「Aura Portable」
<ヘッドホン祭>Auraがポータブルオーディオ参入。第一弾はセラミック筐体イヤホン
「春のヘッドホン祭2017」の完実電気ブースから、注目の出展内容をダイジェストでお届けしていく。
■ユキムはAuraのポータブルオーディオ製品を公開
ユキムは、Auraのポータブルオーディオブランド「Aura Portable」を立ち上げる。第一弾として、カナル型イヤホン「marble」とイヤホンケース「tornado」の2モデルを6月初旬に発売する。
カナル型イヤホン「marble」はセラミックとアルミのハイブリッド筐体を採用したことが最大の特徴で、これにより厚みのある低音を実現したという。価格はオープンだが12,000円前後での販売が予想される。
ドライバーユニットは8mm径のダイナミック型で、ケーブルはフラット型。ケーブルにはマイク付きリモコンも備える。
なおmarbleはパッケージにもこだわっており、Auraの名機「note」を模したデザインを採用している。
イヤホンケース「tornado」は想定売価5,000円程度の、栃木レザーを採用した巻き取り型ケース。内側にはエレクトロメッシュシートを備え、イヤホンやケーブルの静電気を除去することができる。4色のカラバリを揃えていることも特徴だ。
Aura Portableブランドは今後も製品を投入予定で、marbleとtornadoについては上位モデルを計画中とのこと。特にtornadoの上位モデルは、静電気除去機能や除湿機能を備えたイヤモニ用のケースとのことで、すでに具体的な計画が進行しているようだ。
■ラトックシステムはラズパイ関連製品多数
ラトックシステムは、先日発表されたばかりの“ラズパイ”搭載ネットワークトランスポート「RAL-NWT01」を展示した。6月上旬発売予定で、価格は72,000円(税抜)。
最新SoM「Raspberry Pi Compute Module 3 Lite」を採用。オーディオシステムへ導入しやすいよう、OSがプリインストールされたmicroSDカードを添付している。
さらに、Raspberry Piオーディオ機器組み込み用マザーボード「RAL-KCM3MB01」も出展。こちらも6月上旬の発売を見込み、価格はオープンだが25,000円前後での実売が予想される。
そのほかラズパイ・オーディオ用のジッターリムーバー・S/PDIFコンバーター、USBバスパワーエクステンダー、パワーボードなど、ラズパイオーディオを拡張するためのボードを参考出展。いずれも発売時期は未定とのことだった。
■フルテックは4.4mmコネクターを準備中
フルテックは、特に今回のヘッドホン祭にあわせた新製品はなく、既存の膨大なラインナップを紹介していた。特に売れているのが3.5mm-6.3mmの変換プラグとのこと。価格は3,600円。「必要とされるケースが多いのに、高品位なものはあまりなく、いわゆるありそうでなかった商品」と同社では販売好調の理由について説明する。
また実物は置かれていなかったが、同社では現在、4.4mmバランスに対応したコネクターを開発中とのこと。まずはケーブルを自作するユーザーのためのコネクターから販売していく予定だ。価格についてはまだ未定という。
■オルトフォンは「アナログをイヤホンで聴く」を継続
オルトフォンは、「アナログレコードをヘッドホンやイヤホンで楽しむ」というテーマを今回も継続して行っていた。アナログプレーヤーはAcoustic Solidの「Solid 113」システムで、カートリッジにはOrtofonブランドの「SPU95」を使用。このシステムでT.M,Networkの「Get Wild」をはじめとしたアナログ盤を聴くことができた。
なぜ「Get Wild」なのか説明員に尋ねたら、「いま話題の製品なので、ハイレゾの試聴楽曲に用意するブースが多いのでは、と考えた。アナログ盤を用意しておけば、それとの比較試聴ができる」とのことだった。
イヤホンで注力しているのは、昨年秋に発表した「e-Q8 Limited」。すでにe-Q8やe-Q7を持っているユーザーが興味をもって聴き、購入に至るケースが多いという。
■ユキムはAuraのポータブルオーディオ製品を公開
ユキムは、Auraのポータブルオーディオブランド「Aura Portable」を立ち上げる。第一弾として、カナル型イヤホン「marble」とイヤホンケース「tornado」の2モデルを6月初旬に発売する。
カナル型イヤホン「marble」はセラミックとアルミのハイブリッド筐体を採用したことが最大の特徴で、これにより厚みのある低音を実現したという。価格はオープンだが12,000円前後での販売が予想される。
ドライバーユニットは8mm径のダイナミック型で、ケーブルはフラット型。ケーブルにはマイク付きリモコンも備える。
なおmarbleはパッケージにもこだわっており、Auraの名機「note」を模したデザインを採用している。
イヤホンケース「tornado」は想定売価5,000円程度の、栃木レザーを採用した巻き取り型ケース。内側にはエレクトロメッシュシートを備え、イヤホンやケーブルの静電気を除去することができる。4色のカラバリを揃えていることも特徴だ。
Aura Portableブランドは今後も製品を投入予定で、marbleとtornadoについては上位モデルを計画中とのこと。特にtornadoの上位モデルは、静電気除去機能や除湿機能を備えたイヤモニ用のケースとのことで、すでに具体的な計画が進行しているようだ。
■ラトックシステムはラズパイ関連製品多数
ラトックシステムは、先日発表されたばかりの“ラズパイ”搭載ネットワークトランスポート「RAL-NWT01」を展示した。6月上旬発売予定で、価格は72,000円(税抜)。
最新SoM「Raspberry Pi Compute Module 3 Lite」を採用。オーディオシステムへ導入しやすいよう、OSがプリインストールされたmicroSDカードを添付している。
さらに、Raspberry Piオーディオ機器組み込み用マザーボード「RAL-KCM3MB01」も出展。こちらも6月上旬の発売を見込み、価格はオープンだが25,000円前後での実売が予想される。
そのほかラズパイ・オーディオ用のジッターリムーバー・S/PDIFコンバーター、USBバスパワーエクステンダー、パワーボードなど、ラズパイオーディオを拡張するためのボードを参考出展。いずれも発売時期は未定とのことだった。
■フルテックは4.4mmコネクターを準備中
フルテックは、特に今回のヘッドホン祭にあわせた新製品はなく、既存の膨大なラインナップを紹介していた。特に売れているのが3.5mm-6.3mmの変換プラグとのこと。価格は3,600円。「必要とされるケースが多いのに、高品位なものはあまりなく、いわゆるありそうでなかった商品」と同社では販売好調の理由について説明する。
また実物は置かれていなかったが、同社では現在、4.4mmバランスに対応したコネクターを開発中とのこと。まずはケーブルを自作するユーザーのためのコネクターから販売していく予定だ。価格についてはまだ未定という。
■オルトフォンは「アナログをイヤホンで聴く」を継続
オルトフォンは、「アナログレコードをヘッドホンやイヤホンで楽しむ」というテーマを今回も継続して行っていた。アナログプレーヤーはAcoustic Solidの「Solid 113」システムで、カートリッジにはOrtofonブランドの「SPU95」を使用。このシステムでT.M,Networkの「Get Wild」をはじめとしたアナログ盤を聴くことができた。
なぜ「Get Wild」なのか説明員に尋ねたら、「いま話題の製品なので、ハイレゾの試聴楽曲に用意するブースが多いのでは、と考えた。アナログ盤を用意しておけば、それとの比較試聴ができる」とのことだった。
イヤホンで注力しているのは、昨年秋に発表した「e-Q8 Limited」。すでにe-Q8やe-Q7を持っているユーザーが興味をもって聴き、購入に至るケースが多いという。