TechnicsルームやBtoB展示も充実
<CES>パナソニック、BT.2020を98%カバーの8Kディスプレイ。4K対応の高倍率コンデジも
CES 2016のパナソニックブース関連では、Ultra HD Blu-ray プレーヤーや新4Kテレビを別項で紹介したが、本項では参考出展していたものを含め、そのほかの出展内容を紹介していく。
■国内でも展開予定、4K対応のロングズームコンデジ
ブースでは、プレスカンファレンスでも紹介された“LUMIX”の新コンデジ「DMC-ZS100」と「DMC-ZS60」が展示されていた。米国では3月に発売される。型番は異なるだろうが、日本でも同等製品が近々発表されるものと予想される。
DMC-ZS100は、1インチセンサーと光学10倍ズームを搭載した製品。同社イメージングプロダクツビジネスユニット 商品企画部 部長の前田将徳氏は、「1インチセンサーで10倍ズーム、しかも4K撮影対応という製品はおそらく他にないはず」と語る。
DMC-ZS60は1/2.3インチのセンサーを搭載し、30倍ズームレンズを搭載したモデル。もちろん本機も4K撮影に対応する。
同社では、4K撮影を静止画撮影に活かす「4Kフォト」機能をアピールしているが、中でも特筆したいのが「フォーカスセレクト」。昨年末のモデルから搭載された機能なのだが、これが実際に体験してみると非常に便利だ。
フォーカスセレクト機能をオンにしてシャッターを押すと、4Kに近い解像度の動画を、フォーカスするポイントを次々に変えながら撮影する。撮影したあとは、ディスプレイ上でフォーカスを合わせたいところをタッチすると、すぐにそこにフォーカスが合い、ほかの部分がボケる。気に入ったフォーカスの写真が見つかったら、静止画として切り出して別途保存することもできる。
シャッターを押した際、フォーカスポイントが変わっていくことを知らせるユーザーインターフェースも楽しい。しかも大変実用的だ。動きの速い被写体には向かないという弱点もあるが、LUMIXならではの機能として注目したい。
さらにカメラ関連では、100-400mmのマイクロフォーサーズ向け望遠レンズも発表。こちらも3月発売で、価格は1,800ドル程度。F値は4.0〜6.3。「ズームレンズでLEICAブランドというのは同社として初めてで、求められる基準は厳しかったが、しっかりクリアできた。4K動画撮影などにもお使い頂ける」(前田部長)。
そのほかカメラ関連では、昨日日本で発表された4Kビデオカメラ(関連ニュース)の北米版も展示していた。
またアクションカメラでは、HX-A1をヤマハのバギーに多数取り付けたり、アメリカで人気というアスレチック競技をデモしている人の頭部に付けたりなど、様々な活用方法を提案していた。
■BT.2020を98%カバーした55インチ8Kディスプレイ
同社ブースでは8Kソリューションも展示していた。さりげなく置かれていたのが、55型の8Kディスプレイ。よく見るとBT.2020を98%カバーしたと、さらりと書いてある。
ご存じの通り、BT.2020は次世代放送やUltra HD Blu-rayで使われている、非常に広い色域。民生機では、レーザー光源などを使用しながらでも、カバー率80%を超えたら非常に優秀だ。いったいどうやって98%を実現したのか、同社説明員に尋ねてみたが、一切教えてもらえなかった。
そのほか8K関連ソリューションでは、別途ニュースでご紹介した、フルスペック8K信号を1本で非圧縮伝送できるケーブルも出展。コネクタ部は、今回の試作品ではHDMIをそのまま使用したという。プラスチック光ファイバーケーブルを使い、伝送速度は100Gbpsを超えるという。
■Technics製品を体験できるデモルームも
またブースには、Technics製品を体験できるデモルームも用意された。今回のCESで披露されたSL-1200G/GAEが展示されていたほか、おなじみのプレミアムシリーズや、この春発売となるミドルクラスシリーズ「グランドシリーズ」も展示。実際の音を確かめることができた。
