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IPリモート&ストリーミングに対応

パナソニック、小型軽量の業務用ポータブルレコーダーと4K対応カメラヘッドを開発

公開日 2016/11/04 18:18 藤原義孝
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パナソニックは、業務用ポータブルレコーダー「AG-UMR20」および専用オプションの4Kコンパクト・カメラヘッド「AG-UCK20」の試作機を開発したと発表した。2017年春の発売を予定している。

AG-UMR20とAG-UCK20

AG-UMR20は2009年に発売の業務用HDポータブルレコーダー「AG-HMR10A」の後継機種にあたるモデル。

単体では3G-SDI入力(23.98PsF対応)からHD(1080P/59.94p)収録が可能。SDXCメモリーカード対応のダブルSDメモリーカードスロットを備え、リレー記録によるノンストップの長時間記録に対応する。新設されたLAN端子により、IP接続による外部からのリモートコントロールとネットワークへのストリーミング出力も実現した。

同社Remoteカメラシステムとの連携も可能。そのほか、HDMI出力、マイク/ライン入力を搭載。専用オプションのコンパクト・カメラヘッドAG-UCK20の使用により、4K(2160/29.97p)収録も可能となる。

AG-UCK20は広角・高倍率20倍ズーム、16軸独立色補正機能、5軸ハイブリッド画揺れ補正、赤外線撮影、NDフィルターの設定などが特徴。専用ケーブル(別売り/最長20m)で接続したAG-UMR20からカメラリモートが行える。またAG-UMR20のカメラリモート端子を用いたレックS/S・ズームの手元操作に加え、フォーカス・アイリスの手元操作も可能。

本機は11月16日(水)から18日(金)まで、千葉県・幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2016」に出展される。

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