。2月頃、3万円台半ばでの販売を予定しているという。
「SONOROUS VI」と同じく、50mmダイナミック型ドライバーと自社開発のバランスドアーマチュア・ドライバーを搭載したハイブリッド型モデル。筐体をABS樹脂製とすることでコストを抑えたという。同社のサウンドをもっと手頃な価格で手に入れたいという要望に応えるかたちで誕生したとのことだ。
■AUDEZE
AUDEZEは、平面駆動型ヘッドホンの新モデル「LCD-4」を参考出展していた。発売は11月中を予定しており、価格は60万円ほどになる見込みとのことだ。
同ブランドの新リファレンスヘッドホンに位置づけられるもの。ドライバーを進化させ、磁束を1.5テスラまで高めたという。
質量は660gと重量級だが、装着感を向上させるため、カーボンファイバー製のサスペンション機構やレザー製ヘッドバンドなどを採用したとのことだ。
■オーディオデザイン
オーディオデザインは、先日発売したばかりの新ヘッドホンアンプ「Tempo」(税抜5万円)を訴求していた。
同製品の特徴は、一般的な3極タイプのイヤホン/ヘッドホンでもバランス駆動できる点。「もうリケーブルに悩む必要はないかも知れない」とアピールされている。もちろん、4線式バランス駆動用の端子も用意。AKタイプ/ソニータイプ両方接続可能だ。
アンプはオペアンプ「LME49860」とバッファアンプ「LME49600」を組み合わせ。電源は別途DCアダプター「DCA-12V」を使用する必要がある。
■Questyle
Questyleは、春のヘッドフォン祭に引き続きハイレゾDAP「QP1」「QP1R」を出展していた。製造はフォックスコンが行っているとのこと。11月下旬頃、13万円前後で販売する予定。
最大192kHz/24bit PCMおよび5.6MHz DSDに対応。特許技術「Current Mode Amplification」を搭載し、暖かみのあるパワフルな音再生を実現するという。筐体はアルミ製。フロントと背面にはゴリラガラスを使っている。
■ORB
ORBは、全国各地のイベントでユーザーが比較試聴し人気モデルを選出する「ケーブル総選挙」で人気の高かったケーブルを製品化。ヘッドフォン祭の2日間限定で受注を行っている。ミニミニケーブル編は1位から3位まで、MMCXリケーブル編では1位のモデルが製品化された。
また、Clear force HD25シリーズ(関連ニュース)も早速ブースに登場していた。
■Antelope Audio
Antelope Audioは、Zodiac Platinum DSD DACとAudiophile 10M アトミック・クロックをセットにしたコンパクトかつ高性能なハイレゾ再生システムをアピールしていた。
Antelope Audioは伝説のアードシンクの開発者 イーゴア・レービン氏の発案で生まれたブルガリアのオーディオブランド。Zodiac Platinum DSD DACは384kHz PCMおよび5.6MHz DSDに対応。DSDを最大11.2MHzまでアップサンプリングできる機能も備えている。
Audiophile 10M アトミック・クロックは非常にコンパクトな筐体ながら10MHzルビジウムクロックを内蔵。1000年に1秒の誤差しか起こらないという超精密なクロック生成を実現する。
■マス工房
マス工房は、ヘッドホンアンプを中心に試聴デモ。フルバランス構成のポータブルヘッドホンアンプ「model404」や「model394」を出展していた。
「model404」は2.5mmまたは3.5mmの4極バランス入力端子(注文時に選択)、および3.5mmアンバランス入力端子を搭載。出力は2.5mmまたは3.5mmの4極バランス出力端子(注文時に選択)、3.5mmアンバランス出力端子、さらには4pinXLRバランス端子を搭載する。バランス入力時にはフルバランスでの出力が可能となる。単三電池6本で駆動するが、前面のUSB端子にモバイルバッテリーを接続して駆動させることも可能だ。
■MusaeLAB
MusaeLABは、DAP「P-10」やイヤホン「M-10」「MX-05」「MX-10」などを出展。現在日本国内向けの代理店を探しているところというが、ブースで興味を持ったユーザーがいれば直接納品も可能とのことだった。