SNSアップロードや編集も可能なアプリを無料提供
フロンティアファクトリー、コンパクトな球形360度VRアクションカメラ「360fly」。4KとHDの2機種
さらに、それをダイレクトにYouTube、FacebookなどのSNSにアップしてインタラクティブ360度映像として共有することも可能。また撮影した映像をアプリからワンタップでVRに変換でき、一般的なVRヘッドセットを使って簡単にVRで楽しむこともできる。
パソコンでの映像編集や管理には、無料のデスクトップアプリ「360fly Director」(Windows、Mac対応)を用意。なお、本体をPCとUSB接続した際に現在は充電および外部ストレージとして認識される仕様だが、近い将来のアップデートによって、電源供給を行いつつライブストリーミングを行えるようになるという。
■高画質でタイムラプスや静止画撮影にも対応する上位機「360fly 4K」
上位機「360fly 4K」は、16メガピクセル画像センサーを搭載し、2,880×2,880解像度、50Mbps、最大30fpsの360度4K映像の撮影が可能なモデル。
360度映像は2,880×2,880/30fps、2,880×2,880/24fps、1,728×1,728/60fpsから選択でき、24fpsおよび1,728×1,728/60fpsでの撮影時にはスマホ画面でリアルタイムに映像をモニタリングできる。フロンティアファクトリー代表取締役の奥田哲生氏は、この点について「動画撮影中もリアルタイムでモニターできるのも大きな特徴。他社製品ではできないものも多い」とアピールする。
16:9 の主観(POV)映像や静止画撮影にも対応。360度動画でのタイムラプス撮影や動画撮影中の360度静止画撮影も行えるほか、静止画ではバーストモード(連写撮影)も備えている。
また、モーション/オーディオトリガー録画にも対応。被写体の動きや音声を感知して自動で録画を開始するようにもできる。
64GB内蔵メモリーと稼働時間1.5時間以上のバッテリーを搭載。これにより、最大2時間分、連続45分間の360度4K映像撮影が行える。なお本機および「360fly HD」ともにSDカードなどの外部メモリースロットは備えていない。
■機能を省き低価格を実現したエントリー機「360fly HD」
一方の「360fly HD」は撮影時の解像度を抑えるなどしたエントリーモデル。1,504×1,504解像度、20Mbps、29.97fpsの360度映像が撮影できる。
次ページ「目指しているのは360度映像のエコシステムを作ること」