GfKが調査結果を発表
'15年のハイレゾ対応機器売上は前年の1.5倍に。ヘッドホンが市場成長に貢献
GfKジャパンは、家電量販店における2015年のハイレゾオーディオ機器の販売動向を発表。ハイレゾ対応機器販売は数量で前年の1.5倍、金額で前年の1.4倍と右肩上がりに拡大し、特にヘッドホン/イヤホンが市場成長に最も貢献したという。
カテゴリー別動向をみると、売り上げの44%を占める携帯音楽プレーヤーは、数量前年比1.3倍、金額前年比1.2倍。旧モデルの販売好調が目立った。
それに次ぐ売り上げ規模を持つステレオヘッドホンは数量前年比2.5倍、金額前年比1.9倍となった。中でもイヤホン型は1万円以下の手ごろな価格帯製品が支持を集め大きく伸長したという。形状別の数量構成比をみると、オーバーヘッド型が52%に縮小し、イヤホン型が前年の30%から48%へ拡大した。
また、ミニコンポは、PCやUSBメモリーなど他機器との連携の良さが支持を集め、数量前年比4.7倍、金額前年比3.7倍となった。結果、ハイレゾオーディオ売り上げに占めるミニコンポの構成比は前年の1%から4%に拡大した。
このようにハイレゾオーディオは縮小基調にあるオーディオ市場で存在感を高めているとGfKジャパンは解説。販売構成比をみると、オーディオ機器全体では数量ベースで3%(前年2%)、金額ベースでは14%(前年10%)に達した。また、携帯音楽プレーヤーでは数量ベースで15%、金額ベースで23%に、ステレオヘッドホンでは数量ベースで2%、金額ベースで12%に上昇した。
加えて、オーディオ機器以外でもハイレゾ対応が進んでいることにも言及。スマートフォンではハイレゾ対応モデルのラインアップが前年の2.4倍に増え、その年間販売台数は携帯音楽プレーヤーを上回っており、「ハイレゾの視聴環境は広がっているといえる」とした。
上記の各種数値は全国の家電量販約4,000店の販売実績を集計した調査に基づくもの。96kHz/24bit以上対応のデジタルデバイス(アンプ、プレーヤー、レシーバー、ミニコンポ、USB-DAC)と、高域再生性能40kHz以上のアナログデバイス(スピーカー、ステレオヘッドホン)をハイレゾ機器として定義した。
カテゴリー別動向をみると、売り上げの44%を占める携帯音楽プレーヤーは、数量前年比1.3倍、金額前年比1.2倍。旧モデルの販売好調が目立った。
それに次ぐ売り上げ規模を持つステレオヘッドホンは数量前年比2.5倍、金額前年比1.9倍となった。中でもイヤホン型は1万円以下の手ごろな価格帯製品が支持を集め大きく伸長したという。形状別の数量構成比をみると、オーバーヘッド型が52%に縮小し、イヤホン型が前年の30%から48%へ拡大した。
また、ミニコンポは、PCやUSBメモリーなど他機器との連携の良さが支持を集め、数量前年比4.7倍、金額前年比3.7倍となった。結果、ハイレゾオーディオ売り上げに占めるミニコンポの構成比は前年の1%から4%に拡大した。
このようにハイレゾオーディオは縮小基調にあるオーディオ市場で存在感を高めているとGfKジャパンは解説。販売構成比をみると、オーディオ機器全体では数量ベースで3%(前年2%)、金額ベースでは14%(前年10%)に達した。また、携帯音楽プレーヤーでは数量ベースで15%、金額ベースで23%に、ステレオヘッドホンでは数量ベースで2%、金額ベースで12%に上昇した。
加えて、オーディオ機器以外でもハイレゾ対応が進んでいることにも言及。スマートフォンではハイレゾ対応モデルのラインアップが前年の2.4倍に増え、その年間販売台数は携帯音楽プレーヤーを上回っており、「ハイレゾの視聴環境は広がっているといえる」とした。
上記の各種数値は全国の家電量販約4,000店の販売実績を集計した調査に基づくもの。96kHz/24bit以上対応のデジタルデバイス(アンプ、プレーヤー、レシーバー、ミニコンポ、USB-DAC)と、高域再生性能40kHz以上のアナログデバイス(スピーカー、ステレオヘッドホン)をハイレゾ機器として定義した。