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会場内に大規模ブースを展開

<HIGH END>デノン、「DCD/PMA-2500NE」やマルチルームスピーカー「HEOS」をアピール

公開日 2016/05/16 16:17 編集部:小澤貴信
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5月初旬に独ミュンヘンで開催された世界最大規模のオーディオショウ「HIGH END」にて、デノンは今年も大型ブースを出展。国内でもお馴染みのHi-FiコンポーネントやAVアンプ、北米や欧州で展開するマルチルーム・ワイヤレススピーカー「HEOS」などを披露した。

DCD/PMA-2500NEをB&W「804 D3」と組み合わせてデモ

「HEOS」も強くアピール

Hi-Fiコンポーネントでは、日本では2月より発売となった2500シリーズのSACDプレーヤー「DCD-2500NE」とUSB-DAC内蔵プリメインアンプ「PMA-2500NE」が登場。欧州においても「New ERA」を掲げ、オーディオファンに向けて大々的に紹介されていた。

「DCD-2500NE」(右)と「PMA-2500NE」(左)

日本国内で昨年大きなブレイクを果たしたコンパクトHi-Fi「デジタライゼーション」シリーズも出展。ネットワークレシーバー「DRA-100」、プリメインアンプ「PMA-50」、CDプレーヤー「DCD-50」のデモが行われていた。

「DRA-100」(上段)や「PMA-50」(下段右)などデジタライゼーションシリーズの各モデルも登場

AVアンプでは、ドルビーアトモスやDTS:Xに対応する最上位モデル「AVR-X7200W」などが出展された。また、会場内には家庭のデスクトップ環境を模したコーナーが設けられ、ここではネットワークCDレシーバー「RCD-N9」を中心とするコンパクトなオーディオシステムを提案。ホワイト色の本機も含めて、生活空間とのマッチングもアピールされていた。

AVR-X7200Wのシルバーカラーモデル(日本未登場)

デスクトップ環境を模したコーナーでは「RCD-N9」を中心としたオーディオシステムを紹介

日本では未導入ながら、昨年に引き続き大きくスペースを割いて紹介していたのが、マルチルーム・ワイヤレススピーカー「HEOS」シリーズだ。HEOSシリーズの主要スピーカーは、Wi-FiによるネットワークおよびBluetoothによる音楽再生が可能だ。ネットワークおよびUSB経由での再生についてはハイレゾ再生にも対応している。

欧州や北米では音楽再生の主役の座を揺るぎないものとしている音楽ストリーミングへの対応も特徴。専用アプリと組み合わせることで、SpotifyやPANDTRA、Amazon Music、TIDALといった音楽サービスをHEOSで高音質に楽しむことができる。

「HEOS 5」

ステレオ使用した「HEOS 1」

ラインナップについては、ハイレゾ再生にも対応したマルチルームスピーカーが「HEOS 7」「HEOS 5」「HEOS 3」とサイズ別に展開。最もコンパクトな「HEOS 1」は、2基用いることでステレオ再生を行うことが可能だ。

他にもサウンドバータイプの「HEOS HomeCinema」、HEOSの機能を備えたアンプ「HEOS AMP」やプリアンプ「HEOS LINK」など豊富なラインナップを用意。本機においても生活空間を想定したデモスペースが用意されており、ライフスタイルにマッチした音楽体験を提案していた。

「HEOS AMP」

日本への展開については現時点では未定とのこと。日本でもApple MusicやGoogle Play Musicなどストリーミングへの移行はゆるやかながら進んでおり、SpotifyやTIDALといった日本未上陸のストリーミングサービスと合わせて、HEOSの日本登場を期待したい。

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