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テクニクスのOTTAVA fも

<IFA>パナソニック、日本未発表のレトロデザインBTヘッドホンなど出展

公開日 2017/08/31 06:00 編集部:風間雄介
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パナソニックはドイツ現地時間30日、ベルリンの「IFA2017」会場でプレスカンファレンスを開催した。また、その後ブースをいち早く開放し、会期前に出展内容を公開した。本項ではブース内で見かけた注目展示をレポートしていこう。

レトロデザインの新BTヘッドホンに注目

パナソニックブースの出展内容で特に注目なのは、既に別項で紹介しているスマートスピーカー「SC-GA10」(関連ニュース)と、テクニクスの最高級アナログターンテーブル「SP-10R」(関連ニュース)だ。

そのほかの展示で注目なのは、日本では未見のBluetoothヘッドホン「RP-HTX80B」だ。価格は99ユーロで、ヨーロッパでは11月に発売予定。日本での発売にも期待したいところだ。

Bluetoothヘッドホン「RP-HTX80B」

右側のハウジング下部にボタン類を装備

外観から分かるとおり、レトロデザインのロングセラーヘッドホン「RP-HTX7」のテイストをベースに、Bluetooth化したモデル。ブースにはイエロー、ブラウン、ブラック、グレーの4色が置かれていた。

同系色の衣類などと展示することでファッション性をアピールしていた

着る服のカラーにあわせたトータルコーディネートを提案

展示方法についても、ただヘッドホンを置くだけでなく、同系色の衣服や靴、カバンなどと組み合わせるなど、ファッション性の高さを大々的にアピールしていた。一方で機能面も高く、1回の充電で20時間近くの再生が行える。

スポーツ向けイヤホンも多数展示

欧州ミズノとコラボしたというモデル「RP-BTS35M」

そのほか、UHD BDプレーヤー/レコーダーも出展。レコーダーが海外仕様で、4K放送を録画できることが可能になっているなど、日本とは若干仕様が異なるものが置かれていた。

UHD BD再生対応のレコーダー/プレーヤーも展示

写真は日本のUB90相当のプレーヤー「UB704」

またWi-Fi/Bluetoothスピーカーでは、「ALL」シリーズを大々的に展開。すでに欧州では発売済みのモデルが多いが、クアルコムのAllPlay技術に対応しており、マルチルーム再生が行える。

SC-ALL7CD

SC-ALL6

テクニクスゾーンでは、「SP-10R」が一番奥に置かれている一方、手前にはベルリン・フィルとの協業で開発されたハイレゾ対応一体型オーディオシステム「OTTAVA f(フォルテ)」が展示され、力の入れようの大きさが伺えた。

テクニクス“OTTAVA f(フォルテ)”「SC-70」

OTTAVA fの内部構造

ガラスカバーによるCDドライブ、Wi-Fi/イーサネット経由でのDLNA/AirPlay再生、SpotifyやTIDALなどの音楽ストリーミング、USB-A端子によるストレージ再生、Bluetooth、FMチューナー/DABチューナーなどを一つの筐体にまとめたシステム。

アンプにはテクニクスの他のモデルでおなじみのフルデジタルアンプ「JENO Engine」を採用。スピーカーは2.1ch構成で、本体前面にトゥイーター2基とミッドレンジ2基を装備。さらに本体底面にはダウンファイヤーのウーファーを1基備えている。

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