400ドルのUHD-BDプレーヤーも登場
<CES>サムスン、1000nit/10億色を再現する量子ドット技術搭載4Kテレビを披露
米国時間1月6日よりラスベガスにて開幕した「2016 International CES」。本記事ではサムスンのブースの模様を、オーディオビジュアル関連トピックを中心にレポートする。
■1000nit/10億色の表示を実現する“Quantum Dot Display”
CESで最大規模を誇る同社ブースでは、前日のプレスカンファレンスで発表した「Quantum Dot Display Technology」(量子ドット技術)採用の“SUHD TV”(4K液晶テレビ)「KS9500」が出展された。デザインについてはベゼル幅を小さくしたことが特徴だ。
この液晶ディスプレイ技術は、ナノサイズの量子ドットを用いることによって1000nitを超える高輝度によるHDR表現、10億色におよぶ広色域かつ正確な色再現を実現するというものだ。
会場では「KS9500」で4K/HDR映像を再生するデモンストレーションが実施された。また、同じく量子ドット技術を搭載した8Kテレビも出展された。
HDRについては、YouTubeやAmazonのストリーミング、ATSC3.0によるライブ放送などによるデモも実施。また、HDMIやストリーミングなどの入力ソースの種類、HDRの有無や解像度・ビットレートなどのコンテンツのタイプを自動分析して最適な画像を表示することが可能な映像エンジンもアピールされていた。
そしてスマートテレビ機能も紹介。カメラと連動するIoT機能や、各社コンテンツを同一プラットフォームから選択・試聴できる「Smart Hub」などのデモが行われた。
■最新のディスプレイ技術も披露
会場では同社の最新ディスプレイ技術も多数披露。170インチのSUHD TVや、複数個が合体・分離しながら映像を表示するモジュラー型ディスプレイ、分割・変形するディスプレイなどが登場した。
■Ultra HD Blu-ray対応のBDプレーヤー「UBD-K8500」も出展
すでに3月発売がアナウンスされていた4K Ultra HD Blu-ray対応のBDプレーヤー「UBD-K8500」(関連ニュース)も出展された。価格は399ドルを予定している。また今後予定されている4K/HDR収録のUltra HD Blu-rayのパッケージ作品も展示されていた。
■アトモス対応サウンドバーが登場。「GEAR VR」のデモに行列
サウンド関連製品では、こちらの記事でもお伝えしたとおり、ドルビーアトモス対応サウンドバーが出展された。本機はサウンドバー、サブウーファー、2基のサテライトスピーカーで構成。サテライトスピーカーには2基のユニットが搭載され、天井に向けられた1基がイネーブルドスピーカーの役割を果たす。
またワイヤレスオーディオスピーカー「Wireless Audio 360」の新モデルも出展。スマホやウェアラブル端末での操作やマルチルーム対応操作アプリ「Samsung Multiroom」のデモを行っていた。
スマートフォン「Galaxy note2」やスマートウォッチ「Gear S2」、18.4インチのAndroidタブレット「Galaxy View」なども展示。また、VRゴーグル「GEAR VR」についてはデモンストレーション用に特設ブースが設けられ、来場者が視聴順番待ちの行列を作っていた。
■1000nit/10億色の表示を実現する“Quantum Dot Display”
CESで最大規模を誇る同社ブースでは、前日のプレスカンファレンスで発表した「Quantum Dot Display Technology」(量子ドット技術)採用の“SUHD TV”(4K液晶テレビ)「KS9500」が出展された。デザインについてはベゼル幅を小さくしたことが特徴だ。
この液晶ディスプレイ技術は、ナノサイズの量子ドットを用いることによって1000nitを超える高輝度によるHDR表現、10億色におよぶ広色域かつ正確な色再現を実現するというものだ。
会場では「KS9500」で4K/HDR映像を再生するデモンストレーションが実施された。また、同じく量子ドット技術を搭載した8Kテレビも出展された。
HDRについては、YouTubeやAmazonのストリーミング、ATSC3.0によるライブ放送などによるデモも実施。また、HDMIやストリーミングなどの入力ソースの種類、HDRの有無や解像度・ビットレートなどのコンテンツのタイプを自動分析して最適な画像を表示することが可能な映像エンジンもアピールされていた。
そしてスマートテレビ機能も紹介。カメラと連動するIoT機能や、各社コンテンツを同一プラットフォームから選択・試聴できる「Smart Hub」などのデモが行われた。
■最新のディスプレイ技術も披露
会場では同社の最新ディスプレイ技術も多数披露。170インチのSUHD TVや、複数個が合体・分離しながら映像を表示するモジュラー型ディスプレイ、分割・変形するディスプレイなどが登場した。
■Ultra HD Blu-ray対応のBDプレーヤー「UBD-K8500」も出展
すでに3月発売がアナウンスされていた4K Ultra HD Blu-ray対応のBDプレーヤー「UBD-K8500」(関連ニュース)も出展された。価格は399ドルを予定している。また今後予定されている4K/HDR収録のUltra HD Blu-rayのパッケージ作品も展示されていた。
■アトモス対応サウンドバーが登場。「GEAR VR」のデモに行列
サウンド関連製品では、こちらの記事でもお伝えしたとおり、ドルビーアトモス対応サウンドバーが出展された。本機はサウンドバー、サブウーファー、2基のサテライトスピーカーで構成。サテライトスピーカーには2基のユニットが搭載され、天井に向けられた1基がイネーブルドスピーカーの役割を果たす。
またワイヤレスオーディオスピーカー「Wireless Audio 360」の新モデルも出展。スマホやウェアラブル端末での操作やマルチルーム対応操作アプリ「Samsung Multiroom」のデモを行っていた。
スマートフォン「Galaxy note2」やスマートウォッチ「Gear S2」、18.4インチのAndroidタブレット「Galaxy View」なども展示。また、VRゴーグル「GEAR VR」についてはデモンストレーション用に特設ブースが設けられ、来場者が視聴順番待ちの行列を作っていた。