初出展の製品多数
<ヘッドホン祭>「Light Harmonic/LH Labs」の据置機に注目集まる。RHAはユニバーサルイヤホンを展示
本日11月3日と4日の2日間、東京・中野で開催される「秋のヘッドホン祭2017」。本稿ではバリュートレード、ナイコムのブースについてレポートする。
バリュートレードのブースでは、新しく日本での取り扱いが始まったブランド「Light Harmonic」と「LH Labs」の製品が目を引いた(関連記事)。2ブランドの関係はハイエンドオーディオ向けのLight Harmonic、そしてポータブルオーディオなど幅広い製品展開を行うべくサブブランドとして設立されたのがLH Labsとなる。
特徴的な外観の「Da Vinci DAC MKU」は、PCM 768kHz/32bit、DAD 11.2MHzまでに対応するUSB-DACで、Light Harmonicブランドから2015年に登場した製品。ヘッドホンアンプ内蔵USB-DAC「Vi DAC Tube」は、ESS製「ES9018AQ2M」を搭載しPCM 384kHz/32bit、DAD 11.2MHzまでに対応する。
Vi DAC Tubeは真空管バッファ方式の上位モデルで、弟機としてソリッドステート方式の「Vi DAC」もラインナップ。価格は予価でVi DAC Tubeが120万円前後、Vi DACが50万円前後を予定しているという。
会場ではCampfire Audioとコラボしたイヤホン「Asteria A1」も出展された。ドライバーはハイブリッド方式で、高域用に2基のBA型ドライバー、低域用にφ8.5mmのベリリウムPVDダイナミック型ドライバーという構成となっている。
Optoma/NuForceブランドからはNFMI採用の完全ワイヤレスイヤホン「BE Free8」をはじめ、Bluetooth接続イヤホン各種を展示。さらに参考出展として、「HEM」シリーズの最新モデル「HEM Dynamic」が用意された。
HEM Dynamicはダイナミックマイクロドライバーを搭載し、深みのある低音とバランスの取れた高音域を実現するとしている。再生周波数帯域は20Hz-40kHzとハイレゾスペックに対応している。
また同社ブースではRaspberry Pi用ボードの展示も行われており、評論家の海上忍氏が来場者からの質問に応えるといった場面も見られた。完成品のAVIOTのアルミケースだけでなく、説明・展示用に分解されたケースやボードが用意されていた。
なお、ラックスマンのブースでもRaspberry Piオーディオが展示されたほか、終日様々な企画が行われる「超!野村家 supported by SAFE LISTENING」の1コーナーとして野村ケンジ氏とのトークイベント「ラズパイオーディオ最新情報」が実施されるなど、“ラズパイ”への注目はポータブル業界でも大きそうだ。
ほか、AVIOTブランドのBluetoothイヤホン「WE-D01a」が参考出展。海上忍氏がサウンドチューニングに関わったというモデルで、コーデックはSBC、AAC、aptXに対応。汗などに耐えられるIPX4の防水性能で、運動時にも使用できるという。予価8,000円前後で、年内の発売を目指しているとのこと。
ナイコムのブースでは、同社が取り扱うRHA、GRADOの製品を展示。RHAから11月15日に発売予定のエントリークラスの新イヤホン「S500 Universal」(4,800円/税抜)、「MA390 Universal」(3,480円/税抜)を出展していた。
ともにユニバーサル・マルチファンクションボタンのリモコンを搭載しており、iOS専用モデルだった「S500i」に対してiOSでの機能制限はあるものの、Android/iOSの両対応を実現したモデルとなる。
また「MA750」をベースとしたネックバンド型Bluetoothイヤホン「MA750 Wireless」およびMAシリーズベースの「MA650 Wireless」も用意。「ユーザーから高い評価を得ている」というモデルで、ネックバンド部が柔らかく、小さく収納してポータブルで持ち運べる。
