ハイレゾイヤホンやBluetoothスピーカーなどを各社が出展
1万円を切る完全ワイヤレスイヤホンなどAV機器にも注目展示。「GIFTEX」が開幕
このVUメーターは、ベースメーカーAshdwon Engineeringが使っているものを採用しており、実際に音楽へ合わせて針も動く。また、ヘッドホンとしてはアクティブノイズキャンセリング機能も備えている。現在はe☆イヤホンで先行展開しているが、「現在、本国で売れすぎてしまって在庫がない状態。在庫が確保できるようになったら、8月ごろからは量販店などにも販路を広げていく予定」(同社スタッフ)とのことだった。
また、左右筐体をマグネットでくっつけてボトル型にして持ち運んだりすることができるBluetoothスピーカー「DUOECHO(ディオエコ)」も展示。
鴻海のグループ会社であるFIT(Foxconn Interconnect Technology)による製品で、現在はクラウドファンディング「Makuake」で出資を受付中。11月頃から一般販売も開始予定で、価格は4万円程度になるのではないかという。
■トゥルーワイヤレスイヤホン「Ripple Buds」や特許技術「HDSS」搭載イヤホンなども
イヤホン関連では、(株)EFGもトゥルーワイヤレスイヤホン「Ripple Buds」を出展。世界9ヶ国で120個の特許を取得しているという独自のノイズキャンセリング機能「ノイズブロッキング技術」を搭載している点などが特徴で、近いうちに日本でも展開を予定しているとのことだった。
アクセスは、不要な音波を吸収して振動板をスムーズに動かすことでより生音に近い音源を再生できるという「HDSS技術」を国内メーカーとして初めて搭載したイヤホン「HDSS」を展示。
同技術ではETLという特殊な機器を内蔵することで上記のように不要な音波を吸収して振動板をスムーズに動かすというもの。米Blue Ever Blueが持っている技術だが、交渉して国内メーカーとして初めて利用することができるようになったという。
オウルテックは、水に浮かぶ防水のポータブルBluetoothスピーカーを展示。筒型の「OWL-BTSPWP02」(予想実売価格4,980円前後)と、よりコンパクトで丸型の「OWL-BTSPWP01」(予想実売価格3,980円前後)を用意し、ブースでは実際に水槽へ浮かべてのデモ展示も披露していた。
そのほか、サーモスはステンレス魔法びんの技術を活用したBluetoothスピーカー“VECLOS”「SSA-40」をデモ。興味深そうに製品を体験する来場者の姿も見られた。
また、ピュアオーディオファンにはお馴染みのディナウディオも出展し、ワイヤレスハイエンドスピーカー「Xeo」各モデルのデモを展開。オーディオマニア以外にも好評だとのことで、「少し前にも非オーディオ系のイベントに出展したが、Xeo2の在庫がなくなるほどの売れ行きだった」(ディナウディオジャパン 前田氏)という。
GIFTEX2017は7月7日(金)まで東京ビックサイトで開催。なおBtoB向けの商談会であり、一般ユーザーは入場できない。