サブウーファーの左右独立振動に対応
Skullcandy、サブウーファー搭載で“震える”ヘッドホンのワイヤレスモデル「CRUSHER WIRELESS」
Skullcandyは、サブウーファーを搭載した“震えるヘッドホン”「CRUSHER」のワイヤレスモデル、「CRUSHER WIRELESS(クラッシャーワイヤレス)」を4月7日から発売する。価格は21,800円(税抜)。
CRUSHERは、世界初というサブウーファー搭載の“震えるヘッドホン”として、現在までに45,000台を売り上げたとのこと。本機はそのBluetooth対応ワイヤレスモデルとなる。昨年のIFAで初披露されたモデルで(関連ニュース)、特許取得の新振動システム『Stereo Haptic Bass(ステレオハプティックベース)』や高解像度ユニットなど、ドライバーから電気回路までを新開発したという。
従来のCRUSHERがモノラルサブウーファーなのに対して、『Stereo Haptic Bass』は超低音域のステレオ再生に対応。左右独立した振動でより立体的かつリアルな低音域を再現するとのこと。また、従来に引き続き、振動レベルを調整できるコントロールレバーをハウジングに搭載している。同社は、音楽以外にも映画やゲーム、VRといったコンテンツでの使用で深い没入感を得られると紹介している。電気回路も独自デザインによって新開発し、オーディオドライバーとの最適化を図っている。
新開発の40mm径ドライバーユニットは、従来機種よりもさらに解像度が高くクリアな音質を実現するとしている。また、ヘッドバンドからスライダーまでの素材を従来のプラスチックからメタルに変更。安定した装着性も実現した。さらにPUレザーを使用した形状記憶イヤーパッドにより音漏れを防ぎ、装着感も向上させた。
折りたたみ式で、イヤーカップ部にはマイクを内蔵。左側にはスライド式の振動調整レバーを搭載し、直感的に振動の強さが調整できるとのこと。スライダーを一番下まで下げると振動機能をOFFとし、通常のヘッドホンとしての使用も可能。右側には電源、音量調整、通話/選曲ボタンを装備。内部素材にはABSプラスチックを使用し、耐久性を高めている。
BluetoothはVer.4.2。充電式バッテリーを内蔵し、充電時間は約2時間〜2時間30分。振動機能を使用した状態で最大40時間の連続使用が可能とのこと。
有線での使用も可能で、マイク搭載のワンボタン式リモコンを備えた3.5mmオーディオケーブルも付属。なお、有線接続時でも内蔵バッテリーの充電が切れている場合は、振動機能の使用は不可となる。プラグ形状はストレートタイプ。
付属の「プロテクティブトラベルバック」は、外側は耐久性の高いナイロン、中は起毛素材のフリース生地を採用。付属の充電用のmicroUSBケーブルもオリジナルで、、端子部にはSkullcandyのロゴが施される。
インピーダンスは32Ω、振動ドライバーは34mm口径で、インピーダンスは13Ωとなる。質量275g。
■ライブ会場や映画館にいるような深い臨場感を味わえるのが特徴
本日開催された発表会では、Skullcandy・代表執行者の大石哲也氏が登壇。2017年1月時点でヘッドホン市場を占めるワイヤレスの割合が、全価格帯で35%であり、20,000円〜25,000円の価格帯では46%以上と需要が拡大していることを挙げ、CRUSHER WIRELESSの投入でさらにSkullcandyのブランドを広めていきたいと語った。
続いて、セールスマネージャーの武久宗弘氏が製品詳細を説明。新に開発された振動システム「Stereo Haptic Bass」の特徴として、「従来モデルでは55Hz以下の低音に対して反応していたが、本機では45〜75Hzと更に広い範囲で振動させることが可能だ」と説明した。
また、サブウーファーのステレオ再生に対応したことで、左右で低域を分けているような映画やゲームなどと相性が良いという。新開発のオーディオドライバーも解像度を向上し、スムーズにサブウーファーと音がつながるよう設計したことで広い音場感を実現。これにより「スマホでも圧倒的なシアター体験」ができるとアピール。通勤・通学の電車内で、ホームシアターのような立体的で臨場感ある音響空間を実現できると述べた。
ターゲット層については、「従来モデルからのファン層や10代後半〜20代前半の男性をメインとしつつ、音楽だけではなくYouTubeやミュージックビデオ、映画、オンラインゲームなど動画を楽しむ層にもアピールしていきたい」とマーケティング部マネージャーの小浦里織氏は説明。
また本機の位置付けを「市場にあるオーディオ製品の中で最も臨場感に富む音響体験を提供するヘッドホン」として、「振動する深い臨場感」をコンセプトにPRしていきたいとした。今後はSNSを使ったキャンペーンのほか、Skullcandy社のあるビル1Fに体験型ショールームを展開。3月31日(金)から一般向けにオープンしていく。
実際、振動調整スライドを上の方に持っていって聴くと、ライブハウスでドラム音が胸に響いてくるような強い振動と低音が感じられた。楽曲や視聴映像に合わせて、自分の好きなポイントを見つけられると楽しめるだろう。
またヘッドバンド部はかなりしっかりとした安定感がありつつ、イヤーパッドが柔らかいので圧迫感なく装着できた。試したのはブラックモデルだったが、さらっとした触り心地のマットな質感と主張しすぎないロゴマークなどがかっこいい。もう一色の「GRAY TAN」はヘッドバンド上部に起毛素材のファブリックを使用していて、イヤーパッドもキャメルカラーで印象が大きく変わりそうだ。
