UHD-BD再生機のラインナップ拡充
パナソニック、Ultra HD Blu-ray再生対応レコーダー“DIGA”「UBZ2020/1020」。9万円から
また、スマートフォンのリモート視聴アプリ「Panasonic Media Access」も機能を強化。DIGAに録画した番組をリモート視聴するだけでなく、スマホの内蔵メモリに番組持ち出しをWi-Fiで行うことも可能になる。これにより、飛行機やトンネル内などネット環境のない状況でも番組を視聴できるようになる。
Android版アプリではさらに、持ち出し番組の自動転送設定が可能。ディーガ本体で「持ち出し番組作成」メニューを「入」にし、アプリ側では番組情報画面に表示される「あとで見るリスト」に番組を追加しておくと、自宅に帰った際に番組をWi-Fiで自動転送する。なお、iOSでは自分でアプリを起動すれば持ち出し転送が開始される。
さらに、有料会員サービスのディモーラに登録すれば、持ち出し番組の画質選択も可能。通常はVGA(1.5Mbps)のみであるところが、720p(1.5Mbps)とVGA(650kbps)も設定可能で、スマホ側の容量に応じて画質を自分で選択できるようになる。
なお、Media Accessアプリでの番組持ち出し機能には、2016年春モデルの“全自動ディーガ”「DMR-BRX7020/4020/2020」も後日のアップデートで対応する予定。
■CDリッピングにやハイレゾアップコンバートにも新対応
音楽関連機能では、CDリッピングに新対応。CD楽曲を本体HDDにリッピングしてFLAC形式で保存できるようになった。リッピングの際にはGracenoteから楽曲情報やジャケット画像を入手する。
なお従来から引き続き、e-onkyo musicからのハイレゾ音源の直接ダウンロードにも対応。ミュージックサーバーとしての機能も備え、ダウンロードしたりリッピングした音源を「サウンドジャンプLink」機能を使い、家庭内の同一ネットワークにあるコンポなどで再生できる。
また、楽曲一覧画面から「スマホで操作」を選択すると表示されるQRコードをスマホで読み取ると、スマホ画面から楽曲再生等の操作が可能。Media Accessアプリで「ディーガで音楽」メニューを選んでも同様の操作が行える。この機能を利用することで、テレビ画面がオフの状態でもスマホで選曲や再生指示ができる。
音楽だけでなく、放送中や録画したテレビ番組、BD/DVD、YouTubeなどの音声もハイレゾ相当にアップコンバートする「ハイレゾ・リマスター」機能も新搭載。同時発表の“ディーガスピーカー”「DY-SP1」とHDMI接続することで本機能を利用可能になる。
本機能では、上記テレビ番組などの音声を192kHz/24bit相当にまでアップコンバート。アップコンバート処理時の高域と低域に対する音の補完量の違いによる強/中/弱の3段階を選択可能で、リモコンの黄色ボタンで切り替えることができる。またハイレゾ音源の再生時には、処理を行わない「ハイレゾ原音」設定も選択できる。
関連リンク
- ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
- ブランドPANASONIC
- 型番DMR-UBZ2020
- 発売日2016年11月下旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格100,000円前後)
【SPEC】●チューナー:地上/BS/110度CSデジタル×3 ●入出力端子:HDMI出力×2、光デジタル音声出力×1、USB×2、LAN ●消費電力:33W ●外形寸法:430W×66H×199Dmm(突起部含む) ●質量:約3.0kg
- ジャンルBlu-rayディスクレコーダー
- ブランドPANASONIC
- 型番DMR-UBZ1020
- 発売日2016年11月下旬
- 価格¥OPEN(予想実売価格90,000円前後)
【SPEC】●チューナー:地上/BS/110度CSデジタル×3 ●入出力端子:HDMI出力×2、光デジタル音声出力×1、USB×2、LAN ●消費電力:33W ●外形寸法:430W×66H×199Dmm(突起部含む) ●質量:約2.9kg