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2.5mm 4極プラグ採用「MXH-RF550B」との2モデル

マクセル、新ドライバーと新設計筐体のハイレゾ対応イヤホン「MXH-RF550」。バランス対応機も

公開日 2015/12/03 11:46 編集部:小野佳希
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日立マクセルは、新開発ドライバーと新設計のデュアルチャンバー構造を採用し、ハイレゾ領域の周波数帯域再生に対応したカナル型イヤホン「MXH-RF550」と、同モデルをバランス駆動に対応させた「MXH-RF550B」を12月10日より発売する。価格はオープンだが、通常モデル「MXH-RF550」が25,000円前後、バランス駆動対応モデル「MXH-RF550B」が30,000円前後での実売が予想される。

MXH-RF550

「秋のヘッドフォン祭2015」に参考出展されていたモデル(関連ニュース)が正式に発表された格好で、基本的なスペックは両モデルとも共通。通常モデル「MXH-RF550」が3.5mmステレオミニプラグを採用するのに対し、「MXH-RF550B」は2.5mm 4極プラグを採用している点が違い。「MXH-RF550B」ではAstell&KernのAKシリーズ等を始めとしたプレーヤーやヘッドホンアンプと接続してのバランス駆動が利用できる。なお、3.5mm3極への変換プラグも同梱している。

MXH-RF550B

MXH-RF550Bは2.5mm 4極プラグを採用

40kHzに至る高域再生を実現した、新開発の10mmダイナミックドライバーを搭載。振動系の軽量化と新設計拡散音場バランサーを採用した新開発ドライバーにより、「抜けの良い引き締まった低域から、レスポンスの良い繊細な高域まで、バランスの良い広帯域を再生する」としている。

内部構造

ハウジング内部に二層の空間を設けるデュアルチャンバー構造を採用。これにより、「広帯域再生でフラットなバランス」と「豊かな音場を再生する周波数特性」を実現したという。加えて、音に囲まれた空間を生成し、空気感、臨場感に溢れた広い音場を再生するともしている。また、塞がれた外耳道で発生する6kHz付近のピークを抑制する音響回路により、ささりのない伸びやかな高域再生を実現するという。

デュアルチャンバー構造を採用

筐体は高剛性アルミニウム合金とABS樹脂を組み合わせたハイブリッドボディを採用。これにより不要共振を抑え、臨場感あるクリアな原音再生の実現を狙ったという。

再生周波数帯域は10Hz~40kHzで、インピーダンスが32Ω、音圧感度は107dB/mW。コード長は約1.2mで、プラグはL型。S/M/L 3サイズの抗菌イヤーピースなどが付属する。

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