CRUSHERは、世界初というサブウーファー搭載の“震えるヘッドホン”として、現在までに45,000台を売り上げたとのこと。本機はそのBluetooth対応ワイヤレスモデルとなる。昨年のIFAで初披露されたモデルで(関連ニュース)、特許取得の新振動システム『Stereo Haptic Bass(ステレオハプティックベース)』や高解像度ユニットなど、ドライバーから電気回路までを新開発したという。
従来のCRUSHERがモノラルサブウーファーなのに対して、『Stereo Haptic Bass』は超低音域のステレオ再生に対応。左右独立した振動でより立体的かつリアルな低音域を再現するとのこと。また、従来に引き続き、振動レベルを調整できるコントロールレバーをハウジングに搭載している。同社は、音楽以外にも映画やゲーム、VRといったコンテンツでの使用で深い没入感を得られると紹介している。電気回路も独自デザインによって新開発し、オーディオドライバーとの最適化を図っている。
新開発の40mm径ドライバーユニットは、従来機種よりもさらに解像度が高くクリアな音質を実現するとしている。また、ヘッドバンドからスライダーまでの素材を従来のプラスチックからメタルに変更。安定した装着性も実現した。さらにPUレザーを使用した形状記憶イヤーパッドにより音漏れを防ぎ、装着感も向上させた。
折りたたみ式で、イヤーカップ部にはマイクを内蔵。左側にはスライド式の振動調整レバーを搭載し、直感的に振動の強さが調整できるとのこと。スライダーを一番下まで下げると振動機能をOFFとし、通常のヘッドホンとしての使用も可能。右側には電源、音量調整、通話/選曲ボタンを装備。内部素材にはABSプラスチックを使用し、耐久性を高めている。
BluetoothはVer.4.2。充電式バッテリーを内蔵し、充電時間は約2時間〜2時間30分。振動機能を使用した状態で最大40時間の連続使用が可能とのこと。
有線での使用も可能で、マイク搭載のワンボタン式リモコンを備えた3.5mmオーディオケーブルも付属。なお、有線接続時でも内蔵バッテリーの充電が切れている場合は、振動機能の使用は不可となる。プラグ形状はストレートタイプ。
付属の「プロテクティブトラベルバック」は、外側は耐久性の高いナイロン、中は起毛素材のフリース生地を採用。付属の充電用のmicroUSBケーブルもオリジナルで、、端子部にはSkullcandyのロゴが施される。
インピーダンスは32Ω、振動ドライバーは34mm口径で、インピーダンスは13Ωとなる。質量275g。
■ライブ会場や映画館にいるような深い臨場感を味わえるのが特徴
本日開催された発表会では、Skullcandy・代表執行者の大石哲也氏が登壇。2017年1月時点でヘッドホン市場を占めるワイヤレスの割合が、全価格帯で35%であり、20,000円〜25,000円の価格帯では46%以上と需要が拡大していることを挙げ、CRUSHER WIRELESSの投入でさらにSkullcandyのブランドを広めていきたいと語った。
続いて、セールスマネージャーの武久宗弘氏が製品詳細を説明。新に開発された振動システム「Stereo Haptic Bass」の特徴として、「従来モデルでは55Hz以下の低音に対して反応していたが、本機では45〜75Hzと更に広い範囲で振動させることが可能だ」と説明した。
また、サブウーファーのステレオ再生に対応したことで、左右で低域を分けているような映画やゲームなどと相性が良いという。新開発のオーディオドライバーも解像度を向上し、スムーズにサブウーファーと音がつながるよう設計したことで広い音場感を実現。これにより「スマホでも圧倒的なシアター体験」ができるとアピール。通勤・通学の電車内で、ホームシアターのような立体的で臨場感ある音響空間を実現できると述べた。
ターゲット層については、「従来モデルからのファン層や10代後半〜20代前半の男性をメインとしつつ、音楽だけではなくYouTubeやミュージックビデオ、映画、オンラインゲームなど動画を楽しむ層にもアピールしていきたい」とマーケティング部マネージャーの小浦里織氏は説明。
また本機の位置付けを「市場にあるオーディオ製品の中で最も臨場感に富む音響体験を提供するヘッドホン」として、「振動する深い臨場感」をコンセプトにPRしていきたいとした。今後はSNSを使ったキャンペーンのほか、Skullcandy社のあるビル1Fに体験型ショールームを展開。3月31日(金)から一般向けにオープンしていく。
実際、振動調整スライドを上の方に持っていって聴くと、ライブハウスでドラム音が胸に響いてくるような強い振動と低音が感じられた。楽曲や視聴映像に合わせて、自分の好きなポイントを見つけられると楽しめるだろう。
またヘッドバンド部はかなりしっかりとした安定感がありつつ、イヤーパッドが柔らかいので圧迫感なく装着できた。試したのはブラックモデルだったが、さらっとした触り心地のマットな質感と主張しすぎないロゴマークなどがかっこいい。もう一色の「GRAY TAN」はヘッドバンド上部に起毛素材のファブリックを使用していて、イヤーパッドもキャメルカラーで印象が大きく変わりそうだ。
関連リンク
- ジャンルヘッドホン(単体)
- ブランドSKULLCANDY
- 型番CRUSHER WIRELESS
- 発売日2017年4月7日
- 価格21800
【SPEC】●ドライバー:40mm径ドライバーユニット ●Bluetooth:Ver.4.2 ●充電時間:約2時間〜2時間30分 ●最大連続使用時間:40時間 ●質量:275g