65型と55型の2サイズ、3月上旬発売
東芝、同社初の4K有機ELテレビ“REGZA”「X910」。「熟成超解像」やAIなどで高画質化
東芝は、有機ELディスプレイを採用した4Kテレビ“4K有機EL REGZA"「X910シリーズ」を3月上旬に発売する。65型と55型の2サイズで展開し、価格は65型の「65X910」が90万円前後、55型の「55X910」が70万円前後での実売が予想される。
4K(3,840×2,160)解像度でHDR対応の有機ELパネルを採用し、有機EL専用の高画質処理エンジン「OLED レグザエンジン Beauty PRO」を新開発で搭載。ローカルコントラスト復元、AI機械学習HDR復元、熟成超解像、アダプティブフレーム超解像、美肌リアライザー、広色域復元プロといった数多くの高画質化技術も搭載している。
高画質処理エンジン「OLED レグザエンジン Beauty PRO」では、ソフトウェアの部分を有機ELモデル専用に開発。このソフトを「Z20X」にも使っていた画像エンジンと組み合わせている。なお、「Z700X」の発表会で参考展示していた8K対応モデル(関連ニュース)もこのエンジン4基で駆動させており、「液晶最高峰のモデルも、8Kモデルも、そして有機ELモデルもドライブできるように見越してベースエンジンを開発していた」という。
また、地デジチューナーを9基搭載し、いわゆる全録機能の「タイムシフトマシン」にも対応(3基が通常録画用で6基が全録用)。BS/110度CSチューナーは3基備え、4K対応のスカパー!プレミアムサービスチューナーも搭載。さらに、NETFLIX、ひかりTVの4K VODと4K-IP放送、dTV、4Kアクトビラ、YouTubeといった各種4Kサービスにも対応している。なおHDRはHDR10とHLGの両方に対応している。
■新たな高画質化機能を多数搭載
前述のように非常に多くの高画質化技術を搭載。まず「熟成超解像」は、映画などの24フレーム/秒の映像に対し、超解像処理とノイズリダクションをそれぞれ2回行うというもので、超解像処理とノイズリダクションで4Kにアップコンバートした上で、その4K化された映像に対してさらに超解像処理とノイズリダクションを追加。これにより、ノイズを抑えた自然で精細感ある映像にするという。
「アダプティブフレーム超解像」は、5フレームものフレームを参照しノイズ処理を行いながら、精細感を復元する従来の「複数フレーム超解像」を進化させたもの。60fpsの通常のテレビ番組、24fpsの映画BDソフト、30fpsのCMコンテンツなど、映像の種類ごとにフレーム数を判別し、それに応じて適切な参照フレームを選択することで、さらにノイズやチラつきを抑えた精細でクリアな映像を再現するという。
4K(3,840×2,160)解像度でHDR対応の有機ELパネルを採用し、有機EL専用の高画質処理エンジン「OLED レグザエンジン Beauty PRO」を新開発で搭載。ローカルコントラスト復元、AI機械学習HDR復元、熟成超解像、アダプティブフレーム超解像、美肌リアライザー、広色域復元プロといった数多くの高画質化技術も搭載している。
高画質処理エンジン「OLED レグザエンジン Beauty PRO」では、ソフトウェアの部分を有機ELモデル専用に開発。このソフトを「Z20X」にも使っていた画像エンジンと組み合わせている。なお、「Z700X」の発表会で参考展示していた8K対応モデル(関連ニュース)もこのエンジン4基で駆動させており、「液晶最高峰のモデルも、8Kモデルも、そして有機ELモデルもドライブできるように見越してベースエンジンを開発していた」という。
また、地デジチューナーを9基搭載し、いわゆる全録機能の「タイムシフトマシン」にも対応(3基が通常録画用で6基が全録用)。BS/110度CSチューナーは3基備え、4K対応のスカパー!プレミアムサービスチューナーも搭載。さらに、NETFLIX、ひかりTVの4K VODと4K-IP放送、dTV、4Kアクトビラ、YouTubeといった各種4Kサービスにも対応している。なおHDRはHDR10とHLGの両方に対応している。
■新たな高画質化機能を多数搭載
前述のように非常に多くの高画質化技術を搭載。まず「熟成超解像」は、映画などの24フレーム/秒の映像に対し、超解像処理とノイズリダクションをそれぞれ2回行うというもので、超解像処理とノイズリダクションで4Kにアップコンバートした上で、その4K化された映像に対してさらに超解像処理とノイズリダクションを追加。これにより、ノイズを抑えた自然で精細感ある映像にするという。
「アダプティブフレーム超解像」は、5フレームものフレームを参照しノイズ処理を行いながら、精細感を復元する従来の「複数フレーム超解像」を進化させたもの。60fpsの通常のテレビ番組、24fpsの映画BDソフト、30fpsのCMコンテンツなど、映像の種類ごとにフレーム数を判別し、それに応じて適切な参照フレームを選択することで、さらにノイズやチラつきを抑えた精細でクリアな映像を再現するという。