そのほかの展示内容については写真とキャプションで紹介していこう。
■国内でも展開予定、4K対応のロングズームコンデジ
ブースでは、プレスカンファレンスでも紹介された“LUMIX”の新コンデジ「DMC-ZS100」と「DMC-ZS60」が展示されていた。米国では3月に発売される。型番は異なるだろうが、日本でも同等製品が近々発表されるものと予想される。
DMC-ZS100は、1インチセンサーと光学10倍ズームを搭載した製品。同社イメージングプロダクツビジネスユニット 商品企画部 部長の前田将徳氏は、「1インチセンサーで10倍ズーム、しかも4K撮影対応という製品はおそらく他にないはず」と語る。
DMC-ZS60は1/2.3インチのセンサーを搭載し、30倍ズームレンズを搭載したモデル。もちろん本機も4K撮影に対応する。
同社では、4K撮影を静止画撮影に活かす「4Kフォト」機能をアピールしているが、中でも特筆したいのが「フォーカスセレクト」。昨年末のモデルから搭載された機能なのだが、これが実際に体験してみると非常に便利だ。
フォーカスセレクト機能をオンにしてシャッターを押すと、4Kに近い解像度の動画を、フォーカスするポイントを次々に変えながら撮影する。撮影したあとは、ディスプレイ上でフォーカスを合わせたいところをタッチすると、すぐにそこにフォーカスが合い、ほかの部分がボケる。気に入ったフォーカスの写真が見つかったら、静止画として切り出して別途保存することもできる。
シャッターを押した際、フォーカスポイントが変わっていくことを知らせるユーザーインターフェースも楽しい。しかも大変実用的だ。動きの速い被写体には向かないという弱点もあるが、LUMIXならではの機能として注目したい。
さらにカメラ関連では、100-400mmのマイクロフォーサーズ向け望遠レンズも発表。こちらも3月発売で、価格は1,800ドル程度。F値は4.0〜6.3。「ズームレンズでLEICAブランドというのは同社として初めてで、求められる基準は厳しかったが、しっかりクリアできた。4K動画撮影などにもお使い頂ける」(前田部長)。
そのほかカメラ関連では、昨日日本で発表された4Kビデオカメラ(関連ニュース)の北米版も展示していた。
またアクションカメラでは、HX-A1をヤマハのバギーに多数取り付けたり、アメリカで人気というアスレチック競技をデモしている人の頭部に付けたりなど、様々な活用方法を提案していた。
■BT.2020を98%カバーした55インチ8Kディスプレイ
同社ブースでは8Kソリューションも展示していた。さりげなく置かれていたのが、55型の8Kディスプレイ。よく見るとBT.2020を98%カバーしたと、さらりと書いてある。
ご存じの通り、BT.2020は次世代放送やUltra HD Blu-rayで使われている、非常に広い色域。民生機では、レーザー光源などを使用しながらでも、カバー率80%を超えたら非常に優秀だ。いったいどうやって98%を実現したのか、同社説明員に尋ねてみたが、一切教えてもらえなかった。
そのほか8K関連ソリューションでは、別途ニュースでご紹介した、フルスペック8K信号を1本で非圧縮伝送できるケーブルも出展。コネクタ部は、今回の試作品ではHDMIをそのまま使用したという。プラスチック光ファイバーケーブルを使い、伝送速度は100Gbpsを超えるという。
■Technics製品を体験できるデモルームも
またブースには、Technics製品を体験できるデモルームも用意された。今回のCESで披露されたSL-1200G/GAEが展示されていたほか、おなじみのプレミアムシリーズや、この春発売となるミドルクラスシリーズ「グランドシリーズ」も展示。実際の音を確かめることができた。
そのほかの展示内容については写真とキャプションで紹介していこう。