GRADOからはフラグシップヘッドホン「PS2000e」および、4ピンバランスXLR端子採用「PS2000e Balanced (4pin XLR)」を用意。2モデルの聴き比べが行えるようになっており、そのサウンドに来場者は時間を掛けて耳を傾けていた。
バリュートレードのブースでは、新しく日本での取り扱いが始まったブランド「Light Harmonic」と「LH Labs」の製品が目を引いた(関連記事)。2ブランドの関係はハイエンドオーディオ向けのLight Harmonic、そしてポータブルオーディオなど幅広い製品展開を行うべくサブブランドとして設立されたのがLH Labsとなる。
特徴的な外観の「Da Vinci DAC MKU」は、PCM 768kHz/32bit、DAD 11.2MHzまでに対応するUSB-DACで、Light Harmonicブランドから2015年に登場した製品。ヘッドホンアンプ内蔵USB-DAC「Vi DAC Tube」は、ESS製「ES9018AQ2M」を搭載しPCM 384kHz/32bit、DAD 11.2MHzまでに対応する。
Vi DAC Tubeは真空管バッファ方式の上位モデルで、弟機としてソリッドステート方式の「Vi DAC」もラインナップ。価格は予価でVi DAC Tubeが120万円前後、Vi DACが50万円前後を予定しているという。
会場ではCampfire Audioとコラボしたイヤホン「Asteria A1」も出展された。ドライバーはハイブリッド方式で、高域用に2基のBA型ドライバー、低域用にφ8.5mmのベリリウムPVDダイナミック型ドライバーという構成となっている。
Optoma/NuForceブランドからはNFMI採用の完全ワイヤレスイヤホン「BE Free8」をはじめ、Bluetooth接続イヤホン各種を展示。さらに参考出展として、「HEM」シリーズの最新モデル「HEM Dynamic」が用意された。
HEM Dynamicはダイナミックマイクロドライバーを搭載し、深みのある低音とバランスの取れた高音域を実現するとしている。再生周波数帯域は20Hz-40kHzとハイレゾスペックに対応している。
また同社ブースではRaspberry Pi用ボードの展示も行われており、評論家の海上忍氏が来場者からの質問に応えるといった場面も見られた。完成品のAVIOTのアルミケースだけでなく、説明・展示用に分解されたケースやボードが用意されていた。
なお、ラックスマンのブースでもRaspberry Piオーディオが展示されたほか、終日様々な企画が行われる「超!野村家 supported by SAFE LISTENING」の1コーナーとして野村ケンジ氏とのトークイベント「ラズパイオーディオ最新情報」が実施されるなど、“ラズパイ”への注目はポータブル業界でも大きそうだ。
ほか、AVIOTブランドのBluetoothイヤホン「WE-D01a」が参考出展。海上忍氏がサウンドチューニングに関わったというモデルで、コーデックはSBC、AAC、aptXに対応。汗などに耐えられるIPX4の防水性能で、運動時にも使用できるという。予価8,000円前後で、年内の発売を目指しているとのこと。
ナイコムのブースでは、同社が取り扱うRHA、GRADOの製品を展示。RHAから11月15日に発売予定のエントリークラスの新イヤホン「S500 Universal」(4,800円/税抜)、「MA390 Universal」(3,480円/税抜)を出展していた。
ともにユニバーサル・マルチファンクションボタンのリモコンを搭載しており、iOS専用モデルだった「S500i」に対してiOSでの機能制限はあるものの、Android/iOSの両対応を実現したモデルとなる。
また「MA750」をベースとしたネックバンド型Bluetoothイヤホン「MA750 Wireless」およびMAシリーズベースの「MA650 Wireless」も用意。「ユーザーから高い評価を得ている」というモデルで、ネックバンド部が柔らかく、小さく収納してポータブルで持ち運べる。
GRADOからはフラグシップヘッドホン「PS2000e」および、4ピンバランスXLR端子採用「PS2000e Balanced (4pin XLR)」を用意。2モデルの聴き比べが行えるようになっており、そのサウンドに来場者は時間を掛けて耳を傾けていた。